陣馬山ってどんな山?
標高 | 山頂所在地 | 山域 | 最高気温(6月-8月) | 最低気温(6月-8月) |
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854.8m | 東京都八王子市裏高尾町、神奈川県相模原市緑区 | 関東山地 | 11.9℃ | 25.8℃ |
四季折々に見せる景色
春になると山頂付近でキレイな桜が咲き誇り、5月の節句近くになると、山頂には大きな鯉のぼりが出現!
秋にはカエデなどの紅葉が山を彩り、訪れる人を楽しませてくれます。
山頂茶屋で食べれる陣馬名物
陣馬山には「清水茶屋」、「信玄茶屋」、「富士見茶屋」の3つの茶屋が。
陣馬山の麓・藤野の名物ゆずが使われている料理や、具だくさんの陣馬うどん・そば、なめこ汁など、美味しいメニューが盛りだくさん!
どの茶屋からも陣馬山の美しい景色を眺めることができますが、名物メニューが違うので茶屋巡りするのもおすすめです。
陣馬山の地図と天気もチェック
陣馬山に登る前に地図を用意して、ルートを調べましょう。天気も事前にチェックして、安全に登山をしてください。
今回は陣馬山だけ登る3つのコース、さらに縦走コースを2つ、計5つのコースを紹介します。
1番ポピュラー!新ハイキングコース
和田峠から行く最短コース
藤野駅から一の尾根をたどる静かなコース
おすすめ縦走路①:陣馬山〜高尾山
おすすめ縦走路②:三国山~生藤山~陣馬山
1番ポピュラー!新ハイキングコース
最高点の標高: 840 m
最低点の標高: 341 m
累積標高(上り): 575 m
累積標高(下り): -575 m
- 【体力レベル】★☆☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:2時間20分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
陣馬高原下バス停から最も近い新ハイキングコース。ハイキングと名前が付いていますが、登山道は勾配があるので、ある程度の体力は必要です。
木の根っこが露出している場所も多く、転倒注意ポイントです。






和田峠から行く最短コース
最高点の標高: 844 m
最低点の標高: 694 m
累積標高(上り): 156 m
累積標高(下り): -156 m
- 【体力レベル】★☆☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:50分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
和田峠に車でアクセスすれば、最短で頂上に行くことができます。斜度は子供でも登れるほどゆるやかで、危険箇所もほとんどなし。子供連れにもおすすめなコースとなっています。


山頂まではゆるやかな階段が続きます。約30分ほど歩けば山頂へ到着です。
藤野駅から一の尾根をたどる静かなコース
最高点の標高: 840 m
最低点の標高: 191 m
累積標高(上り): 912 m
累積標高(下り): -912 m
- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:4時間7分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
藤野駅から歩いて登山口まで行くルート。本数は少ないですが、藤野駅から陣馬登山口までバスもあります。陣馬高原下側より人が少ないので、静かな山歩きが楽しめるでしょう。



登山口から約1時間半ほど歩けば山頂に到着です。
おすすめ縦走路2選
縦走のスタートやゴールにも人気な陣馬山。ここでは、そんな陣馬山のおすすめ縦走路をご紹介します。
縦走初心者におすすめ!陣馬山〜高尾山
最高点の標高: 840 m
最低点の標高: 196 m
累積標高(上り): 1063 m
累積標高(下り): -1207 m
- 【体力レベル】★★★☆☆
- 日帰り
- コースタイム:7時間4分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
陣場山から景信山、小仏城山を経由し高尾山まで約17km縦走するコースです。距離は長いですが、巻き道やエスケープルートも多いので体力に合わせてルート変更が可能です。





大自然に囲まれた縦走路!三国山~生藤山~陣馬山
最高点の標高: 1000 m
最低点の標高: 341 m
累積標高(上り): 930 m
累積標高(下り): -1034 m
- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:5時間26分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
生藤山から和田峠を経由して陣馬山まで登るルート。生藤山の登山道は、春になると山桜やツツジなどのお花を見ることができますよ。


連行峰に茅丸、醍醐峠などのアップダウンを乗り越えて和田峠へと向かいます。疲れている場合は、和田峠から陣馬高原下バス停へと下れる舗装路を選択するといいでしょう。
各登山口へのアクセス
陣馬山は登山口近くまでバス停などがあるので、公共交通機関でアクセスしやすいです。自分に適した方法で向かいましょう。
新ハイキングコース登山口へのアクセス
【クルマの場合】
首都圏中央連絡自動車道「八王子西」ICー都道61号ー都道521号ー陣馬高原下 駐車場
【公共交通機関の場合】
京王電鉄orJR「高尾」駅下車、京王バス「陣馬高原下行き」乗車ー「陣馬高原下」下車ー新ハイキングコース登山口
京王バス|高尾駅~陣馬高原下 時刻表
和田峠登山口へのアクセス
【クルマの場合】
・中央自動車道「相模湖」ICー国道20号ー 県道522号ー和田峠 駐車場
・首都圏中央連絡自動車道「八王子西」ICー都道61号ー都道521号ー和田峠 駐車場
【公共交通機関の場合】
京王電鉄orJR「高尾」駅下車、京王バス「陣馬高原下行き」乗車ー「陣馬高原下」下車ー和田峠 登山口
生藤山登山口へのアクセス
【クルマの場合】
中央自動車道「上野原」IC-県道35号/県道520号-国道20号/県道520号-県道521号ー県道522号ー軍刀利神社駐車場
【公共交通機関の場合】
中央本線「上野原」駅下車、富士急バス「井戸(山梨県)行」乗車ー「井戸」下車ー生藤山登山口
富士急バス|上野原~井戸 時刻表
下山後に立ち寄れる日帰り湯情報
陣馬の湯・陣谷温泉
藤野駅側の登山口、栃谷尾根方面の川べりに建てられている温泉旅館。奥高尾の山々を見ながら入れる露天風の檜風呂が名物です。小さな浴場のため、ピークシーズンは事前に電話することをおすすめします。
陣馬の湯旅館・陣渓園
藤野駅側の奈良子尾根登山口近くにある温泉旅館です。露天の岩風呂は、栃谷川のせせらぎを聞きながら、季節ごとに変わる自然を楽しみながら入浴できます。
日帰り湯利用の場合は、事前に連絡してから行きましょう。お食事処もあるので、入浴後にお腹も満たせますよ。
夕やけ小やけ・ふれあいの里
陣馬高原下から高尾駅の間にある、農村体験型レクリエーション施設の日帰り湯。ガラス張りの大きな窓からは、高尾の山々が眼前に見えます。
施設内にはキャンプ施設やお食事処など、日帰り湯以外にも楽しみがいっぱいです。
山頂でゆっくりとした時間を楽しめる陣馬山
気軽にハイキングができる陣馬山は、子供から大人まで楽しめる山。富士山を始めとした美しい山々を見られる山頂は、陣馬高原とも言われるほど広大で、多くの登山者が憩いの場としています。
茶屋グルメも楽しめる陣馬山に登り、都会の喧騒を忘れてゆっくりとした時間を過ごしてください。