ただいまー!……あれ、この荷物どうするの!?


【ザック】表面の汚れを落とすべし!

【ポイント】まずは、洗濯表示をチェック!

製品は洗濯表示通りに取り扱うことが基本。表示以外の方法での洗濯は、すべて自己責任になりますので、悩んだときはメーカーやクリーニング店に相談するのがおすすめです。ホームページで洗濯方法を紹介しているメーカーもあるので一度確認してみると良いでしょう。
洗濯表示の意味はこちら
【ザックの片づけ】これだけ!基本の3ステップ

タオルや柔らかいブラシで汚れを落とします。目立つ汚れには中性洗剤を使います。

汗や頑固な汚れが気になるときは大きい桶や浴槽に水をはり、中性洗剤で押し洗いをします。外せるパーツは個別に洗いましょう。洗濯機での丸洗いは型崩れや生地を傷める原因にもなるので手洗いが◎。ザックに洗剤が残っていると生地の劣化に繋がります。しっかりとすすぎ、水気を切るのがポイントです。

①②ともに汚れを落としたら、十分に乾燥。風の通りが良い日陰に干すのが正解です。ほとんどのザックは耐水性を高めるために生地にポリウレタンコーティングが施されています。このコーティングは紫外線に弱いので、劣化防止のためにも直射日光は避けること。雨の日の登山でザックが濡れてしまった場合も同様です。
▼ザックの洗濯方法を詳しく見る
ザックの保管方法

【登山靴】劣化の原因を取り除け!
多くの登山靴はミッドソールにポリウレタン素材が使われています。ポリウレタンには弱点があり、体脂や空気中の水分、大気ガス、熱、紫外線などの影響を受けて経年劣化。そのため登山靴は使用の有無に関わらず、一般的に製造から5年程度が寿命といわれています。この寿命は使用頻度や保存方法によっても変わってきますので、小まめにメンテナンスすることが長持ちさせる秘訣です。【登山靴の片づけ】これだけ!基本の3ステップ

靴ひもを開放し、中敷きを外します。砂利が靴の中に残ったまま着用すると、摩擦で中の生地が傷み、防水性能が衰えてしまうこともあるので、しっかりと取り除いておきましょう。また、ソールの溝に挟まった土や小石も取り除きます。

まずは劣化に繋がる湿気を除去。雨で濡れた場合はもちろんですが、見た目は濡れていなくても汗などの湿気が中に貯まっていることも。風通しの良い場所で陰干しし、しっかりと乾かしましょう。中に新聞紙を入れるのも有効です。

表面に汚れが蓄積していると、撥水・防水性能が十分に発揮されません。面倒ではありますが、柔らかなブラシで靴の表面の泥や砂を落とします。このとき、十分に靴を乾かしてから行うのが◎です。しつこい汚れがある場合は水洗いし、風通しの良い場所で陰干し。完全に乾いたら防水スプレーをかけて仕上げます。
▼登山靴の洗い方を詳しく見る
登山靴の保管方法

▼劣化に繋がるNGな登山靴の扱いを見る
【アウター類】使うたびに洗おう!

【ポイント】まずは、洗濯表示をチェック!

洗濯表示の意味はこちら
【アウター類の片づけ】これだけ!基本の3ステップ

使用したままスタッフバッグに入れっぱなしにしてしまうのは一番危険。カビや劣化の原因に。登山で使用しなかった場合も、必ずスタッフバッグから出すようにします。

洗濯機を使用できる製品や脱水NGのものなど様々。アウトドア用品向けの洗剤や撥水剤を活用すると、楽にお手入れができます。

➂洗濯表示通りに干す
登山用のアウター類は吊るして、風通しの良い場所で陰干しすることを推奨している製品がほとんどです。
▼ゴアテックス製品の洗濯方法を詳しく見る
▼レインウエアの洗濯方法を詳しく見る
▼レインウエアの撥水性の回復させるには?
アウター類の保管方法

登山後は、頑張りすぎないお片づけ

▼登山用品のケアに100均アイテムを活用!
▼登山用品のケアグッズ
▼登山用品のメンテナンス方法