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今年も防寒着にお世話になる季節になりました

吐息が白く煙る季節。街中を歩いていても、店頭でも、目につくのは保温性の高いウェアではないでしょうか。
暖かい防寒ジャケットは秋冬シーズンの必需品。外出時にほぼ毎回着るウェアなので、1着だけだとクリーニングが追いつかず、2着目、3着目と何着か欲しくなるアイテムでもあります。
テクニカルに振るか、カジュアルに振るか、中間を狙うか

登山を趣味にしていれば、防寒ジャケットを山でも使いたいと思う人は多いはず。でも、あまりにも登山服然としたデザインだと、街中ではちょっと着づらい。逆に、カジュアルファッションに振り切ったものを買うと、重さや動きにくさが気になってしまい、山に持っていくのがおっくうになる……。
テクニカルな機能や着心地がありつつ、カジュアルライクなデザインのウェア。これが昨今のトレンドであり、最も汎用性が高いウェアの選び方といえるでしょう。
シームレスに選ばれている<THE NORTH FACE>に注目

山と街をシームレスに行き来できるウェアが各ブランドから発売されているなか、年代や性別を問わず圧倒的な人気を得ているのが、アメリカ生まれの<THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)>です。
1966年にサンフランシスコで創業したザ・ノース・フェイスは、山に根ざした名品を数多く開発する一方、過去には有名ファッションブランドのSupreme(シュプリーム)やGUCCI(グッチ)などとコラボレーションした実績があり、名実ともにアウトドアファッションを牽引するブランドと言っても過言ではありません。
山から街まで、まさにシームレスに歴史を紡いできたザ・ノース・フェイスから、秋冬シーズンに活躍すること間違いなしの、3着の防寒ジャケットをピックアップ。きっと気になる1枚が見つかるはずです。
model.1|サンダージャケット

公式サイトで「ミドラー」と紹介されているように、登山のレイヤリングにおけるミッドレイヤーに当てはまる中間保温着。撥水ダウンを採用するこちらのジャケットは、汗などの水気に長時間さらされても保温性が低下しにくく、本来の暖かさが持続します。
ザ・ノース・フェイス/サンダージャケット(メンズ)
¥35,200
サイズ:S〜XXL
重量:約305g(Lサイズ)
カラー:アルパイン、サミットゴールド(写真)、マッシュルーム、ブラック
ザ・ノース・フェイス/サンダージャケット(レディース)
¥35,200
サイズ:S〜XL
重量:約280g(Lサイズ)
カラー:ブルーエクリプス、マッシュルーム、ブラック、フォッシルアイボリー
ロフトが潰れやすい肩回りには化繊綿を使用

こちらのジャケットは、ショルダーハーネスでロフトが潰れてしまう肩回りのみ、化繊綿を封入。化繊綿を使うメリットは、万が一表地が擦れなどで破けてしまっても中綿が飛び出しにくい点が挙げられます。一定の保温性を確保しつつ、耐久性を高めた作りに注目です。
内側のチェストポケットに収まるパッカブル仕様

左胸の内側に大容量のチェストポケットがあり、スマートフォンなどを収納できるほか、ジャケット本体をまとめられるパッカブル仕様です。手のひらサイズに収まるので、バックパックの中に入れてもスペースを取らず、携行性に優れます。
【着用レビュー】無駄のないシルエットで動きやすい。高い保温性も実感

フィット感はピックアップした3着のなかで最もタイト。ただし、窮屈な着心地はなかったので安心を。立体的なパターンのおかげで動きやすく、ボディラインにフィットするのでアウターレイヤーの下にレイヤリングのしやすい印象を受けました。
一見膨らみが心許なく感じましたが、羽織るとしっかり暖かく、ダウンジャケットらしい高い保温性を実感できました。
