【ポイント①】テント泊の基本!幕営に必要な7つのアイテム

まずはテント泊登山に欠かせない幕営アイテムから。必須アイテム[◎]と状況によっては必要なアイテム[○]をご紹介します。
【1】テント[◎]

これがなければ始まらない、睡眠や休憩の空間を作ってくれるテントです。雨や風を避けて安全に過ごすためのアイテムであり、なかでも山岳用のテントは強度がありながら、背負って登りやすいように軽量でコンパクトに作らています。キャンプやツーリング用のテントを持っている場合もあると思いますが、使用環境に合った山岳用のテントを選びましょう。
テント下に敷いて、小石などからテントを守るグランドシートは別売りの場合が多いですが、一緒に購入するのがおすすめです。
▼テント選びの参考に
【2】シュラフ(寝袋)[◎]

快眠のために必要な寝袋(シュラフ)。ダウンジャケットとダウンパンツ、布団と違う点は、全身をすっぽりくるめること。体温を逃さずに暖かく眠ることができます。形やサイズ、中綿の素材など、種類が多岐に渡るので、テント同様に使用環境に適したモデルを選ぶことが重要です。
▼寝袋選びの参考に
【3】シュラフマット[◎]

シュラフの下に敷くマットで、地面の凹凸をやわらげ、地面からの冷気を防ぐ役割をします。マットには空気を入れて膨らませるタイプのものと、ジャバラやロール状のタイプがあります。
長さもフルサイズからショート丈まで展開。寝心地が異なりますので、アウトドアショップで試しに寝転んでみて、自分の体と相性の良いモデルを見つけるのがおすすめです。
▼シュラフマット選びの参考に
【4】シュラフカバー[○]

シュラフの外側をくるむシュラフ型のレインカバーのようなもの。これがあるとテント内が雨などで浸水したときや結露が発生したときに、シュラフが濡れにくくなり、保温力が上がります。軽量で、防水性・透湿性が高いものを選びましょう。
▼シュラフカバー選びの参考に
【5】テントマット[○]

テント内に敷く薄いマット。テント内全面に敷くことで、地面からの冷気を防いで暖かく過ごすことができます。また、雨がテント内に浸水した場合に、シュラフなどが濡れないようにする役割もあります。なくてもテント泊をすることはできますが、あるとより快適な空間に。
▼テントマット選びの参考に
【6】小型のランタン[○]

テント内でくつろいだり、着替えや出発の準備をするのに必要な灯りです。ヘッドランプでも代用できますが、ヘッドランプの灯りと違ってテント内全体を明るく照らしてくれます。最近では小型で折りたためるものも多く、軽量化されています。携行にも負担にならないので、1つあると重宝するはず。
▼ランタン選びの参考に
【7】金槌[○]

テントの張綱を固定するペグを地面に打ち込む道具です。岩などでも代用可能ですが、固い地盤だったり手頃な岩がない場所ではあると便利。金槌の反対側は、ペグが抜けないときに引っかけられるようになっているものがおすすめです。
→続いて、大型ザックと食事についてをチェック!