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【他人ごとじゃない】実は遭難が多い!GWに実際に起きた悲しい事故(2ページ目)

新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、山岳関係団体、各自治体(市町村)より登山自粛が呼びかけられています。山麓の町からのお願いについてはこちらをご確認ください。
山麓の町からのお願い

2012年 北アルプス・白馬岳

白馬岳

出典:PIXTA

同じく北アルプスから6名もの人命が失われた大型山岳事故です。2012年白馬岳において、60代の医師らによるグループが遭難。グループは到着予定の白馬山荘に現れず消息が途絶えます。その後稜線上に倒れた6名を発見、全員が低体温症で死亡していました。当日は天候が急変しブリザードのような悪天候になった模様です。

2013年 北アルプス・白馬岳

白馬岳

出典:PIXTA

大型連休は雪崩にも要注意です。2013年4月27日、白馬岳大雪渓の1700m付近で雪崩が発生、登山者4人が巻き込まれ、2名が死亡1名がケガを負う惨事となりました。積雪の多い地域では気温が暖かくなり始める春は雪崩にも十分注意しなければなりません。

2014年 北アルプス・涸沢岳

涸沢岳

出典:PIXTA

防衛大の山岳部1名と顧問1名が若い命を落としてしまった山岳事故です。部員6名と顧問3名の9人で尾根伝いに下山していた途中、雪で足を滑らせ部員1名が落下、部員の救助を試みるため向かった顧問も間もなく滑落してしまいました。二人は3~400m下の沢で発見されましたがすでに息を引きとっていました。

2014年 八ヶ岳・赤岳

八ヶ岳

出典:PIXTA

北アルプスよりも南に位置する八ヶ岳ですが、山腹から山頂には積雪が多く残っています。雪は本来あるルートを隠してしまい、道迷いや滑落などの危険を誘発します。赤岳を下山中の登山者が約800mもの高さを滑落し間もなく死亡が確認されました。

2016年 奥多摩・酉谷山

奥多摩

大型連休の山岳遭難は2、3000mの高山ばかりで起きるものとは限りません。2016年5月3日奥多摩へ日帰り登山へ出かけた62歳の女性が自宅へ戻りませんでした。目的地の酉谷山を中心に捜索を続けたところ、8日に登山道から20m降った沢に滑落したものと思われる不明女性の遺体を発見しました。

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