テントの穴をなかったことに!【穴の大きさ・種類別】3つのテント補修ガイド

2020/09/01 更新

小さな穴のためにお気に入りのテントに、いつの間にか穴があいてしまった!という経験はありませんか?新しく買い換えるほどでなくとも、そのままにしておくと雨や虫が入ってきて、快適な登山ライフを過ごせません。ここでは自宅で簡単にできる、テント穴の補強方法について紹介していきます。


アイキャッチ提供:Fungoal

テントに穴が・・・諦めないで!直す方法を考えよう

穴の開いたテント
撮影:YAMA HACK編集部
岩場で使った時に擦り切れたり、バーナーやランタンを倒して燃やしてしまったりとお気に入りのテントにいつの間にか穴が・・・という経験ありますよね。

穴が開いてしまうと防水性が失われたり、すきまから風や虫が入ってきてしまう原因になったりと致命的。ただ高価なため、たかが小さな穴のために買い換えるなんでできない!と悩む人も多いはず。そんな時は簡単きれいに自宅で補修を行いましょう。

あなたのテント穴にぴったりの補修グッズはどれ?

テント 穴の種類 
提供:Fungoal(左上2枚、左下1枚)、楽天(中央下/Highball,右上/Civil Life,右下/sunwa),編集:YAMA HACK編集部
「テント 穴の補修」と検索すると、たくさんの補修グッズが出てきて迷ってしまいますよね。実は穴のあいた「場所」や「大きさ」によって、おすすめの補修方法が異なります。

自分の補修したい穴のタイプに合わせて、最適なグッズを手に入れましょう。

縦穴や1cm以下の小さな穴には《補修剤》がおすすめ

テント 補修
提供:Fungoal(画像をクリックすると補修手順へ飛びます)
ピッと切れてしまった縦穴や1cm以下の小さな穴には、透明ジェル状の補修剤を使用するのがおすすめ。塗って乾かすことで接着部の穴を塞ぎ、防水性を維持します。
★補修剤を使うメリット
・補修場所が目立たない・半永久的に完全防水・テントの縫い目に塗布することで雨漏り防止にも使える・固まっても柔軟性があるため、収納時も気にならない
★補修剤を使うデメリット
・補修場所を完全に乾かすのに10時間以上と時間がかかる

1cm以上の大きな穴には《リペアシート》が楽ちん

リペアシートの使い方
撮影:YAMA HACK編集部(画像をクリックすると補修手順へ飛びます)
リペアシートはテント素材がシールになっているので、そのまま穴に貼り付ければOK!大きい穴もすぐに塞ぐことができます。防水や撥水効果もあるため、補修後水漏れの心配もありません。カラー展開も豊富でテントと同色のシートを使用すれば、補修場所が目立たないのでおすすめ。
★リペアシートを使うメリット
・切って貼るだけ楽ちん作業・貼り替えができる・ウェアやリュック、靴などあらゆるギアに貼り付け可能
★リペアシートを使うデメリット
・補修剤と比べて耐久性が低い・テントと同色のもの出ないと補修部分が目立つ

メッシュ部分の穴は同じ素材の《メッシュリペアシート》を使おう

テントの網戸部分の補修 メッシュパッチ
提供:Instagram/starcorp__nippori_japan(画像をクリックすると補修手順へ飛びます)
中央部分がメッシュになっていてシールタイプのシートなので、そのまま貼り付けるだけの簡単補修。テントの網戸に貼り付ければ、大きな穴を塞ぎつつ通気性を保ってくれる一石二鳥のアイテムです。
★メッシュリペアシートを使うメリット
・シールになっているのでそのまま貼るだけ簡単作業・メッシュになっているので、貼っても通気性が損なわれない
★メッシュリペアシートを使うデメリット
・補修部分が目立つ・補修剤と比べて耐久性が低い
テントにあいた穴を補修するのに、ぴったりのグッズは見つかりましたか?それでは実際に、各グッズの補修手順を確認していきましょう。

《補修剤》縦穴や1cm以下の穴の補修方法

補修剤を使っての補修方法は、たったの3ステップ。
STEP1 穴の周りの汚れを拭き取る
STEP2 表面にセロハンテープ、裏面から補修剤を塗る
STEP3 12時間以上乾燥させて完成!
各手順の細かいポイントや実際の仕上がりを見ていきましょう。

①穴の周りの汚れを拭き取ろう

テント補修剤 手順1
提供:Fungoal
乾いたタオルで穴の周りを拭いて汚れを取り除くことで、補修剤の接着性を高めます。

②表面にセロハンテープを貼り、裏面から薄く補修剤を塗りつける

テント補修剤 手順2
提供:Fungoal
表から見たときに補修箇所が目立たないように、裏面からジェル状の液体を筆やブラシで塗り付けます。表面はセロハンテープを貼り、液漏れを防ぐのがポイント。

③12時間以上、何も触れさせずに乾かして完成

テント 補修剤 手順3
提供:Fungoal
補修剤を塗ったところに何も接着しないように12時間以上乾燥。時間が経ったら裏面のテープを剥がして完成です!
★ワンポイントアドバイス
テント 補修剤 接着剤として使用
補修剤は接着剤としても利用OK!ポールケースやペグケースが「破れたテントと同じ生地」でケースになっていることもあるので、生地を切り取り裏に補修剤でのり付けして穴に貼り付ければ、目立たさせずに修理することも可能です。

補修剤Fungoalのページ

《リペアシート》1cm以上の大きい穴の補修方法

指が通せるくらいの大きな穴が開いた場合はリペアシートを使いましょう。切ってすぐに貼れるシールタイプなので手軽にできるのが魅力。こちらも手順はたったの3つ。
STEP1 穴の周りの汚れを拭き取る
STEP2 リペアシートを穴よりも一回り大きく、角を丸くカット
STEP3 そのままでもOK!24時間乾燥でより強力に粘着
こちらも簡単手順と補修方法を確認していきましょう。

①穴の周りの汚れを拭き取ろう

穴の開いたテント
撮影:YAMA HACK編集部(目立たせるために黒色のリペアシートを使用)
ホコリや汚れは粘着性を弱めるため、タオルで乾拭きをしましょう。

②穴よりも大きめに、角を落として丸くカット

リペアシートの使い
撮影:YAMA HACK編集部(目立たせるために黒色のリペアシートを使用)
穴の部分よりも少し大きめにリペアシートをカット。さらに剥がれにくくするため、角を丸くしたものを貼り付けましょう。

③出来上がり!

リペア後のテント
撮影:YAMA HACK編集部(目立たせるために黒色のリペアシートを使用)
シートを貼り付けて完成。そのまま収納してもOKですが、24時間乾燥させることで粘着力が高まります。また表と裏の両面にシートを貼り付ければ強度もUP。これで雨漏りの心配もありません。
↓詳しいリペアシート の使い方はこちら

↓使用したアイテムはこちら
ITEM
GEAR AID(ギアエイド)アウトドアテネシアス リペアテープ
●サイズ:7.6×50cm

《メッシュリペアシート》テントの網戸部分の補修方法

シールになっているので、穴があいている部分に貼り付けるだけの簡単作業。手順を追いながら出来上がりを見てみましょう。
STEP1 穴の周りの汚れを拭き取る
STEP2 そのまま貼り付けて手で圧着をしたら完成!

①穴の周りの汚れを拭き取り、シールを貼り付ける

テント 網戸部分の補修

②手でしっかりとシールを圧着して完成!

メッシュ 補修 出来上がり メッシュ部分の穴が開いた場所にシールを貼り付けるだけで完成!シールを半分ずつ貼り付け、しわを作らず手で圧着させるのがポイントです。

↓使用したアイテムはこちら

ITEM
GEAR AID(ギアエイド)アウトドアテネシアス 
●パッチサイズ:外径7.6cm
メッシュテントや防虫ネットの破れを補修するキット

自力では直せない!そんな時はメーカーへ相談を

テント穴が大きかったり数が多かったり…自力で補修するのが大変な場合は、修理に出すのもおすすめ!メーカーや店舗など、登山ギアの修理屋さんなどで依頼することができます。
混みあっていることも多く、時間とお金は少しかかってしまいますが、プロが補修してくれるのでその仕上がりは抜群!
ここでは主要なテントメーカーの修理問合せ情報をまとめました。


メーカー別・テント修理問合せ

メーカー修理依頼
提供:モンベル
ブランド名依頼方法価格期間
アライテント
(RIPEN)

直接販売店へ

※または本社修理係へ電話連絡後、配送

実物を見て判断実物を見て判断
モンベル

直接販売店へ

※またはカスタマーサービスへ

実物を見て判断実物を見て判断
MSR電話orネットフライ・本体の破れ:3240円(1ヵ所)〜1ヶ月〜1ヶ月半程度
Nemo

直接販売店へ

実物を見て判断実物を見て判断
ファイントラック

電話orネット

1,500円〜

1〜3週間程度

実物を見て判断

作成:YAMA HACK編集部(ブランド名をクリックするとメーカーの修理問合せサイトへ飛びます)
表のように、実物を見てから修理にかかる時間や金額を決めているメーカーがほとんどです。まずは実物を販売店へ持っていくまたは電話で問合せをし、修理について相談してみましょう。

テントの総合病院!プロへ補修依頼もおすすめ

メーカーによっては修理サービスを行っていない場合もあるので、そんな時はアウトドア用品の修理やメンテナンスを専門とする工房に依頼するのがおすすめ。専門技術を駆使しながら大切なテントの補修を施し、より長く使えるようにとサービスを提供しています。ここで紹介するのは、テントの総合病院と呼ばれるテント・タープの修理専門工房「きたじょう工房」です。

きたじょう工房

きたじょう工房 テントやタープの修理専門店。代表の小暮さんは、「壊れたテントに困っている人を1人でも救いたい」という熱い思いから本業とは別に工房を立ち上げ、平日の夜や土日の空いた時間に修理を行っています。穴あきはもちろん、防水加工やメンテナンスも対応。まさにテントの総合病院です!

修理の受付はメールまたはFacebookのメッセージから。人気店のため、現在も依頼が殺到しているとのことです。待ち時間は覚悟でも大切なテントのため!1度テントの破損状態や希望の納期時期など相談してみてはいかがですか。

きたじょう工房

登山の相棒テントを長く大切に使おう

テントを大切に長く使おう
出典:PIXTA
登山やキャンプで愛用しているテント。アウトドアライフを共にする相棒だからこそ、こまめに補修やメンテナンスを繰り返しながら長く大切に使っていきたいですよね。使い込めば使い込んだだけ愛着が湧いてきます!相棒のテントと一緒に、たくさんの思い出を作っていきましょう。

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YAMA HACK編集部 宮下
YAMA HACK編集部 宮下

YAMAHACK記事編集担当。大学時代に入部したワンダーフォーゲル部をキッカケに登山好きに。マイテントを担いでソロ登山を楽しんでいます。登山の魅力や新しい発見を届け、1人でも多くの人に登山っていいなって思ってもらえるような記事制作に励みます。

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