ヤッター!ゴールデンウィークは登山だ!もちろん保険の準備もOKだよね?

2019/05/07 更新

2019年のゴールデンウィークは最大で10日間。これだけ休みがあれば、他に用事があっても登山の時間を確保できそうですね。ギアやウェアの準備もOK!でも、ちょっと待ってください。保険の準備は大丈夫?ゴールデンウィークは遭難の件数も多く、その捜索費用が数百万円になってしまうことも。今回は1日数百円から加入できる保険など、気軽に入れる短期タイプの保険を紹介します。


アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

もうすぐゴルデンウィーク!登山の準備はもうできた?

登山者
出典:PIXTA
2019年のゴールデンウィークはなんと最大で10連休。これだけ長いと他の用事があったとしても、日帰りや1泊2日くらいの登山の時間は確保できそうです。

登山保険には当然入ってるよね?

怪我をして応急処置を受ける登山者 もちろん楽しいことも多い登山ですが、それと同時に危険も潜んでいます。
ゴールデンウィークは登山を行う人も多く、遭難も多く起きています。
ゴールデンウィークの遭難人数
過去のデータでは、なんと平均14件~18件の遭難事故が1日で起こっています。2012年の北アルプス・白馬岳で6名もの命が失われた事故や、2016年には奥多摩へ日帰り登山へ出かけた女性が行方不明となり、遺体で発見されるなど、山の大きさに関係なく遭難事故が発生しています。
これら、過去事例からも決して「自分は大丈夫!」と言えません。

保険に入っていないと莫大な費用がかかるかも

お金
出典:PIXTA
遭難してしまった場合、警察や消防などの公的機関のみが救助活動を行った場合や、災害救助法が適用されると救助費用は税金で賄われます。
ですが、公的機関の要請などで民間機関が動いた場合などは、原則として遭難者や家族が原則として費用を負担しなければいけません。

費用に関しては、捜索期間やどのような捜索・救助内容かによって変わりますが、保険の金額が補償上限を100万~300万円程度にしていることからも、決して安い金額ではないことが想像できます。

ワンコインで加入も可能!

ワンコイン
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確かにゴールデンウィークに行く登山のためだけに、年間数万円を保険料として払うのに躊躇するのであれば、気持ちもわかります。

ですが、山岳保険には1ヶ月や年間契約のタイプと1日から入れる短期タイプがあるんです。
登山保険といってもたくさん種類がありますが、補償内容によっては行動食とほとんど同じような価格で補償が受けられるものもあるんです。

ワンコインでOK!気軽に入れる人気の短期保険5種



ここでは日帰り登山や1泊2日の登山におすすめの、掛け捨てタイプの保険を紹介します。簡単な特徴を紹介しますので、気になるものがあれば専用サイトで詳細を確認してみてください
【1】YAMAPほけん
【2】モンベル野遊び保険
【3】ドコモワンタイム保険
【4】au損害保険 『旅行の保険(国内旅行)』
【5】ソフトバンク スポーツ・レジャー保険
※今回紹介する保険の内容は2019年4月16日時点の情報です。 保険
出典:PIXTA
保険を見る前に、それぞれの補償内容を簡単に説明します。

加入前には補償の条件など、詳細情報を必ず確認してください。

【救援者費用等補償】
遭難者の捜索にかかった、民間救助隊などの捜索費用などが対象。

【携行品補償】
被保険者の身の回りの品(カメラなど)が、居住エリア外で偶然の事故などによって、壊れるなどの損害が発生した場合の補償。

【個人賠償責任補償】
被保険者が誰かに怪我を負わせたり、誰かの物を壊したりしてしまった時に発生する損害の補償。

【死亡保険金】
被保険者が死亡した場合に支払われるお金。

【後遺障害保金】
被保険者が障害(怪我など)をこうむり、その結果として後遺症が発生した場合に程度によって支払われるお金。

【入院保険金日額】
偶然の事故で怪我をして入院した時に支払われるお金。

【手術保険金】
病気や怪我で所定の手術を受けた時い支払われる補償。

【1】YAMAPほけん

YAMAPほけん
出典:YAMAP(画像クリックで拡大。内容は2019年4月16日時点)
必要な補償内容に合わせて簡単に選べるのが魅力。スマホなどの携行品の破損や故障までカバーしてくれます。
おすすめのプランは〈セットほけん〉
スマホやカメラなどの破損の補償をする「アイテムほけん」と道迷いや怪我をした時の救助費用を補償する「レスキューほけん」を組み合わせた内容。セットにすると保険料もお得になります。しかも、1日から保険期間が選択可能なのも嬉しいですね。

【保険料】370円から(保険期間により変動)

【保険期間】1日から

【ネット申し込み】可能

【内容】※2019年4月16日時点の内容です。


救援者費用等補償携行品補償個人賠償責任補償死亡保険金/後遺障害保険金入院保険金日額手術保険金(入院中)
300万円(最大)10万円(年間最大)
YAMAP 登山ほけん

【2】モンベル野あそび保険

モンベル
出典:モンベル(画像クリックで拡大。内容は2019年4月16日時点)
軽登山(ハイキングやトレッキングなど)におすすめ。保険期間が1泊2日、3泊4日、6泊7日から選べたり、補償金額を変更させたりすることも可能。いろんなプランで補償内容を選べるのが特徴です。モンベルメイト(無料)への加入が条件。
おすすめのプランは〈野あそび保険SB11・SA11〉
SB11プランの魅力は、なんと行っても保険料の安さ。最低限の補償をという人にピッタリです。保険料を500円にアップさせたSA11プランは、携行品補償がついたり、補償金額が充実します。

■『SB11』

【保険料】250円

【保険期間】1泊2日まで

【ネット申し込み】可能

【内容】※2019年4月16日時点の内容です。


救援者費用等補償携行品補償個人賠償責任補償死亡保険金/後遺障害保金入院保険金日額手術保険金(入院中)
300万円限度1億円限度290.8万円/約11.6万円~
290.8万円
3,500円35,000円
■『SA11』

【保険料】500円

【保険期間】1泊2日まで

【ネット申し込み】可能

【内容】※2019年4月16日時点の内容です。


救援者費用等補償携行品補償個人賠償責任補償死亡保険金/後遺障害保金入院保険金日額手術保険金(入院中)
300万円限度10万円限度1億円限度506.5万円/約20.2万円~
506.5万円
7,500円75,000円
ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を使用するものはこのプランでは補償されません。別のプランや保険期間の内容など、モンベル保険の詳細を確認したい方はこちらから。

モンベルの保険

【3】ドコモワンタイム保険(スポーツ・レジャー保険)

1日300円、410円、590円のプランから選べる保険。iモード契約、もしくはspモード契約が保険加入の条件となる登山保険なので、ドコモユーザーの方におすすめです。
おすすめのプランは〈スポーツ・レジャー保険しっかり〉
3つのプランから選択可能。登山におすすめなのは、「救援者費用等」がついているしっかりプランです。

【保険料】590円

【保険期間】1日もしくは1泊2日まで

【ネット申し込み】可能

【内容】※2019年4月16日時点の内容です。


救援者費用等補償携行品補償個人賠償責任補償死亡保険金/後遺障害保金入院保険金日額手術保険金(入院中)
200万円15万円3,000万円807万円11,000円※手術の種類に応じてお支払い
その他のお手軽なプランなど、ドコモワンタイム保険の詳細を確認したい方はこちらから。

ドコモワンタイム保険

【4】au損保(旅行の保険 国内旅行)

au以外の人でも加入可能。プランによって補償される項目は変わりませんが、金額が変わってきます。また、保険期間も細かく選べるのも魅力です。ただし、携行品補償がついていないのは気になる部分。
おすすめのプランは〈ゴールド
携行品補償がついていない分、その他の補償金額は他の保険に比べて充実しています。

【保険料】502円

【保険期間】1日もしくは1泊2日まで

【ネット申し込み】可能

【内容】※2019年4月16日時点の内容です。


救援者費用等補償携行品補償個人賠償責任補償死亡保険金/後遺障害保金入院保険金日額手術保険金(入院中)
400万円1億円1,000万円8,000円4万円または8万円
その他のプランや、au損保の詳細を確認したい方はこちらから。

au損保

【5】ソフトバンクかんたん保険(スポーツ・レジャー保険)

1日300円、450円、600円の3種類から補償金額や補償内容を選べる保険です。ソフトバンクの3Gおよび4Gサービス契約が必要になります。
おすすめのプランは〈スポーツ・レジャー保険しっかり〉
3つの補償内容が異なるプランから選択可能。「携行品損害補償」がついている、しっかりプランだと安心です。

【保険料】600円

【保険期間】1日(電話で確認)

【ネット申し込み】可能

【内容】※2019年4月16日時点の内容です。


救援者費用等補償携行品補償個人賠償責任補償死亡保険金/後遺障害保金入院保険金日額手術保険金(入院中)
200万円5万円3,000万円700万円8,000円※手術の種類に応じてお支払い
その他のプランや、ソフトバンクかんたん保険の詳細を確認したい方はこちらから。

ソフトバンクかんたん保険

今回紹介したプラン比較一覧(クリックで拡大)

保険プラン比較
作成:YAMA HACK編集部(詳細は各社の保険ページを必ずご確認ください)

知らないと家族が困る?保険の落とし穴・・・。

山岳ヘリ
出典:PIXTA(写真はイメージ)
『保険がおりるのは遭難者が見つかった後』というのが、意外と知られていない保険の注意点。遭難者が発見されなかった場合、「死亡」ではなく「失踪」扱いとなるためすぐに生命保険が適用されません
さらに、ヘリでの継続的な捜索も高額な費用が発生してしまうため、保険だけではまかないきれないなんてことも。

遭難者を見つけるためのサービス『ココヘリ』

ココヘリ
撮影:YAMA HACK編集部
登山中は電源をONにして持っておくだけで、万が一遭難してもココヘリ(小型発信機)によって位置を特定し、救助を行えるという仕組みです。
捜索の長期化は家族に経済的にも精神的にも負担を与えます。山を楽しむ人のマナーとして、入会を考えてみてください。

GWは山を思いっきり楽しもう!でも、安全対策も忘れずに

登山者
出典:PIXTA
なかなか訪れない長期の休みだからこそ、最低でも1日~2日は山を楽しみたいものです。でも、登山の楽しみは十分な安全の対策の上にあることを、決して忘れないでください。
そして、あなたに万が一のことがあると苦しむのはあなたの家族や周りの人にも負担が。その負担を少しでも減らせるように、登山の前に保険やココヘリを検討してみてください。

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YAMA HACK編集部 大迫
YAMA HACK編集部 大迫

YAMA HACK運営&記事編集担当。六甲山で山歩きをはじめ、関西・中四国の山を歩き回る。 燕岳の山頂でビビるほど高所恐怖症が酷い。 高度感を感じずに、ただひたすら歩き回るのが好きです。安全に気をつけてながら山を楽しむための記事をお届けします。

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