衝撃の事実!汗を吸う機能って、永久じゃないの…?
山を登るとき、多くの人が吸水速乾性があるアンダーウェア・ベースレイヤーを着ているかと思います。「綿は汗が乾きにくいからダメ! 化繊のアンダーウェアじゃないと体が冷えちゃうよ!」と山の先輩や師匠に言われたことがある人もいるのでは?
買って満足してない?その吸水性、落ちてますよ!
しかし意外と知られていないのが、この吸水性は永遠ではないということ。なぜか「これは化繊だし汗を吸い続けてくれるし、ずっと使える優れもの!」と思ってしまいがちですが、実はそうではないんです。知ってましたか?
しばらく使ったレインウェアやソフトシェルの表面が撥水しなくなり、水がだら~っと流れていく…こんなシーンを経験したことある方、いますよね。つまり、これのベースレイヤー版というわけです。
吸水性が落ちてしまうとどうなるか? 当然ながらウェアが汗を吸ってくれないので、かいた汗はずっと肌に残ったまま、汗で濡れた状態がずっと続くということ。濡れたままでは、汗冷えを起こして体が冷える…想像に難くないですよね。