テント泊登山で必要なものって? 装備リストを一覧でチェック!

2019/07/30 更新

テント泊登山の持ち物と、各アイテムの必要性や選ぶ時のポイントを解説。今年こそはテント泊にチャレンジしたい! でも…「荷物は何を用意すればいいの?」「ザックはどのくらいの大きさ?」「装備を揃える費用はどれくらい?」そんな疑問にまるっとお答えしちゃいます。忘れ物チェックにも使える、分かりやすい装備一覧リスト付き。絶対に必要なものと、あると便利な持ち物があるので、自分にぴったりのアイテムを揃えてテント泊に出かけましょう!


アイキャッチ画像出典:PIXTA

今年はテント泊にチャレンジ! 必要な装備って?

テント泊登山
出典:PIXTA
テント泊登山をしようと思ったら、揃えるべきアイテムとは? まずは持ち物リストでざっと見てみましょう。装備を一式揃えるとなると、いったいどれくらいのお金がかかるでしょうか。

テント泊の持ち物一覧リスト(忘れ物チェック付き)

■凡例・・・◎:必須 ○:状況によって必要な場合あり

 
項目チェック
幕営用
テント
シュラフ(寝袋)
シュラフマット(ロールマット)
テントマット
シュラフカバー
金槌
小型のランタン
山ごはん用
食料
コッヘル・鍋類
マグカップ
食器類
カトラリー類
ガスバーナー(ストーブ)
ガス・燃料
風防
まな板
お玉
ウェア
インナー(肌着)
長袖シャツ(中間着)
パンツ
レインウェア
靴下
帽子
防寒着
着替え
手袋
ギア
大型ザック(リュック)
ザックカバー
登山靴
登山靴替え紐
腕時計
ヘッドライト
予備電池
タオル・手ぬぐい
登山計画書
コンパス
地図
登山用地図アプリ
スマートフォン
モバイルバッテリー
ティッシュ
ゴミ袋
お金
行動食(おやつ)
水筒(水分)
ヘルメット
サングラス
ゲイター(スパッツ)
サコッシュ・ウエストポーチ
軽アイゼン・チェーンスパイク
マップケース
筆記用具
トレッキングポール(ストック)
虫除け
日焼け止め・リップクリーム
ナイフ(マルチツール)
スタッフバッグ
熊鈴
携帯灰皿
アタックザック(サブザック)
歯ブラシ
緊急時・体調不良用
エマージェンシーシート
ライター
健康保険証
ファーストエイドキット
非常食
山岳保険
ココヘリ会員証
ホイッスル
細引きロープ
薬(常備薬)
携帯トイレ
あると便利なもの
サポートタイツ
レジャーシート
サプリメント
カラビナ
折り畳み傘
サンダル
小型の椅子
カメラ
耳栓
カイロ
テントシューズ

テント泊の基本装備、費用はざっと10万円ほど!?

テント泊登山装備費用
出典:PIXTA
日帰りや山小屋泊の荷物とテント泊で大きく違うのは、「食」と「住」。行程にあわせた食料と調理器具、テントやシュラフ、シュラフマットなどの幕営用の荷物が増えます。その分、大きなザックも必要に。

幕営用品3点をいっぺんに揃えるだけでも費用はざっと10万円ほど。その他に持っていないものがあれば、さらに出費が嵩みます。

テント泊装備 しかし、一度道具を揃えてしまえば数年愛用することができるのも山道具。日帰り登山や山小屋泊を経験している人は、既に持っている装備も多いことでしょう。

では、テント泊ならではの必須アイテムは何か、どんな時に必要なのか、あると便利なアイテムはどんなものか、テント泊装備を考える上で大事な3つのチェックポイントを詳しくみていきましょう!


【ポイント①】テント泊の基本!幕営に必要な7つのアイテム

テント泊装備
撮影:YAMA HACK編集部
まずはテント泊登山に欠かせない幕営アイテムから。必須アイテム[◎]と状況によっては必要なアイテム[○]をご紹介します。

【1】テント[◎]

テント泊装備
出典:Amazon
これがなければ始まらない、睡眠や休憩の空間を作ってくれるテントです。雨や風を避けて安全に過ごすためのアイテムであり、なかでも山岳用のテントは強度がありながら、背負って登りやすいように軽量でコンパクトに作らています。キャンプやツーリング用のテントを持っている場合もあると思いますが、使用環境に合った山岳用のテントを選びましょう。

テント下に敷いて、小石などからテントを守るグランドシートは別売りの場合が多いですが、一緒に購入するのがおすすめです。

▼テント選びの参考に

【2】シュラフ(寝袋)[◎]

テント泊装備
出典:Amazon
快眠のために必要な寝袋(シュラフ)。ダウンジャケットとダウンパンツ、布団と違う点は、全身をすっぽりくるめること。体温を逃さずに暖かく眠ることができます。形やサイズ、中綿の素材など、種類が多岐に渡るので、テント同様に使用環境に適したモデルを選ぶことが重要です。

▼寝袋選びの参考に

【3】シュラフマット[◎]

テント泊装備
出典:Amazon
シュラフの下に敷くマットで、地面の凹凸をやわらげ、地面からの冷気を防ぐ役割をします。マットには空気を入れて膨らませるタイプのものと、ジャバラやロール状のタイプがあります。

長さもフルサイズからショート丈まで展開。寝心地が異なりますので、アウトドアショップで試しに寝転んでみて、自分の体と相性の良いモデルを見つけるのがおすすめです。

▼シュラフマット選びの参考に

【4】シュラフカバー[○]

テント泊装備
出典:Amazon
シュラフの外側をくるむシュラフ型のレインカバーのようなもの。これがあるとテント内が雨などで浸水したときや結露が発生したときに、シュラフが濡れにくくなり、保温力が上がります。軽量で、防水性・透湿性が高いものを選びましょう。

▼シュラフカバー選びの参考に

【5】テントマット[○]

テント泊装備
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テント内に敷く薄いマット。テント内全面に敷くことで、地面からの冷気を防いで暖かく過ごすことができます。また、雨がテント内に浸水した場合に、シュラフなどが濡れないようにする役割もあります。なくてもテント泊をすることはできますが、あるとより快適な空間に。

▼テントマット選びの参考に

【6】小型のランタン[○]

出典:Amazon
テント内でくつろいだり、着替えや出発の準備をするのに必要な灯りです。ヘッドランプでも代用できますが、ヘッドランプの灯りと違ってテント内全体を明るく照らしてくれます。最近では小型で折りたためるものも多く、軽量化されています。携行にも負担にならないので、1つあると重宝するはず。

▼ランタン選びの参考に

【7】金槌[○]

テント泊装備
出典:Amazon
テントの張綱を固定するペグを地面に打ち込む道具です。岩などでも代用可能ですが、固い地盤だったり手頃な岩がない場所ではあると便利。金槌の反対側は、ペグが抜けないときに引っかけられるようになっているものがおすすめです。

→続いて、大型ザックと食事についてをチェック!


【ポイント②】テント泊登山用に“大型ザック”を準備しよう!

テント泊 装備
出典:PIXTA
テント泊の装備が揃ったら、大型ザックの準備! 「衣」「食」「住」全ての荷物を詰め込める、大きめサイズのザックが必要です。

どのくらいのサイズ・容量を選んだらいい?

テント泊装備大型ザック
撮影:YAMA HACK編集部
1~2日のテント泊なら目安は50~70L。それ以上の長期縦走であれば70L以上が目安。

大きければいいというものでもなく、大きなザックは重量も増すので、どの程度の期間テント泊をするのかを考えて購入しましょう。また、重い荷物を背負って長時間・長距離を歩くわけですから、背負い心地も重要。購入前にショップで試してみるのが◎です。

▼大型ザック選びの参考に

【ポイント➂】テント泊時の食事は何にする? どのくらい持って行く?

最後にテント泊での食事についてご紹介します。食事は全て山小屋で済ますというのも手ですが、テント泊の場合、混雑時は小屋で食事を食べられないこともあるので、どんなときでも食料は持って行きましょう。

「軽い」「日持ちする」「調理が簡単」な食べ物がおすすめ

テント泊 装備
出典:PIXTA
テント泊の食糧計画で大事なポイントは3つ。まず「軽い」こと。そして温度管理ができないので「日持ちする」こと。最後にバーナーなどの調理器具でできるような「調理が簡単な」食べ物であることです。

これをふまえた食料でおすすめなのはフリーズドライ食品。ラーメンやパスタ、ごはんなどがお湯を注ぐだけで出来上がるので、誰でも簡単に調理して食べることができます。余裕があれば具を足すなどアレンジして食事を楽しみましょう。また、湯煎するだけのレトルト食品も手軽。ゴミが最小限で済むようにすることも大事です。

山行日数や食事の回数、登山の消費カロリーを基に“量”を考えよう!

テント泊 装備
出典:PIXTA
登山で消費するカロリーの目安は、以下の式で求められます。

エネルギー消費量(kcal)=体重(kg)×行動時間(h)×5

登山中の摂取カロリーが少なすぎたり、荷物が重くなりすぎないように、山行日数と工程を書き出して、必要な食事の回数を確認してみましょう。テント場でゆっくりと摂る食事の他に、行動食と非常食も必要です。高カロリーを摂れるようなお菓子やジェルなどを持って行くのもおすすめです。

クッカーやバーナー、カトラリーの準備はOK?

クッカーバーナーカトラリー調理器具
出典:PIXTA
山ごはんを作るために必要な調理器具も持っていない場合は、併せて用意しましょう。形も素材も実にさまざまな種類が販売されているので、もし迷ったら、クッカーとバーナーセットになっている商品を選ぶのもひとつの手です。

▼テント泊時の食事の参考に

この夏は、テント泊にチャレンジしよう!

テント泊登山
出典:PIXTA
テントにシュラフにマットにザック…私もはじめはテント泊に必要なものは「えいっ!」とまとめて購入しました。全部で10万くらいかかりましたが、自分の道具を使うたびに嬉しかったのを覚えています。一度買ってしまえば長く使えますし、ますます登山の楽しみ方が広がります。ぜひ道具をそろえてテント泊を楽しみましょう!

おすすめのテント場をチェック!


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nao
nao

両親の影響で子供の頃から山に登り、大きなザックを背負う人を見て自分には無理だなあと思っていたらいつの間にかそうなっていました。歩き続ける縦走が好き。下山後の温泉とビールも大好きです。どうぞよろしくお願いします。

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