COCOHELI 山岳遭難対策制度(ココヘリ) 550万円までの捜索救助を実施 入会金1,100円OFFで申込む
2024年夏山シーズンに登りたい人気の山ランキングTOP5

【2024年】YAMA HACK読者が選んだ!この夏、登りたい山ランキング TOP5

いよいよ登山シーズン到来!今年こそは憧れの山へ登ろうと計画している人も多いのでは?

ということで、2024年も『この夏、登りたい山』のアンケートを実施。気になるTOP5をランキング形式で紹介します。YAMA HACK読者のみなさんが名前を挙げた、今年の人気ナンバー1の山はどこなのでしょうか?

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA(編集:YAMA HACK編集部)

待ち遠しい夏山シーズン!2024年はどこの山に登る?

夏の絶景登山

出典:PIXTA

グングン気温が上がって花の季節になり、緑の濃さも増して、思いっきり山を楽しむことができる夏が近づいてきました。みなさん、どんな夏山計画を立てていますか?

山好きのみんなに聞いてみた!

YAMA HACKの公式SNSにて「この夏に登りたい山」についてのアンケートを実施。今回は112名の方に回答いただきました。ご協力ありがとうございました!

それではさっそく、ランキングを見ていきましょう。

アンケート結果発表! みんなが登りたい山ランキングTOP5

2024年夏、みんなが登りたい山ランキングTOP5

作成:YAMA HACK編集部(上位11座の回答数。どこの山か、ぜひ予想してみてください)

今年は登りたい山が集中する傾向にあるのか、得票数が同数の山が多く、5位が5座、4位と2位が2座という結果に。回答数の多かった上位11座、TOP5を「登ってみたい理由」とあわせて紹介します。

なお、回答数の約半数を上位11座が占めており、1位の山は昨年も1位に選ばれた山でした!

あなたの登りたい山や好きな山は登場するでしょうか?

【同率第5位】一度は登りたい「日本最高峰」

富士山

出典:PIXTA

やっぱりランクインしたのは、標高日本一の『富士山(3,776m)』

秀麗な山容はもちろん、山頂からの絶景と登頂の達成感は格別。「一生に一度は登っておきたい」と、日本全国からの登山者をはじめ、外国からの観光客に人気があるのも頷けます。

敬礼

登りたい理由

昨年9.5合目まで登って高山病になり撤退したのでリベンジ。再度挑戦です。

考え中

登りたい理由

まだ登ったことがなく年齢、体力を考えると今年が限界かもしれません。

開山時期は夏(7月上旬~9月上旬)と短いことから多くの登山客が集中し、無謀な計画や装備不足、マナー違反などが問題になることも。

今年から、山梨県側の吉田ルートでは入山規制&通行料の徴収、静岡県側の富士宮・御殿 場・須走ルートでは事前登録の運用が始まります。計画している人は、詳細をよく確認しておきましょう。

【同率第5位】日本で最も高い「駒ヶ岳」

甲斐駒ヶ岳

撮影:YAMA HACK編集部

同率5位は南アルプスの『甲斐駒ヶ岳(2,967 m)』

日本各地に点在する駒ヶ岳の中で最も高く、山麓からも半ば独立峰のように見えます。花崗岩から成る荒々しくも美しい山容と、その堂々とした佇まいは名峰として人気があり、山頂からの眺めも抜群です。

北沢峠からのコースが一般的ですが、日本三大急登の一つ「黒戸尾根コース」も花形。コースタイムが長くハードな行程、かつ岩稜帯が続き危険な箇所もあるため、知識・技術・体力をしっかり身につけて挑戦したい上級者向けのコースです。

ドキドキ

登りたい理由

昨年仙丈ヶ岳に登り、甲斐駒ヶ岳に魅せられました。

笑顔

登りたい理由

景色が綺麗だから。日本三大急登に挑戦したいからです。

【同率第5位】日本最後の秘境「天上の庭」

雲ノ平

撮影:YAMA HACK編集部

同じく5位は、深い山の中の高原『雲ノ平』です。

北アルプスの黒部川源流部に位置し、標高2,600m付近にこつ然と現れる大平原。「日本最後の秘境」 「天上の庭」とも呼ばれ、高山植物の宝庫でもあります。

山小屋「雲ノ平山荘」は7月10日~10月15日まで宿泊可能。1日ではたどり着けない奥地で時間がかかることから、夏休みを利用して訪れたいという人も多いようです。

ぴえん

登りたい理由

毎年計画するものの、天候や日程の関係で諦めざるを得なくなり…….。今年こそは踏破したいです!

ウィンク

登りたい理由

● 「天空の滑走路」と言われる双六岳台地越しの槍ヶ岳が見たい!
●雲ノ平に行って、雲ノ平山荘に宿泊して浸かるように過ごしたい

この二つをルートで繋げられることがわかり、その側の鷲羽岳からの景色を存分に楽しみたいです!雲ノ平小屋の予約が取れたので、天候が良ければ決行します。

【同率第5位】後立山連峰の盟主

鹿島槍ヶ岳

出典:PIXTA

同率5位がまだ続きます。こちらも北アルプス、後立山連峰の盟主とも呼ばれる『鹿島槍ヶ岳(2,889m)』。日本では数少ない氷河の現存する山です。

南北2つのピークを持つ双耳峰で、これらの頂をつなぐ「吊尾根」は危険箇所もある険しい登山道ですが、絶景を望めることから、登山者憧れのコースになっています。

にっこり

登りたい理由

まだ未登ですが、近隣の山から望む鹿島槍ヶ岳の姿が美しいからです。

スマイル

登りたい理由

以前、五竜岳に上る途中に見た山容が格好良かったからです。

【同率第5位】壮大な自然の息吹を感じる「東北の名峰」

飯豊山

出典:PIXTA

同率5位の最後の一座は、飯豊連峰の主峰『飯豊山(2,105m)』

福島県、山形県、新潟県の3県にまたがる飯豊山脈の南部に位置。幅1メートルの登山道が約7.5kmにわたって続き、奇妙な県境になっていることでも有名です。

四方から登山コースが整備されていますが、行程が長く険しいため、十分な体力・技術・装備が必要。途中の山小屋に宿泊するのが一般的です。山頂は遠いですが、大雪渓や花の稜線など見どころの多い山でもあります。

ほほえみ

登りたい理由

アルプスとは違う雄大さと絶景を見たいからです。

がはは

登りたい理由

山登りの折りにどこの山が良かったかと聞くと、飯豊山の名を挙げる人が多いんです。

【同率第4位】「お花畑が美しい絶景「天空の散歩道」

北岳山荘と北岳

撮影:YAMA HACK編集部

4位は日本で2番目に標高が高い山『北岳(3,193m)』です。

南アルプス北部に位置し、間ノ岳、農鳥岳とともに白峰三山と呼ばれています。3,000mを超える三山をつなぐ縦走路は、尾根道の美しさとともに絶景を望めることから、「天空の散歩道」と称され、毎年、多くの登山者が訪れる人気のコースです。

また北岳は高山植物の宝庫であり、さまざまな種類の花が咲き誇る様は、まさに天空のお花畑。

ひゅーひゅー

登りたい理由

標高日本2位だからです。

あは

登りたい理由

北岳、間ノ岳を結ぶ、天空の稜線を歩きたいからです。

ほっこり

登りたい理由

北岳のお花が見たいです。

【同率第4位】登山者憧れの「岩と雪の殿堂」

剱沢キャンプ場からから望む剱岳

撮影:YAMA HACK編集部

同率4位は、登山者憧れの岩と雪の殿堂『剱岳(2,999m)』

氷河に削り取られた峻険な山容は、遠くからでもその険しさに圧倒され、多くの人が挑む別山尾根コースでさえ「一般登山道では国内最難関」と言われるのがよくわかります。

YAMA HACK読者のみなさんの中にも、登山をはじめたときからのひとつの目標として、剱岳登頂を計画をしている人が多いよう。コース上には滑落時に重大事故となる箇所があるため、事前準備を念入りに、くれぐれも慎重に挑戦するようにしましょう。

憧れ

登りたい理由

険しそうで憧れの山だからです。

へへへ

登りたい理由

まだ行ったことがなく、体力的に余裕のある今のうちに登っておきたいと思っています。

うるうる

登りたい理由

昨年、企画倒れになってしまったので……。

【第3位】心が研ぎ澄まされる「花と信仰の山」

白山の御前峰から眺めた白山室堂と別山

出典:PIXTA(白山の御前峰から眺めた白山室堂と別山)

ここからはトップ3の発表です。3位は、古くから信仰の対象として崇められてきた『白山(2,702m)』がランクイン。

霊山であると共に花の名山としても知られ、たくさんの花々が出迎えてくれます。ハクサンコザクラやハクサンイチゲなど、白山で最初に見つけられたという理由で「ハクサン」の名前が付いた高山植物も。

白山登山は、別当出合から室堂、室堂から剣が峰へ登頂するのが一般的。日帰りも可能ですが、体力に自信がない場合やゆっくりと花を見ながら歩くなら、室堂で一泊するのがおすすめです。

ほっこり

登りたい理由

信仰の山は特別の雰囲気を感じるからです。

がはは

登りたい理由

高山植物を見るならココ!と何人もの方から勧められたので。

ほほえみ

登りたい理由

石川県を応援する目的で旅行するので、ついでに登ります。

【同率第2位】花崗岩とハイマツが印象的な「北アルプスの女王」

燕岳

撮影:YAMA HACK編集部

続いて2位は、北アルプスの女王『燕岳(2,763m)』。美しい稜線や個性的な花崗岩、コマクサをはじめとする高山植物が魅力的な山です。

日本三大急登の1つ「合戦尾根」を登るコースが有名。よく整備されており、比較的登りやすいコースタイムであることから、北アルプスの入門コースとして人気があります。

また、頂上稜線にある山小屋「燕山荘」を目当てに登る登山者も多数。小屋から望む360度の大展望と、おいしい食事やスタッフの方々の温かなホスピタリティに定評があります。

感動

登りたい理由

北アルプスの山に初挑戦です。

笑う

登りたい理由

景色が綺麗だから。また、日本三大急登に挑戦したいからです。

調査中

登りたい理由

十年ぶりのテント泊ということで、自分の体力的に登れそうな燕岳を選択。

ドキドキ

登りたい理由

燕山荘が好きだからです。

【同率第2位】大雪渓とお花畑で魅了する「雄大なる自然の至宝」

白馬鑓ヶ岳から望む白馬岳・杓子岳

撮影:YAMA HACK編集部(白馬鑓ヶ岳から見る白馬岳・杓子岳)

同率2位は、『白馬岳(2,932m)』。日本三大雪渓の1つ「白馬大雪渓(※)」を登るルートは、全長3.5km、標高差600mもの雪渓を登るダイナミックな登山が楽しめ、周辺のお花畑も人気のポイントです。

※白馬大雪渓にて大きな岩盤崩落が起こっていたことが、2024年5月31日までにわかっています。今後の雪解けによっては再び崩落や落石が発生する恐れがあるため注意が必要です。必ず事前に現地の最新情報を確認しましょう

白馬岳にはほかにもいくつかの登山ルートがあり、栂池コースもおすすめ。ロープウェイで標高を稼げ、白馬大池周辺のお花畑や小蓮華山から白馬岳へ至る美しい稜線を楽しめます。

白馬岳から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、白馬三山を縦走するコースでは、歩いてしか行けない秘湯・白馬鑓温泉を堪能できます。

スマイル

登りたい理由

ずっーと行きたいと願っていた山だからです。花の百名山でもあり、まだ見たことのない「コマクサ」を見たいです。

わくわく

登りたい理由

白馬岳のお花畑は、毎年見ても感動します!

にゅは

登りたい理由

雪渓を歩きたい&白馬山荘に宿泊したいです。

ウィンク

登りたい理由

雪渓・お花畑・温泉があり、山旅が堪能できるからです。

【第1位】天を衝く姿が勇ましい「日本のマッターホルン」

槍ヶ岳

撮影:YAMA HACK編集部

YAMA HACK読者が選んだ「「この夏に登りたい山 2024」のナンバー1は、昨年に引き続き『槍ヶ岳(3,180m)』でした。

天を衝くピラミッド型の山容は唯一無二の格好良さ。一度見たら忘れられない、誰もが「登りたい!」と思わずにはいられない魅力的な山です。日本のマッターホルンとも称され、遠くからでも一目でわかる、北アルプスのランドマークでもあります。

槍ヶ岳が人気の理由は、その山容だけではなく、北アルプスの山々から縦走しやすい位置関係にもあります。ランキング2位の燕岳から始まる表銀座ルート、高瀬ダムを起点にした裏銀座ルート、上高地からスタートする槍・穂高縦走ルートなど、どれも人気ルートのクライマックス。

夏休みを利用した長期縦走登山を計画する人が多いようです。

笑

登りたい理由

とにかく、かっこいいからです。

へへへ

登りたい理由

昨年、槍沢コースで行ったので、今年は表銀座からの縦走で登りたいです。

ははは

登りたい理由

以前は西鎌尾根から行ったので、今度は表銀座縦走コースから天狗原に行きたいです。

敬礼

登りたい理由

残りの人生をかけて槍ヶ岳の納得いく写真を撮るためです!

サングラス

登りたい理由

毎年計画するものの、天候や日程の関係で諦めざるを得なくなり……、今年こそは踏破したい!!と思っています。

万全の準備を整えて、夏山へGO!

登山を楽しむ女性

出典:PIXTA

夏は高山も雪が溶け、3,000m級の山々も登山適期に。また、お盆休みなど長期連休もあることから、時間や体力を要する山もランクインしていました。

どの山も個性的で素晴らしく、人気があるのも納得です。

登山しやすいシーズンではありますが、どんな山にも危険はつきもの。しっかりと計画を立てて準備し、十分な知識・技術・体力を身に付けて、天候や登山道の最新の情報を確認したうえで安全第一で山を楽しみましょう!

読者が選んだ「2024年夏、登りたい山」

YAMA HACK読者が選んだ「2024年夏、登りたい山」ランキング結果TOP5