十二支の動物の名がつくおすすめの山12座!
各干支につき1座ずつ、おすすめの山を紹介していきます! どこに行こうか探す際、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【子年】「ねずみ」が名前につくおすすめの山
子の権現/650m(埼玉)
「鼠」がつく山は少なく、全部で5座。福井の鼠尾山、岐阜の大鼠山も候補に挙がりましたが、これらは藪漕ぎが多い山だとのこと。であればハイキングや初詣でも人気の「子の権現」はいかがでしょうか。
子の権現は、「足腰守護の仏様」として人気。樹齢800年の埼玉県指定天然記念物「二本杉」があり、パワースポットと言われていますよ。日帰りハイキングにおすすめです。
【丑年】「うし」が名前につくおすすめの山
牛首山/2280m(山梨県)
「牛」がつく山はかなりの数があります。特に北海道に多く、昔から運搬などに使われていた馴染みのある動物であることから、名がついている山が多いようです。今回は八ヶ岳の牛首山をセレクト。
牛首山は、八ヶ岳の主峰・赤岳へ登る際通過する山です。(真行寺尾根経由)赤岳へは険しい岩稜帯を行くため、無理せず登りたい方はこの山をゴールにしてもよいでしょう。
【寅年】「とら」が名前につくおすすめの山
虎毛山/1,432m(秋田)
虎毛山は秋田の神室山地に属する山。由来は山腹に見える沢が、虎の縦じま模様に見えたことからだそうです。
山頂一帯は湿原となっており、「雲上の楽園」とも言われるほどの絶景です。東北百名山のひとつで、なんとその名から阪神タイガースファンの聖地にもなっているんだそう!
※平成30年8月の大雨被害により、現在登山道の通行止めをしております。復旧時期は未定です
【卯年】「うさぎ」が名前につくおすすめの山
兎岳/2,799m(静岡・長野)
実は「兎岳」という名前の山は、ここ以外に新潟にもあり、その他にも「小兎山」「赤兎山」「兎越山」などがありバリエーション豊か。今回は南アルプスの「兎岳」をおすすめします。
山頂にはハイマツが生え、雷鳥の生息地。運がよければ会えるかもしれません。展望は抜群です。すぐ北側には「小兎岳」があります。
【辰年】「たつ」が名前につくおすすめの山
五竜岳/2814m(富山)
辰(竜・龍)は、十二支の中で唯一架空の生き物です。しかし、中国では古来よりもっとも力のある動物とされており、重要な生き物として位置づけられてきました。そのためか、「竜」の名がつく山はかなりの数存在しています。今回はやはり、北アルプスの有名なこの山!
日本百名山のひとつでもある五竜岳。山頂からは鹿島槍ヶ岳や北アルプスの山々を望むことができる人気の山です。1泊2日以上の行程を要し、五竜岳を含む縦走をする上級者も少なくありません。
【巳年】「へび」が名前につくおすすめの山
蛇谷ヶ峰/902m(滋賀)
比良山系の北に位置する蛇谷ヶ峰は、コースが7つあり比較的初級者向け。ファミリー登山にも最適です。5月ごろにはシャクナゲの群生地が見ごろを迎えます。ふもとから山頂に突き上げる谷が、蛇のように見えることからこの名で呼ばれているそうです。
冬はスノーシューで人気の山に。山頂は360度のパノラマが気持ちいい!伊吹山や霊仙山も臨むことができます。比良山地最高峰の武奈ヶ岳からの縦走コースも人気です。
【午年】「うま」が名前につくおすすめの山
白馬岳/2,932m(長野・富山)
「馬」がつく山も、「牛」の時と同じ理由で数多く存在します。馬にまつわることわざがたくさんあるように、昔から人間と共生してきた動物です。となれば、やはり有名なこの山を外すわけにはいきません。
多くのコースがありますが、とりわけ人気なのが「白馬大雪渓」。雪渓を歩く技術が必要なので、中級以上の登山者向けです。ここを通過して白馬岳へ向かうコースは白馬岳のゴールデンルートといえます。