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レインウェアを長持ちさせるための正しいメンテナンスって?

撮影:YAMA HACK編集部
登山では三種の神器の1つとされている、レインウェア。撥水や防水の加工がされており、登山だけでなくアウトドア全般で重宝します。ただ正しいメンテナンスをほどこさないと、機能が落ちて、すぐに買い替えが必要になってしまうことも。
値段も安くはないので、なるべく永く使いたいですよね!そこで今回は、正しい洗濯方法や撥水機能を回復させる方法、保管の仕方を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもレインウェアって洗って大丈夫なの?
主要メーカーでは、基本的なレインウェアのお手入れ方法として洗濯することを推奨しています。種類によって細かい違いはありますが、共通しているのは「汚れたままにしない」ということ。
汗や皮脂、雨水に含まれるホコリや化学物質など、目に見えない汚れを放置すると生地の機能が低下します。「洗濯すると傷むのでは?」と考えがちですが、実はその逆。可能であれば、使う度にキレイに洗うのがベストです。
洗濯前に必ずタグを確認!洗い方を決めて準備を

撮影:YAMA HACK編集部
種類によっては、洗濯機が使えないものも。洗濯表示を見て、洗い方を確認しましょう。表示がない場合は、メーカーの公式HPからメンテナンス方法をチェック。
▼洗濯表示の一例

出典:消費者庁ウェブサイト
洗剤は何を使えばいいの?

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一般的には中性洗剤を使い、ぬるま湯で洗います。柔軟剤を使ったり、香りの成分が含まれている洗剤を使用したりすると、生地の機能が低下する要因に。余分な成分が含まれていないタイプをチョイスしましょう。
さまざまなメーカーから販売されているレインウェアやアウトドア用品専用の洗剤を使用するのもオススメです。
モンベル O.D.メンテナンス マルチクリーナー 300mL
| 容量 | 300mL(一般的なアウトドアウエア約20着分) |
|---|---|
| 液性 | 中性 |
ストーム アパレルケアキット
| 付属品 | アパレルウォッシュ225ml、アパレルプルーファー225ml、計量カップ |
|---|---|
| 適応材質 | ハードシェル、ソフトシェル、化繊綿ジャケット |
【洗濯機と手洗い方法】それぞれの洗濯ポイントをチェック
ここでは洗濯機と手洗いのメンテナンス法をご紹介。さらに乾燥の仕方や撥水を回復させるための熱処理方法も必見です。ポイントを抑えて、しっかりメンテナンスしましょう。
洗濯機編|洗濯表示に合わせてコースを設定

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生地の劣化につながるため、ファスナーやベルクロはすべて閉じます。ポケットがある場合は、中に水が溜まってしまうのでポケットのファスナーだけは開けておきます。
そしてネットに入れて、洗濯機へ。表示に従い、洗濯コースを選び、規程の洗剤を投入します。
洗剤が残ると、機能が低下する要因に。そのため、通常の2倍ほど長くすすぎをしましょう。
また防水素材のウェアを脱水すると、洗濯機の故障原因になることがあるので、手でやさしく押して水を抜きます。

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強い紫外線は生地を傷めるため、風通しのいい、日陰に干しましょう。湿気が残らないようにしっかりと乾燥させます。

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洗濯表示を確認し、OKであれば乾燥機を使用するのがオススメです。、熱が加わることで撥水機能の回復につながります。

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乾燥機が使用できない場合は、自然乾燥させたあと、ドライヤーやアイロンで熱処理を。
ドライヤーは、近づけすぎないよう適度に離した状態で乾かします。アイロンは当て布をして、低温で行いましょう。
熱の加えすぎは、生地の劣化につながるため、温度には注意が必要です。
※必ず洗濯表示を確認。種類によって最適な温度や熱処理法が変わります。
熱処理を施したあとは風通しのいい場所に干し、ウェアにこもった熱や湿気を除いてから収納。これにて洗濯から乾燥、熱処理まで完了です!
手洗い編|すすぎはしっかりと!脱水は優しくするのがポイント

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バケツなどにぬるま湯を入れ、水量に応じた量の洗剤を入れます。良く混ぜてからファスナーやベルクロはすべて閉じたレインウェアを入れ、やさしく洗いましょう。
とくに汚れが目立つ部分には少量の洗剤を直接塗布し、しばらく置いてから洗うと効果的です。
しっかりとすすぎ、押すようにして軽く脱水します。
このあとは、洗濯機編と同様に乾燥と熱処理をして完了です。
