ゴールデンウィークに登山する人

【他人ごとじゃない】実は遭難が多い!GWに実際に起きた悲しい事故

2022/11/28 更新

いよいよ待ちに待った大型連休!ゴールデンウィークは、普段行けない遠出の登山を計画する人が多い時期です。でも、そこに落とし穴があります。なかなか訪れることのできない山だからこそ、登山を強行してしまい、結果事故につながるケースが毎年絶えません。ゴールデンウィークといえど、アルプスなど標高2,000m以上の山はまだまだ雪山。今回は、過去にゴールデンウィークに起きた悲しい事故の実例と、押さえるべきポイントをまとめました。出かける前に、今一度心にしっかり留めておきましょう。

目次

新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、山岳関係団体、各自治体(市町村)より登山自粛が呼びかけられています。山麓の町からのお願いについてはこちらをご確認ください。
山麓の町からのお願い
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ゴールデンウィークといえど、アルプスはまだまだ雪

ゴールデンウィークに山に登る人
出典:PIXTA

平地では気温も高くなり、一層春の訪れを感じるのがこの4月。月末から5月にかけては、いよいよ大型連休ゴールデンウィークが始まります。待ちに待った連休に、登山の計画を立てている人も多いのではないでしょうか?

ゴールデンウィークの雪山
出典:PIXTA

恰好の登山シーズン到来の前に水を差したくはないのですが、ゴールデンウィークの登山には注意しなければならないポイントがいくつかあるのです。

・2000m以上の山は残雪があり、3000m以上は雪山状態である

  1. ・春は天候が安定せず、天気の行方が予想しにくい
  2. ・天候に合わせて気温も不安定、また一日の寒暖差が大きい

ゴールデンウィークは遭難事故が多い

ゴールデンウィークのカレンダー
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上記のような状況から、実は遭難事故が多いゴールデンウィーク。警察庁の統計では、2017年春の連休期間中における遭難者数は190人、そのうち死者は27人にも及びます。※
上高地開山が待たれるこの時期だからこそ、この問題に注目してみたいと思います。まずは過去の事故事例を見てみましょう。

過去ゴールデンウィークに起こった事故事例

2014年 北アルプス・奥穂高岳

奥穂高岳

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北アルプス屈指の難コースがある奥穂高岳、5月は雪山登山であり登山者には一定水準以上の技術や体力が必要です。2014年、奥穂高岳の間違い尾根でベテラン登山者3名が吹雪と強風により遭難しました。1名は救助されましたが、2名は低体温症により死亡しました。

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