model.2|ベントリックスジャケット

化繊綿を封入した、今流行りのアクティブインサレーション。シート状の化繊綿に無数のスリットがあり、行動中はスリットが開くことで通気性を、休憩時はスリットが閉じることで保温性を発揮。スリットのおかげでストレッチ性も生まれ、動きやすさも備えています。
ザ・ノース・フェイス/ベントリックスジャケット(メンズ)
¥31,900
サイズ:S〜XXL
重量:約275g(Lサイズ)
カラー:マッシュルーム×トープ(写真)、サミットゴールド、ブラック
ザ・ノース・フェイス/ベントリックスジャケット(レディース)
¥31,900
サイズ:S〜XL
重量:約245g(Lサイズ)
カラー:ブルーエクリプス、マッシュルーム×トープ、ブラック
パンチングで実用的な通気性を実現

中綿にスリットが入っているのに加えて、裏地にも小さな穴をあけることで、不快な蒸れの放出をサポート。マイルドな防風性で体の冷えを防ぎつつ、汗や熱の抜け感を高めて快適な着心地を実現させています。
小さくまとめて手元に常備

サンダージャケットと同様に、こちらも内側のチェストポケットに収納できるパッカブル仕様。パッキング時に荷室のスペースを取りません。付属する小ぶりなスタッフサックに入れて持ち運ぶことも可能です。
【着用レビュー】細かなことを気にせず、ガシガシ使える便利な一着

化繊綿の強みは、表地に穴があいても中綿がロストする心配がなく、水気による保温性の低下を気にしなくていいところ。特にアイゼンやピッケルなど鋭利な道具を扱うシチュエーションやしっかり汗をかくシーンで扱いやすく、ストレスフリーで山行に集中できます。
ちなみに筆者はベストタイプを持っていて、暖かくて蒸れにくい実用性の高さは身をもって体感済みです。
model.3|ジップインサニーヌックジャケット

紹介してきた2着と異なり、こちらはしっかりとした保温着。通気性は備わらず、保温性を重視した作りが特徴です。それもあって、中綿には断熱効果の高い特殊な物質を練り込んだ“PRIMALOFT Gold Insulation with CROSSCORE Technology(プリマロフトゴールドインサレーション・ウィズ・クロスコアテクノロジー)”を使用。卓越した暖かさを実感できます。
ザ・ノース・フェイス/ジップインサニーヌックジャケット(メンズ)
¥41,800
サイズ:XS〜XXL
重量:約625g(Lサイズ)
カラー:アルパイン(写真)、マッシュルーム、ブラック
ザ・ノース・フェイス/ジップインサニーヌックジャケット(レディース)
¥41,800
サイズ:S〜XL
重量:約540g(Lサイズ)
カラー:セコイアレッド、ブラック、フォッシルアイボリー
スタンドカラーにフードあり

厳しい寒さを防ぎたいとき、フードは欲しい機能のひとつ。でも、街中で着るぶんには、見た目を阻害する要らない機能ともいえます。こちらのジャケットはそれぞれの声に応えるように、立ち襟のなかにフードを収納できるビルトイン仕様です。
暖かくなったら袖を外してベストタイプに

季節が進んで寒さが落ち着いてきたとき、高い保温性はかえって不快に感じてしまい、ウェアの出番が減る要因になってしまいます。ただし、こちらのジャケットは袖を取り外すとベストタイプに変更可能。長いシーズン着続けることができます。
【着用レビュー】カジュアルなのに機能的。かゆいところに手が届く注目アイテム

写真を見てもらうとわかるとおり、デザインは紹介する3着のなかでいちばんカジュアル。ただ、じつはフードが付いていたり、ベストとして使えたり、アウトドアウェアらしい機能が盛りだくさん。
保温着ではありますが、着心地とシルエットが気に入って、撮影で訪れた山を下山するまで着続けてしまいました。ゆっくりペースで歩くぶんには熱さが気になることはなかったです。
着用後の振り返り。こんなシチュエーションにおすすめです

秋冬シーズンに欠かせない保温着。最近は山でも街でも使えるデザインのウェアが人気です。シーンを選ばない汎用性の高いウェアは出番が増えること間違いなしですよね。
今回は機能性とファッション性を両立するザ・ノース・フェイスから、防寒ジャケットを3着紹介しました。どれか気になるものはあったでしょうか? 最後に、筆者の考えるおすすめユーザーやシチュエーションをまとめたので、購入時に参考にしてみてください。
- サンダージャケット
ダウンジャケットらしい保温性の高さが好印象。とにかく暖かいミドルレイヤーを探している人に紹介したい一着です。ただ、撥水ダウンとはいえ大汗をかく行程では保温性が低下する不安が残るので、そこまで運動量の多くない山行にちょうどいいでしょう。 - ベントリックスジャケット
サンダージャケットとは逆に、汗をかく運動量の多い山行にでかける場合は、こちらをおすすめします。化繊綿ジャケットの扱いやすさは環境が厳しくなるほどありがたみを感じるもの。アクティブ派はこちらが使いやすいと思えるはずです。 - ジップインサニーヌックジャケット
完全な保温着なので本格的な登山の行動着にはなりません。ただし、運動量が少ない行程であれば、着たまま行動するのもアリ。羽織るととても暖かいので、個人的にはゲレンデスキーのときにアウタージャケットの下に着たいと思いました。
ザ・ノース・フェイス サンダージャケット(メンズ)
| サイズ | S〜XXL |
|---|---|
| 素材 | <表地>PERTEX Quantum ECO(ナイロン100%)<中わた>WR CLEANDOWN PRO(ダウン90%、フェザー10%)<肩部分>GW-RISE-ECOPURE 60G(HEATSEEKER)(ポリエステル100%)<裏地>PERTEX Quantum ECO(ナイロン100%) |
| 重量 | 約305g(Lサイズ) |
| カラー | アルパイン、サミットゴールド、マッシュルーム、ブラック |
ザ・ノース・フェイス サンダージャケット(レディース)
| サイズ | S〜XL |
|---|---|
| 素材 | <表地>PERTEX Quantum ECO(ナイロン100%)<中わた>WR CLEANDOWN PRO(ダウン90%、フェザー10%)<肩部分>GW-RISE-ECOPURE 60G(HEATSEEKER)(ポリエステル100%)<裏地>PERTEX Quantum ECO(ナイロン100%) |
| 重量 | 約280g(Lサイズ) |
| カラー | ブルーエクリプス、マッシュルーム、ブラック、フォッシルアイボリー |
ザ・ノース・フェイス ベントリックスジャケット(メンズ)
| サイズ | S〜XXL |
|---|---|
| 素材 | <表地・裏地>20D×15D PERTEX Quantum Air Breathable Recycled Nylon(ナイロン100%)<中わた>VENTRIX ECO(ポリエステル100%) |
| 重量 | 約275g(Lサイズ) |
| カラー | マッシュルーム×トープ、サミットゴールド、ブラック |
ザ・ノース・フェイス ベントリックスジャケット(レディース)
| サイズ | S〜XL |
|---|---|
| 素材 | <表地・裏地>20D×15D PERTEX Quantum Air Breathable Recycled Nylon(ナイロン100%)<中わた>VENTRIX ECO(ポリエステル100%) |
| 重量 | 約245g(Lサイズ) |
| カラー | ブルーエクリプス、マッシュルーム×トープ、ブラック |
ザ・ノース・フェイス ジップインサニーヌックジャケット(メンズ)
| サイズ | XS〜XXL |
|---|---|
| 素材 | <表地>40D FT Ripstop Nylon(ナイロン100%(コーティング等樹脂加工))<中わた>PRIMALOFT Gold Insulation with CROSSCORE Technology 133g(ポリエステル100%)<フード>PRIMALOFT Silver 25g(ポリエステル100%)<裏地>20D Recycled Nylon Mini Ripstop(ナイロン100%) |
| 重量 | 約625g(Lサイズ) |
| カラー | アルパイン、マッシュルーム、ブラック |
ザ・ノース・フェイス ジップインサニーヌックジャケット(レディース)
| サイズ | S〜XL |
|---|---|
| 素材 | <表地>40D FT Ripstop Nylon(ナイロン100%(コーティング等樹脂加工))<中わた>PRIMALOFT Gold Insulation with CROSSCORE Technology 133g(ポリエステル100%)<フード>PRIMALOFT Silver 25g(ポリエステル100%)<裏地>20D Recycled Nylon Mini Ripstop(ナイロン100%) |
| 重量 | 約540g(Lサイズ) |
| カラー | セコイアレッド、ブラック、フォッシルアイボリー |
