【登山靴の片づけ】これだけ!基本の3ステップ
①靴の内外の異物を取り除く
靴ひもを開放し、中敷きを外します。砂利が靴の中に残ったまま着用すると、摩擦で中の生地が傷み、防水性能が衰えてしまうこともあるので、しっかりと取り除いておきましょう。また、ソールの溝に挟まった土や小石も取り除きます。
②しっかり乾燥させる
まずは劣化に繋がる湿気を除去。雨で濡れた場合はもちろんですが、見た目は濡れていなくても汗などの湿気が中に貯まっていることも。風通しの良い場所で陰干しし、しっかりと乾かしましょう。中に新聞紙を入れるのも有効です。
➂外側の汚れを落とす
表面に汚れが蓄積していると、撥水・防水性能が十分に発揮されません。面倒ではありますが、柔らかなブラシで靴の表面の泥や砂を落とします。このとき、十分に靴を乾かしてから行うのが◎です。しつこい汚れがある場合は水洗いし、風通しの良い場所で陰干し。完全に乾いたら防水スプレーをかけて仕上げます。
▼登山靴の洗い方を詳しく見る
登山靴の保管方法
高温多湿になる場所を避け、風通しの良い場所に保管します。箱や密閉した袋での収納はNG。どうしても保管場所がなく、箱や押し入れにいれなければならない場合は、定期的に風通しの良い場所で陰干しするのがポイントです。
▼劣化に繋がるNGな登山靴の扱いを見る
【アウター類】使うたびに洗おう!
レインウエアやアウター類は、洗うと機能が低下してしまうのではないかと思いがちですが、実は逆なんです。目に見える汚れ以外にも、様々な汚れが付着。そのままにしてしまうと生地が劣化し、寿命が短くなる原因になります。使ったら洗うことを覚えておきましょう。
【ポイント】まずは、洗濯表示をチェック!
ザック同様に洗濯表示通りの取り扱いが基本。アウター類は洗い方から干し方まで決まっていることが多く、使用している素材や搭載している機能によって取り扱い方法は多岐にわたります。補足事項も必ず確認しましょう。
【アウター類の片づけ】これだけ!基本の3ステップ
①スタッフバッグから出す
使用したままスタッフバッグに入れっぱなしにしてしまうのは一番危険。カビや劣化の原因に。登山で使用しなかった場合も、必ずスタッフバッグから出すようにします。
②洗濯表示通りに洗濯
洗濯機を使用できる製品や脱水NGのものなど様々。アウトドア用品向けの洗剤や撥水剤を活用すると、楽にお手入れができます。
➂洗濯表示通りに干す
登山用のアウター類は吊るして、風通しの良い場所で陰干しすることを推奨している製品がほとんどです。
▼ゴアテックス製品の洗濯方法を詳しく見る
▼レインウエアの洗濯方法を詳しく見る
▼レインウエアの撥水性の回復させるには?
アウター類の保管方法
ハンガーにかけて吊るして保管。カビ発生や生地の劣化を防ぐためにも、高温多湿・直射日光を避け、風通しの良い場所を選びましょう。
登山後は、頑張りすぎないお片づけ
どのアイテムも「汚れはできるだけ早く落とす」「風通しの良い日陰に保管」がキーワード。登山のあとは、楽しい思い出と共に疲れも溜まっていて、荷物を片づけるのが面倒になってしまうこともありますよね。その日のうちに全部を済ますとまではいかなくとも、そのまま何日間も放置しないだけでグッと寿命が長くなりますよ!
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