干支登山してみない?十二支の名前がつくおすすめの山12座【全国版】

2021/12/31 更新

次はどこの山に行こう……そんなあなた、「干支登山」はいかがですか? 新年一発目の登山に、その年の動物の名がつく山へ登る人や、来年の年賀状用に登る人、けっこういるんですよ! 今回は全国に数ある「十二支の名がつく山」から、それぞれおすすめの山を紹介します。

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YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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アイキャッチ画像出典:PIXTA

干支登山してみない?

五竜岳と白馬岳の分岐
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次にどこの山に行こうか考えるとき、みなさんはどのようにして行き先を決めていますか? 「あの景色が見たい!」「あの道を歩いてみたい!」など、目的は様々あるかと思います。

そんな山選びのひとつの選択肢として、「干支登山」なんていかがでしょうか?

新年一発目の登山にも◎

登山靴
出典:PIXTA
干支登山とは、その年の動物の名がつく山に登ること。年が明けて最初の登山に、その年の動物の名がつく山を選ぶ人や、年末に来年の年賀状のために登る人も少なくありません。

もちろんお正月だけでなく、自分の干支の名がついた山に登るのも楽しいものです。

でも、動物の名がつく山は膨大にある……!

干支イラスト
出典:PIXTA
しかし、日本には2万5000分の1地形図に載っている山だけで16,667もの山があり(※1)さらに動物の名がつく山はとてつもない数あります。

「雪の形が馬に見えた」「鳥に似た雪渓がある」「熊や鹿は山の生き物の代表だから」など、数多くの理由によるのですが、十二支の名がつく山をすべて紹介するのはあまりにも膨大すぎる……。

ということで、今回はおすすめの山を厳選して紹介していきます。

十二支の動物の名がつくおすすめの山12座!

各干支につき1座ずつ、おすすめの山を紹介していきます! どこに行こうか探す際、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【子年】「ねずみ」が名前につくおすすめの山

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子の権現/650m(埼玉)
「鼠」がつく山は少なく、全部で5座。福井の鼠尾山、岐阜の大鼠山も候補に挙がりましたが、これらは藪漕ぎが多い山だとのこと。であればハイキングや初詣でも人気の「子の権現」はいかがでしょうか。

子の権現の草履
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子の権現は、「足腰守護の仏様」として人気。樹齢800年の埼玉県指定天然記念物「二本杉」があり、パワースポットと言われていますよ。日帰りハイキングにおすすめです。

【丑年】「うし」が名前につくおすすめの山

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牛首山/2280m(山梨県)
「牛」がつく山はかなりの数があります。特に北海道に多く、昔から運搬などに使われていた馴染みのある動物であることから、名がついている山が多いようです。今回は八ヶ岳の牛首山をセレクト。

赤岳と牛首山
出典:PIXTA(手前が牛首山、奥が赤岳)
牛首山は、八ヶ岳の主峰・赤岳へ登る際通過する山です。(真行寺尾根経由)赤岳へは険しい岩稜帯を行くため、無理せず登りたい方はこの山をゴールにしてもよいでしょう。

【寅年】「とら」が名前につくおすすめの山

寅年
出典:PIXTA
虎毛山/1,432m(秋田)
虎毛山は秋田の神室山地に属する山。由来は山腹に見える沢が、虎の縦じま模様に見えたことからだそうです。

虎毛山山頂
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山頂一帯は湿原となっており、「雲上の楽園」とも言われるほどの絶景です。東北百名山のひとつで、なんとその名から阪神タイガースファンの聖地にもなっているんだそう!

※平成30年8月の大雨被害により、現在登山道の通行止めをしております。復旧時期は未定です

秋田県湯沢市公式観光サイト

【卯年】「うさぎ」が名前につくおすすめの山

卯年
出典:PIXTA
兎岳/2,799m(静岡・長野)
実は「兎岳」という名前の山は、ここ以外に新潟にもあり、その他にも「小兎山」「赤兎山」「兎越山」などがありバリエーション豊か。今回は南アルプスの「兎岳」をおすすめします。

兎岳
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山頂にはハイマツが生え、雷鳥の生息地。運がよければ会えるかもしれません。展望は抜群です。すぐ北側には「小兎岳」があります。

【辰年】「たつ」が名前につくおすすめの山

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五竜岳/2814m(富山)
辰(竜・龍)は、十二支の中で唯一架空の生き物です。しかし、中国では古来よりもっとも力のある動物とされており、重要な生き物として位置づけられてきました。そのためか、「竜」の名がつく山はかなりの数存在しています。今回はやはり、北アルプスの有名なこの山!

出典:PIXTA
日本百名山のひとつでもある五竜岳。山頂からは鹿島槍ヶ岳や北アルプスの山々を望むことができる人気の山です。1泊2日以上の行程を要し、五竜岳を含む縦走をする上級者も少なくありません。

【巳年】「へび」が名前につくおすすめの山

ヘビの干支
出典:PIXTA
蛇谷ヶ峰/902m(滋賀)
比良山系の北に位置する蛇谷ヶ峰は、コースが7つあり比較的初級者向け。ファミリー登山にも最適です。5月ごろにはシャクナゲの群生地が見ごろを迎えます。ふもとから山頂に突き上げる谷が、蛇のように見えることからこの名で呼ばれているそうです。

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冬はスノーシューで人気の山に。山頂は360度のパノラマが気持ちいい!伊吹山や霊仙山も臨むことができます。比良山地最高峰の武奈ヶ岳からの縦走コースも人気です。

【午年】「うま」が名前につくおすすめの山

午年
出典:PIXTA
白馬岳/2,932m(長野・富山)
「馬」がつく山も、「牛」の時と同じ理由で数多く存在します。馬にまつわることわざがたくさんあるように、昔から人間と共生してきた動物です。となれば、やはり有名なこの山を外すわけにはいきません。

白馬大雪渓
 出典:PIXTA
多くのコースがありますが、とりわけ人気なのが「白馬大雪渓」。雪渓を歩く技術が必要なので、中級以上の登山者向けです。ここを通過して白馬岳へ向かうコースは白馬岳のゴールデンルートといえます。

【未年】「ひつじ」が名前につくおすすめの山

未年
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羊蹄山/1,898m(北海道)
「羊」がつく山も少なく、全部で5座。そのうち、日本百名山でもある羊蹄山をピックアップ。「蝦夷富士」とも呼ばれ、美しい円すい形が特徴の山です。

 出典:PIXTA
別名・後方羊蹄山(しりべしやま)と呼ばれており、夏は100種類以上の高山植物が咲き乱れます。アイヌ語で「女性」を意味するマチネシリ、とも呼ばれていたことから、女性向けのパワースポットとしても人気の高い山です。

【申年】「さる」が名前につくおすすめの山

申年
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庚申山/1,892m(栃木)
猿は今も山深い場所でよく見かけることから、人間に馴染みの深い動物といえます。そのため山の名前でも多いのですが、ここはあえて「猿」ではなく「申」の字の日光の山を紹介します。

コウシンソウ
 出典:PIXTA
日光国立公園内にあり、あわせて鋸山や皇海山を巡る登山者も多いです。頂上の展望はありませんが、6~7月にこの周辺にしか咲かないコウシンソウを見ることができますよ。

【酉年】「とり」が名前につくおすすめの山

酉年
出典:PIXTA
鳥甲山/2,038m(長野)
「鳥」がつく山は、実にたくさんあります。十二支の中でももっとも多いかもしれません。その昔、鳥たちが険しい山々を超えていくのを見た人間が、憧れを抱いてつけたという説もあります。数ある中から、日本二百名山の山を選びました。

鳥甲山
 出典:PIXTA
長野県の中でも特に豪雪地帯に位置するこの山は、昔から交通の便が悪く雪が積もると道は絶たれ、たどり着けませんでした。そのことから「秘境」と言われています。足場が悪いこともあり初級者向けの山ではありませんが、鳥が大きく羽を広げたような堂々とした山です。

【戌年】「いぬ」が名前につくおすすめの山

戌年
出典:PIXTA
犬鳴山/558m(大阪)
「犬ですら悲鳴をあげて登った」というほどの険しさ、が名前の由来のこの山。「犬鳴山」という山があるわけではなく「犬鳴川渓谷」を中心とした山域全体をそう呼んでいます。七つの滝が存在し、古くから修験の霊場として地元の人々に根付いてきました。

犬鳴山
 出典:PIXTA
現在はハイキングコースとして人気。「行者の滝」を目指すコースは初級者向けですが、「五本松」をめざすコースは行程時間も長く、なかなかの難易度。レベルにあわせて選べるのも魅力です。

【亥年】「いのしし」が名前につくおすすめの山

いのしし
出典:PIXTA
猪臥山/1,519m(岐阜)
飛騨高山にある猪臥山は、雲海ならぬ霧海(むかい)がみどころの山。山頂からは白山、御嶽、乗鞍岳、穂高連峰、立山連峰といった豪華な山々を臨むことができます。また、山頂付近まで車道があるため体力に自信のない方も行けるのがうれしいところ。

猪臥山 一方冬の雪景色も人気の山。冬は晴天率が高いので、空の青と樹氷のコンビネーションが美しく、登山客は絶えません。雪歩きももちろんですが、真っ白に染まった白山や御嶽山を眺めたい方にもおすすめです。

【おまけ】十二支に入れなかったあの動物

猫の置物
出典:PIXTA
猫魔ヶ岳/1,404m(福島)
「神様が『先着順で干支を決める』と告げた際、日時と集合場所を聞き漏らした猫にネズミが嘘を教えたため、十二支に入れなかった」というエピソードは有名です。この「猫」の名がつく山が、猪苗代湖周辺にある猫魔ヶ岳。「化け猫が出て人に危害を加える」という伝説がその名の由来です。

桧原湖、小野川湖、秋元湖の裏磐梯三湖
出典:裏磐梯ビジターセンター(桧原湖、小野川湖、秋元湖の裏磐梯三湖)
眺めがよく、猪苗代湖や雄国沼湿原、飯豊山連峰や磐梯山の雄大な姿が拝めます。体力に自信のない方は、雄国沼湿原のトレッキングだけでも自然をたっぷり楽しめますよ。

 気になった山はありましたか?

十二支
出典:PIXTA
十二支+1匹の名がつくおすすめの山を紹介してきました。この他に、その名がつく山は数えきれないほどあります。来年の年賀状用に登るもよし、年男・年女さんは該当の山に登るもよし。山へ行く際の選択肢として、こんな登山も楽しいかも!

 


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