まずは防水スプレーを正しく選ぼう
雨の多い時期には欠かせない防水スプレーには、大きく分けて、『フッ素系』と『シリコン系』の2種類があります。特性が異なるので、用途に合わせて選びましょう。なかには、フッ素とシリコンの両方を配合した防水スプレーもあります。
■フッ素系スプレー
フッ素樹脂を主成分とし、繊維1本1本をコーティング。高い撥水力で即効性があり、撥油・防汚性も高い。持続性はシリコン系に劣るものの、かけた後の風合いの変化が少なく、靴、衣類、バッグなど全般に使えるものが多い。
■シリコン系スプレー
シリコン樹脂を主成分とし、繊維の表面を膜でコーティング。かけた後に定着し、持続性が高い。通気性や透湿性を活かさないため、ゴアテックス素材等の製品には使用できない。傘など通気性を必要としないアイテム向き。また、シミになりやすいので革製品には使用しないほうが良い。
防水スプレーと撥水スプレーの違いは?
防水スプレーの効果的な使い方は?
防水スプレーおすすめランキングTOP15
おすすめの防水スプレーをランキング形式でご紹介!革製品に使用できる防水スプレーでも、爬虫類の皮革はNGの場合が多いので、購入の際は商品ごとの使用上の注意を必ず確認しましょう。
15位 サンアップ|強力防水スプレー[フッ素系・シリコン系]
フッ素とシリコンの両方を配合した防水スプレー。バッグや靴、スポーツ用品など、さまざまなアイテムに使えるうえ、420mlと大容量なのに手頃な価格であることも人気の理由です。
使用可能素材 | |||
革 | 〇 | 防水透湿素材 | × |
スエード・ヌバック | 〇 | ポリエステル | 〇 |
エナメル | × | キャンバス生地 | 〇 |
14位 セメダイン|防水スプレー多用途+長時間[フッ素系]
接着剤でお馴染みのセメダインの防水スプレー。靴、バッグ、スポーツウェアの繊維や革にと、多用途に使えます。撥油により、油汚れにもしっかり対応。
使用可能素材 | |||
革 | 〇 | 防水透湿素材 | × |
スエード・ヌバック | 〇 | ポリエステル | 〇 |
エナメル | × | キャンバス生地 | 〇 |
13位 エム・モゥブレィ|スエードカラーフレッシュ[フッ素系]
世界トップレベルの研究設備を持つ<M.MOWBRAY>。新品のうちから使用することで、汚れ防止や色あせ防止になります。無色なのでどんな色のものにも使用できます。
使用可能素材 | |||
革 | × | 防水透湿素材 | × |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | × |
エナメル | × | キャンバス生地 | × |
12位 クレップ|防水スプレー[フッ素系]
評判通りとても強力な防水性で大切なシューズを雨や汚れから守ってくれます。使用方法も簡単なのでおすすめ。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | ○ |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | ○ |
エナメル | × | キャンバス生地 | ○ |
11位 ロックタイト|超強力防水スプレー 多用途[フッ素系]
衣類や雨具、スポ―ツ・アウトドア用品など多用途に使用可能。通気性や風合いを損なわずに水や油を強力に弾きます。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | 〇 |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | ○ |
エナメル | × | キャンバス生地 | ○ |
10位 イズフィット|防水スプレー[フッ素系]
皮革や布、ナイロンなどオールマイティーに使用可能。水や油を弾き、汚れを付きにくくします。通気性や風合いも損ないません。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | × |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | ○ |
エナメル | × | キャンバス生地 | ○ |
9位 ヴィオラ|防水スプレー[フッ素系]
通気性を損なわずに、しっかり防水・防汚。炭酸ガスの採用により、冬場でも安定して防水スプレーを噴射できます。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | × |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | ○ |
エナメル | × | キャンバス生地 | ○ |
8位 コニシ|防水スプレー ハイパワー[フッ素系]
フッ素系の防水スプレー。繊維の通気性を損なわず、水や油の汚れをはじきます。傘約4本分の大容量です。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | × |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | ○ |
エナメル | × | キャンバス生地 | ○ |
7位 スコッチガード|防水スプレー スエード靴専用[シリコン系]
起毛革専用の防水スプレー。スエードにシミをつくらず、通気性も損ねません。乾いた靴に使用し、8時間以上自然乾燥させることで効果を高められます。
使用可能素材 | |||
革 | × | 防水透湿素材 | × |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | × |
エナメル | × | キャンバス生地 | × |
6位 ジェイソンマーク|リペル[フッ素系]
おしゃれなボトルにも人気で、近年話題のスニーカーアクセサリーブランドの防水スプレー。水性なので吸水性のある素材に使用可能。通気性を保ちながら水や汚れを弾きます。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | × |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | ○ |
エナメル | × | キャンバス生地 | ○ |
5位 コロニル|1909シュプリームプロテクトスプレー[フッ素系]
商品名にもある1909年に誕生したドイツのレザーケアブランド。そのためコロニル製品を支持する人も多数。成分が繊維に浸透して防水効果だけでなく、革に保革、栄養効果を与えます。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | × |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | × |
エナメル | × | キャンバス生地 | × |
4位 コロニル|ナノプロ[フッ素系・シリコン系]
フッ化炭素樹脂とシリコンオイルを配合。微細な凸凹状をつくり、液体の接地面を小さくして液体を浸み込みにくくする防水スプレーです。汚れも取り除きやすくなります。防水透湿素材にも使用可能。ラム、シープ、ヌメ革はNG。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | ○ |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | ○ |
エナメル | × | キャンバス生地 | ○ |
3位 ネバーウェット|ネオ[シリコン系]
表面に超撥水性を持つバリア層を形成し、水や油をよせつけません。吹きかけるだけで水が球体になって転げ落ちるほど撥水力が上がります。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | × |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | ○ |
エナメル | ○ | キャンバス生地 | ○ |
2位 コロニル|ウォーターストップ[フッ素系]
靴やバッグ、衣類などさまざまなアイテムに使用可能。パテントレザー(エナメル皮革)にも使える防水スプレーはなかなかなありません。防水透湿素材にも使用可能。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | ○ |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | × |
エナメル | 〇 | キャンバス生地 | ○ |
1位 アメダス|防水スプレー[フッ素系]
靴屋や靴売り場に必ずといっていいほど置いてあるのが、アメダスの防水スプレー。繊維の1本1本にフッ素樹脂をコーティングして、柔軟性や通気性を損なわずに防水・撥油・防汚の効果を与えます。靴以外の製品や防水透湿素材にも使用できます。
使用可能素材 | |||
革 | ○ | 防水透湿素材 | 〇 |
スエード・ヌバック | ○ | ポリエステル | ○ |
エナメル | × | キャンバス生地 | ○ |
雨に日も安心! 新品のうちから防水スプレーをしよう
大事な靴やバッグは購入してすぐにスプレーするのがおすすめです。はじめにスプレーしておくことで、汚れもつきにくくなるのでお手入れが格段に楽になります。急な雨に備えて、普段から用意しておきましょう。