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シュラフカバーはこんな人におすすめ!

シュラフカバー(スリーピングバッグカバー)
とは、その名の通りシュラフ(寝袋)を覆うようにカバーする製品のこと。
必須のアイテムではないため、「自分にとって本当に必要なものなのか」お悩みの方も多いのでは?
シュラフカバーを使う環境や使い方によって、必要度合いが変わってきます。
以下のいずれか当てはまる人は、シュラフカバーの導入を検討してみる価値ありです。
シュラフカバーはこんな人におすすめ!
キャンプや登山で、厳冬期にテント泊をする人
キャンプや登山で、2泊以上のテント泊をする人
シュラフを汚したくない人
手持ちのシュラフの保温性を高めたい人
ただし、シュラフ単体で使うより蒸れやすくなる

シュラフカバーの宿命ともいえる「蒸れ」。
人は寝ている間にコップ一杯分ほどの汗をかくといわれています。
実際寒い場所でシュラフカバーを使って一晩寝ると、朝には上の写真のように内側に水滴がびっしりついていることも少なくありません。
もちろんシュラフカバーには透湿性の高い素材が使われているため、高いレベルで蒸れを防いでくれますが、シュラフ単体で使ったときと比べればどうしても蒸れやすくなってしまいます。
ある程度の蒸れは仕方ないと割り切りつつ、できる限り水分を外に出せるよう、透湿性の高い素材を選ぶことが大切です。
シュラフカバーの選び方|6つのポイント
シュラフカバーが必要なシーンがわかってたところで、次にシュラフカバーの選び方をご紹介します。ポイントは主に6つです。
チェックポイント
①耐久性?軽さ?「生地の厚み(レイヤー)」で選ぶ

シュラフカバーには3レイヤーと2レイヤーがあります。
- 3レイヤーは、表地と防水透湿メンブレンに加え、裏地を併せもったタイプ。
- 2レイヤーは、表地と防水透湿メンブレンの2層でできたタイプ。
それぞれ特性が異なるため、詳しく解説します。
3レイヤーは、透湿性に優れ、耐久性も高い
高い透湿性を期待できるのが3レイヤー。裏地が汗などの水分を吸い上げ、外へ放出するためです。
同じゴアテックス素材でも、2レイヤーより3レイヤーの方が透湿性は高くなります。
また多少の引っかきや擦り傷への耐性が高く、長く使い続けられるのも魅力。丈夫さを活かして、製品によってはシュラフカバー単体で使える場合も。
【3レイヤーはこんな人におすすめ】
単体でも使いたい人、高い透湿性を求めたい人、値段が張ってもずっと使い続けられるものを買いたい人
2レイヤーは、軽量でコンパクト、価格も控えめ
3レイヤーよりも生地が薄く、軽量でコンパクトに収納できるのが特徴です。その分、3レイヤーより強度は劣るものの、格子状に組まれたリップストップなど、破れに強い縫製でつくられた生地を使うことで耐久性をカバーしています。
【2レイヤーはこんな人におすすめ】
軽量化・コンパクト化をしたい人、手頃なものを買いたい人
②「防水・透湿素材」は利用シーンに合わせて選ぶ

シュラフの保温力低下を抑えるには、ゴアテックスなど防水透湿素材のカバーを使うのが理想です。
しかし、使う環境によっては、そこまで高機能である必要がない場合もあります。
下記の例を参考に、いつ(時期)、どこで、どのくらいの期間で使うのかを考え、使用目的に見合ったスペックを検討してみるのも手です。
厳冬期・悪天候時に使うなら、ゴアテックスなどの防水透湿素材がベスト
防水透湿性とは、雨や結露による浸水を防ぎながら、内側にこもりがちな蒸れを外へと放出する機能のこと。
テント内で発生した結露、雨による浸水などからシュラフが濡れるのを防ぎ、保温力の低下を抑えてくれます。
防水透湿性において、最も高機能な素材として代表的なのが「ゴアテックス」。防水透湿性を重視したい場合は有力な候補になるでしょう。
ただその他にも、メーカー独自のメンブレンを使った防水透湿素材も出ています。ゴアテックスより安価である場合もあるため、予算や求めたい機能に合わせて選びましょう。
温暖な時期に使うなら、透湿性・通気性に優れた素材も候補になる
厳冬期を除く3シーズン利用で、悪天候時は使わず、短期間しか利用しないのであれば、少し安価な素材を使ったモデルを検討するのもありです。
たとえば「タイベック」という素材。軽量で低価格、しかも高い透湿性と通気性をもっています。
防水性はないものの、撥水性があり保水しにくい素材のため、テント内で発生した結露などからシュラフ本体を守ってくれます。
③シュラフよりも少し大きめ「サイズ」だと過ごしやすい

意外と大事なのがシュラフカバーの横幅。サイズに余裕がないとダウンを圧縮してしまい、保温効果が低下する恐れも……。
また、寒いテント内ではシュラフとシュラフカバーに入ったまま過ごす時間も長くなるため、足を崩して座れるくらいの余裕があるとより快適です。
④「ジッパーの有無」で変わる使い勝手

提供:(右ジッパーなし)株式会社アライテント「E-シュラフカバー」
シュラフカバーには、ジッパーがあって大きく開くものと、ジッパーがなく上からかぶせるもの、2つのタイプがあります。
【こんな人におすすめ】
ジッパーあり:快適性を重視する人
ジッパーなし:コンパクトさ・軽量性を重視する人
■「ジッパー有り」は温度調節しやすく、出入りも楽
ジッパー付きなら、出入りがしやすく、暑いときには開いて温度調整も簡単。ただしジッパー無しタイプと比べると、サイズが大きくなります。
その他に、ジッパーの配置も快適性に影響するポイントです。配置場所は左右どちらかが多いですが、シュラフのジッパーと同じ位置にあると就寝中の換気がしやすくなります。
また、上下どちらからも開けられるタイプや内側からも開けやすいダブルジッパータイプなど、仕様の違いもあるので、利便性と重量とのバランスで判断しましょう。
■「ジッパー無し」は軽量でコンパクト
ジッパー無しタイプは軽量でコンパクト。少しでも軽くする必要があるなら、ジッパーなしを検討するのも手です。
ただかぶせるのが手間に感じたり、小まめな温度調整が難しい面もあります。
⑤生地の「ストレッチ性」が快眠をサポートする

生地に伸縮性が備わっているかもポイント。表地や裏地にストレッチ性のある素材を使っていれば、就寝時の動きを妨げにくく、快適な寝心地をサポートします。
ただし防水メンブレンの特性上、大きく伸びるものではありません。シュラフ自体の伸縮性にも影響を受ける点は注意しましょう。
⑥実績のある「有名ブランド」なら安心

とくに厳冬期や悪天候時など、シュラフが濡れて保温力が低下することで、命に関わるトラブルに発展する恐れもあります。
長期の利用や低温下など、よりハードな環境で使うのであれば、長年の実績やユーザーからの信頼の厚いブランドから選びたいところ。
モンベル(mont-bell)
- 1975年創業のアウトドア用品メーカー
- 独自の防水透湿素材ブリーズドライテックを採用した製品を中心に、レイヤー(層)やサイズに応じて選べる
- 荷物を軽量化したい人にも嬉しい2レイヤータイプも豊富
イスカ(ISUKA)
- 大阪に本社を構えるの寝袋・シュラフ専門の老舗メーカー
- すべて3レイヤー(3層)の防水透湿素材を採用
- ゴアテックスだけでなく、独自開発した「ウェザーテック」を使ったモデルもあり、価格帯の幅も広い
ナンガ(NANGA)
- 羽毛の街・滋賀県米原市で創業した寝袋メーカー
- シュラフカバーは1モデルのみで、比較的手ごろな価格帯
- 防水透湿性を備え、縫い目もシムテープ仕様。通年を通して活躍する
あなたは何を重視?目的別の最強モデルを探せ
まずは、この記事で紹介するシュラフカバーの中から、求める機能に適したおすすめモデルを紹介します。
安心して眠りたい!耐久性と快適性重視なら
イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト
素材 | 30デニールナイロン(ゴアテックス インフィニアム) |
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レイヤー | 3レイヤー |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 360g |
カラー | ネイビーブルー |
サイズ(使用時) | 209(全長)×87(肩幅)cm |
サイズ(収納時) | 7×8×22cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
軽量な30デニールナイロンをベースにした、ゴアテックス素材のシュラフカバー。立体裁断のフード部分によって圧迫感を抑えられます。
ドローコード付きなのでフィッティング調整も可能。サイドのファスナーは60cmで、出入りもスムーズです。
おすすめポイント!
- 3レイヤーのゴアテックス(防水透湿性)
- フードは立体裁断で、圧迫感を抑えている
- サイドファスナーは60cm開閉
手軽に持ち運びたい!軽量性重視なら
モンベル ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー
素材 | ブリーズドライテック™2レイヤー[15デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ] |
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レイヤー | 2レイヤー |
耐水圧 | 20,000mm以上 |
透湿性 | 25,000g/m²・24hrs |
重量 | 186g |
カラー | ブルーグリーン |
サイズ(使用時) | 最大長224×最大幅77cm |
サイズ(収納時) | 8×5×18cm |
ジッパーの有無 | 無 |
単体での使用可否 | × |
独自の防水透湿素材を使用した軽量コンパクトモデル
透湿性と通気性を備えた独自の防水透湿性素材を使用したスリーピングバッグカバー。
重量は186gで軽量コンパクト性に優れていますが、2レイヤーのため単体での使用はできません。
おすすめポイント!
- 2レイヤーのブリーズドライテックを採用
- 186gの軽さで、耐水圧20,000mm以上、透湿性25,000g/m²・24hrs
- スタッフバック付き
冬に使いたい!保温性重視なら
モンベル ブリーズドライテック ウォームアップスリーピングバッグカバー
素材 | ブリーズドライテック™3レイヤー(表地:ポリエステル、裏地:クリマプラス®メッシュ) |
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レイヤー | 3レイヤー |
耐水圧 | 25,000mm |
透湿性 | 15,000g/m²・24hrs |
重量 | 490g |
カラー | ライトグレー(SV) |
サイズ(使用時) | 最大長225×最大幅77cm |
サイズ(収納時) | ∅11.5×27cm |
ジッパーの有無 | 無 |
単体での使用可否 | ◯ |
裏地に起毛地を採用し、保温性と肌触りがアップ
オリジナルの「ブリーズドライテック®3レイヤー」を採用したモデル。裏地には起毛地を配し、肌触りの良さと保温性の向上を図っています。
ワンサイズのみの展開。上記で紹介した2モデルのレギュラーと同じくらいのサイズ感です。
防水透湿性に優れる、独自の防水透湿性素材を使用。裏地の「クリマプラス®メッシュ」は起毛した素材で、保温性が高いだけでなく、肌触りも◎
夏場など気温が高い場合は単体でも使用可能です。
おすすめポイント!
- 3レイヤーのブリーズドライテックを採用
- 裏地には肌触りの良いオリジナルの起毛素材
- 夏場のフィールドなどでは単体での使用も可能
まずは試してみたい!コスパ重視なら
ナンガ ウォータープルーフスリーピングバッグカバー
素材 | 50dnポリエステル(TPUラミネート) |
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レイヤー | 2.5レイヤー |
耐水圧 | 15,000mm |
透湿性 | 10,000g/M2 |
重量 | 約505g |
カラー | ブラック、カーキ |
サイズ(使用時) | 220×85cm |
サイズ(収納時) | 11×13cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
スリーピングバッグブランドとして人気の高いナンガのスリーピングバッグカバー。
やや重量はありますが、耐水圧/15,000mm、透湿10,000g/m2・24hrsと基本性能を備え、今回紹介するアイテムの中では比較的手頃な価格なので、まずはカバーを試してみたいという方におすすめ。
おすすめポイント!
- C6撥水の2.5レイヤーで、縫い目はシームテープ仕様
- 春、夏の山小屋やテント泊には1枚で使用可能
- 1万円以下で、比較的手頃な価格
シュラフカバーのおすすめ人気ランキング
ここからはシュラフカバーのおすすめを、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの各ECサイトの売れ筋を参考に、独自におすすめランキング形式で紹介。
耐久性や透湿性に優れ、単体利用も可能な「3レイヤーや2.5レイヤー」のタイプ、軽量で携行性に優れる「2レイヤー」のタイプに分けてみました。
【快適性重視】耐久性&透湿性に優れたシュラフカバー10モデル
ナンガ ウォータープルーフスリーピングバッグカバー
素材 | 50dnポリエステル(TPUラミネート) |
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レイヤー | 2.5レイヤー |
耐水圧 | 15,000mm |
透湿性 | 10,000g/M2 |
重量 | 約505g |
カラー | ブラック、カーキ |
サイズ(使用時) | 220×85cm |
サイズ(収納時) | 11×13cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
コスパの優れる2.5レイヤーモデル
「目的別の最強モデルを探せ」で、コスパ重視の人におすすめとして紹介したモデルです。
2.5レイヤーで、耐水圧/15,000mm、透湿10,000g/m2・24hrsと基本性能を備えています。
重さ約505gとやや重量はありますが、春、夏の山小屋やテント泊には単体で使用できるスペックです。
おすすめポイント!
- 1万円以下で、比較的手頃な価格
- 縫い目はシームテープ仕様で防水性あり
- 春、夏の山小屋やテント泊には1枚で使用可能
イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト
素材 | 30デニールナイロン(ゴアテックス インフィニアム) |
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レイヤー | 3レイヤー |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 360g |
カラー | ネイビーブルー |
サイズ(使用時) | 209(全長)×87(肩幅)cm |
サイズ(収納時) | 7×8×22cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
立体構造と大きく開くファスナーで快適性◎
「目的別の最強モデルを探せ」で、耐久性と快適性重視の人におすすめとして紹介したモデルです。
軽量な30デニールナイロンをベースにした、ゴアテックス素材を採用した3レイヤー。
立体裁断のフード部分によって圧迫感を抑えられます。ドローコード付きなのでフィッティング調整も可能。サイドのファスナーは60cmで、出入りもスムーズです。
おすすめポイント!
- 3レイヤーのゴアテックス(防水透湿性)
- フードは立体裁断で、圧迫感を抑えている
- サイドファスナーは60cm開閉
「ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト」のワイドモデルです。冬用のロフトの大きな寝袋を使用する場合は、大きめサイズがおすすめ。
イスカ ウェザーテックシュラフカバースーパーライト
素材 | ウェザーテック |
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レイヤー | 3レイヤー |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 410g |
カラー | ネイビーブルー |
サイズ(使用時) | 209(全長)×84(肩幅)cm |
サイズ(収納時) | 8×8×22cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
耐久性とコストパフォーマンスを重視の人におすすめ
透湿防水素材ウェザーテックをベースにした3レイヤーのシュラフカバー。
ゴアテックスモデルよりも少し重さは増すものの、1万円台前半とコストパフォーマンスに優れています。
春~秋にかけてのキャンプやバイクツーリングなどにおすすめ。
おすすめポイント!
- 3レイヤーのウェザーテック(防水透湿性)
- フード部分は立体裁断で圧迫感を軽減
- サイドのファスナーは60cmで、出入りもスムーズ
オクトス 高透湿防水 シュラフカバーライト レギュラー
素材 | 20Dリップストップナイロン(2.5レイヤー) SOFANDE® |
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レイヤー | 2.5レイヤー |
耐水圧 | 20,000mm以上 |
透湿性 | 20,000g/m2・24hrs(JIS L-1099B-1法) |
重量 | 約243g(収納袋9g含む) |
カラー | カーキ、オータムリーフ、ワイン、ブルー、アイスブルー |
サイズ(使用時) | 全長202×肩口幅83×底部幅53cm(ファスナー開口部 148cm) |
サイズ(収納時) | 18×12.5×8cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
高い耐水圧と透湿性を実現した日本製シュラフカバー
20Dリップストップナイロンを採用した2.5レイヤーのシュラフカバー。
素材には旭化成のSOFANDE®を使用しており、耐水性と透湿性に優れています。ファスナーは上下どちらからでも開け閉め可能です。
おすすめポイント!
- 2.5レイヤーのSOFANDE®(防水透湿性)
- 耐水圧 / 20,000mm以上、透湿性 / 20,000g/m2・24hrs
- 安心の日本製で1万円台前半で手に入る
プロモンテ ライトウエイト3レイヤーシュラフカバー
素材 | 20Dナイロンリップストップ+高通気エントラント+7Dトリコット3レイヤー |
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レイヤー | 3レイヤー |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 約300g |
カラー | オリーブ |
サイズ(使用時) | 215×足幅85cm |
サイズ(収納時) | 縦7cm×横8cm×高さ21cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
通気性プラスで結露を改善
プロモンテの山岳テントにも使用している、東レ(株)と共同開発の3レイヤー生地を採用したモデル。
防水・透湿に通気性がプラスされ、従来のシュラフカバーより結露が大幅に改善されました。
わずか300gと、3レイヤーの生地を使ったシュラフカバーの中では軽量です。
おすすめポイント!
- 山岳テントにも採用している3レイヤー生地を、シュラフカバー向けにアップデート
- 防水透湿性に通気性をプラスし、結露しにくい仕様に
- わずか300gの軽さ
ファイントラック エバーブレススリーピングバッグカバーUL
素材 | ナイロン100% |
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レイヤー | 2.5レイヤー |
耐水圧 | 10,000mm以上(初期値) |
透湿性 | 10,000g/㎡・24h以上 |
重量 | 222g |
カラー | ゴールデンイエロー |
サイズ(使用時) | 長さ220 × 幅(最大)76cm |
サイズ(収納時) | 縦12cm、横8.5cm |
ジッパーの有無 | 無 |
単体での使用可否 | ◯ |
シンプルさを追求した超軽量モデル
口コミ・レビュー
使用した感想ですが、1つの重要な要素として軽さがありましたが、十分軽く満足でした。
また、夜の寒さも多少軽減されたのではないかと思います。朝起きた際に、特に蒸れや濡れはなく快適そのものでした。
出典: 楽天市場
オリジナルの防水透湿素材エバーブレス® Type-Cを使ったスリーピングバッグカバー。
「エバーブレススリーピングバッグカバー」よりも細身の設計で、ファスナーも省いたシンプルな構造にすることで、わずか222gの軽量性を実現。
細身のため、対応するシュラフサイズをよく確認しましょう(ファイントラック製品であれば、ポリゴンネストオレンジまで対応)。
おすすめポイント!
- 2.5レイヤーのエバーブレス® Type-C(防水透湿素材)
- ファスナー無しのシンプル設計で、やや細身の設計
- わずか222gと超軽量
アライテント(ライペン) E-シュラフカバー
素材 | 15dnリップストップナイロン3レイヤード高通気エントラント® |
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レイヤー | 3レイヤー |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 260g |
カラー | ブルー |
サイズ(使用時) | 215×85cm |
サイズ(収納時) | 26×20cm |
ジッパーの有無 | 無 |
単体での使用可否 | ◯ |
3レイヤーで260gの軽量モデル
日本の老舗登山メーカー、アライテント
透湿性の良い高通気エントラントを使用したシュラフカバー。
ファスナー無しのシンプル設計で、耐久性に優れる3レイヤーの中では、最軽量の部類である260gという軽さです。
生地には防水透湿性に通気性をアップさせたエントラント®を採用しています。
おすすめポイント!
- 3レイヤーのエントラント®(防水透湿性)
- ファスナー無しのシンプル設計
- わずか260gの軽さ
ファイントラック エバーブレススリーピングバッグカバー
素材 | ナイロン100% ポリウレタンコーティング(エバーブレス® 3D) |
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レイヤー | 2.5レイヤー |
耐水圧 | 10,000mm以上(初期値) |
透湿性 | 8,000以上(g/㎡・24h) |
重量 | 275g |
カラー | バーミリオン |
サイズ(使用時) | 長さ205 × 幅(最大)80cm |
サイズ(収納時) | 縦13㎝×横9.5㎝ |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
単体使用可&ファスナー付きの軽量モデルならコレ
オリジナルの防水透湿素材エバーブレス® 3Dを使用した、2.5レイヤーのスリーピングバッグカバー。
単体使用できる耐久性を備えながらも、わずか275gの軽量モデル。足部分は立体的なフッドボックス構造で快適です。
おすすめポイント!
- 2.5レイヤーのエバーブレス® 3D(防水透湿性)
- フードにはフィット感を高めるドローコード付き
- わずか275gの軽さ
ヘリテイジ eVent®WINDPROOF シュラフカバー F付 M
素材 | 30Dナイロンリップストップ・eVent®ウインドプルーフ3レイヤー (7dnトリコットバッカー) |
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レイヤー | 3レイヤー |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | M:295g |
カラー | バーンオレンジ、ラセット |
サイズ(使用時) | 丈220 × 最大幅82cm |
サイズ(収納時) | - |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
傾斜式ファスナーで開閉がスムーズ
耐水性、透湿性、そして通気性を持つeVent WINDPROOFを採用したモデル。
ファスナーは左に傾斜して配置されているので、就寝時にファスナースライダーが口周りに当たりにくく、右手での開閉もスムーズです。
おすすめポイント!
- 3レイヤーのeVent WINDPROOF(防水透湿性)
- Mサイズで295g
- ファスナー付きで、寝袋に入った状態で口元に当たりにくい
バイレス ゴアリップ SBカバーシーム2
素材 | GORE-TEX 3レイヤー 30デニールナイロンリップストップ |
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レイヤー | 3レイヤー |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 395g |
カラー | ネイビー |
サイズ(使用時) | 205x88cm |
サイズ(収納時) | 直径10x24cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
74cmのサイドファスナーが出入りに便利
30デニールのゴアテックス素材を使用したスタンダードなシュラフカバー。縫い目はフルシーム加工で、防水性を高めたつくりをしています。
サイドファスナーは74cmと少し長めの設定なので、出入りはもちろんのこと、温度調節も容易です。
夏季シーズンには単体でも使用可能。
おすすめポイント!
- 3レイヤーのゴアテックス(防水透湿性)
- サイドファスナーは74cmと長めで、出入りや温度調整もラク
- 温暖な時期、環境であれば単体でも使用可能
【軽量性重視】携行性に優れたシュラフカバー6モデル
ムラコ Tyvek®︎ SLEEPING BAG PROTECTOR
素材 | Tyvek®︎ (ポリエチレン) |
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レイヤー | - |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 265g |
カラー | ホワイト |
サイズ(使用時) | L220 × W86 cm |
サイズ(収納時) | Φ12 × H20 cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | × |
出入りに便利なセンタージップ仕様
口コミ・レビュー
関東の12月初旬の気候の中、夏用ダウンシュラフに被せ、寒さで目を覚ますことなく朝まで眠れました。
素材は紙を加工したような肌触りで、大丈夫か?と思いましたが、ちゃんと仕事してくれたので、今は気になりません。
いつも戻せず他の袋に詰め替えるのですが、こちらは入れられました。コンパクトにできるので大満足です。
出典: 楽天市場
Tyvek®︎(タイベック)製のスリーピングバッグカバー。しかも1万円台前半とお手頃な価格で、265gという軽さです。
シームに防水処理はされておらず、完全防水ではありません。しかし素材自体は水や汚れに強く、高い透湿性を備えています。
出入りに便利なセンタージップ仕様で、暑くなった時には温度調整も可能です。
おすすめポイント!
- Tyvek®︎(タイベック)生地で、水に強く、透湿性、耐久性にも優れている
- センタージップ仕様で、温度調節も容易
- わずか265gの超軽量モデル
SOL エスケープヴィヴィ
素材 | 60gs/mポリエチレン不織布アルミ蒸着加工 |
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レイヤー | - |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 241g |
カラー | オレンジ、グリーン |
サイズ(使用時) | 213×81cm |
サイズ(収納時) | Φ11×17cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | ◯ |
単体使用も可能で、オールシーズン活躍
アメリカのサバイバルメーカー、SOLが開発した寝袋状のヴィヴィサック。
体熱を反射・保持するアルミ蒸着加工が内側に施されているため、保温力アップが期待できます。
さらにオリジナルの透湿素材を使い、内側にこもちがちな蒸れを外に逃がし、快適な環境をサポートします。
おすすめポイント!
- オリジナルの透湿素材で、汗による蒸れを軽減
- アルミ蒸着加工で保温性効果をプラス
- 60cmのサイドファスナー付き
oxtos(オクトス) 透湿防水 タフシュラフカバー(レギュラー)
素材 | 【上面】15dn透湿防水マイクロリップストップナイロン、【背面】40dnナイロン透湿防水ポリウレタンコーティング(頭部/背面部/底部) |
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レイヤー | 【上面】2レイヤー、【背面】2.5レイヤー |
耐水圧 | 【上面】1,000mm、【背面】10,000mm |
透湿性 | 【上面】8,000/m2/24h、【背面】5,000/m2/24h |
重量 | 268g |
カラー | マスタード×ネイビー |
サイズ(使用時) | 全長202cm×肩口幅83cm×底部幅53cm |
サイズ(収納時) | 縦17×横11×マチ5cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | × |
大型ファスナー付きながら軽量化を実現
口コミ・レビュー
登山のテント泊の時には常に持参しています。
寒さ対策にもなりますし、テント内結露時のシュラフの防水対策にもなります。
しっかりファスナーを締めて使用したときは蒸れで少々シュラフはしっとりしますが、結露でテント内に水溜まりができたときも内部に浸水したことはなく、大変満足しています。
出典: 楽天市場
わずか260gの超軽量モデル。防水性や耐久性が求められる背面部分には、厚手で耐水圧の高い素材、上面に薄手の素材を使用することで、軽量化を実現しています。
ファスナー付きで軽量タイプを探している方におすすめ。ファスナーは148cmと長めの設定で、上下どちらからでも開閉可能です。
おすすめポイント!
- ファスナー付きの軽量タイプを探している方におすすめ
- 上面は2レイヤー、背面には2.5レイヤーの防水透湿素材を採用
- わずか260gの超軽量モデル
オクトス 高透湿防水 シュラフカバー
素材 | 30Dリップストップナイロン(2レイヤー) SOFANDE® |
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レイヤー | 2レイヤー |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿性 | 20,000g/m2・24hrs(JIS L-1099B-1法) |
重量 | 約265g(収納袋9g含む) |
カラー | オレンジ、ブルー、レッド、アイスブルー、ワイン |
サイズ(使用時) | 全長202×肩口幅83×底部幅53cm(ファスナー開口部 148cm) |
サイズ(収納時) | 18×12.5×8cm |
ジッパーの有無 | 有 |
単体での使用可否 | × |
高い耐水圧と透湿性を実現した日本製シュラフカバー
30Dリップストップナイロンを採用した、2.5レイヤーのシュラフカバー。素材には旭化成のSOFANDE®を使用し、耐水性と透湿性を備えています。
ファスナー付きで、上下どちらからでも開け閉め可能です。
おすすめポイント!
- 2.5レイヤーのSOFANDE®(防水透湿性
- 耐水圧20,000mm、透湿性20,000g/m2・24hrs
- ダブルファスナーで、開閉もスムーズ
SOL エスケープライトヴィヴィ
素材 | 43gs/mポリエチレン不織布アルミ蒸着加工 |
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レイヤー | - |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 156g |
カラー | オレンジ |
サイズ(使用時) | 208×81cm |
サイズ(収納時) | φ 8× 15cm |
ジッパーの有無 | 無 |
単体での使用可否 | ◯ |
ファスナーやドローコードを省いた軽量版
2位にランクインした「エスケープヴィヴィ」のライトバージョン。わずか156gと、超軽量モデルです。
高い保温機能はそのままに、ファスナーをなくし、生地を更に薄くしたことで156gという軽量さとコンパクトさを実現しています。コンパクトさ・軽量さを重視したい方におすすめの製品です。
おすすめポイント!
- オリジナルの透湿素材で、汗による蒸れを軽減
- アルミ蒸着加工で保温性効果をプラス
- 60cmのサイドファスナー付き
ヘリテイジ eVent®WINDPROOF コンパクト・シュラフカバー M
素材 | 30Dナイロンリップストップ・eVent®ウインドプルーフ3レイヤー (7dnトリコットバッカー) |
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レイヤー | 2レイヤー |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 215g |
カラー | バーンオレンジ |
サイズ(使用時) | 丈213 × 最大幅80cm |
サイズ(収納時) | - |
ジッパーの有無 | 無 |
単体での使用可否 | ✕ |
eVent®WINDPROOF シュラフカバーの2レイヤー・コンパクトモデル
「快適性重視」の人気ランキングで、9位にランクインしたヘリテイジの「eVent®WINDPROOF シュラフカバー」をより軽量化(-80g)したモデルです。
防水透湿素材eVent® WINDPROOFの2レイヤーを採用し、さらにファスナーを省いています。単体での使用はできません。
おすすめポイント!
- 2レイヤーのeVent® WINDPROOF(防水透湿性)
- Mサイズで215gとかなり軽量
- ファスナー無しのシンプル設計
人気の登山ブランド「モンベル」のシュラフカバーも要チェック
登山ブランドで有名なモンベル。シュラフカバーは全4モデルを取り揃えていますが、店舗または公式オンラインストアでのみしか販売されていないため、前述したランキングには入っていません。
素材にはメーカー独自の防水透湿素材ブリーズドライテックと、タイベックをつかった製品を展開。軽量重視の2レイヤーが豊富で、いずれもジッパー無しタイプです。
定番モデルは3つのサイズ展開があり、体格にあったものを選ぶことができます。
「ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー」シリーズ
モンベル独自の防水透湿性素材「ブリーズドライテック(2レイヤー)」を採用したシリーズ。
レギュラーサイズは、186gとかなり軽量です。
「レギュラー」「ワイド」「ワイド&ロング」が3サイズ展開。できるだけ荷物を軽くしたい人におすすめです!
モンベル ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー
素材 | ブリーズドライテック™2レイヤー[15デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ] |
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レイヤー | 2レイヤー |
耐水圧 | 20,000mm以上 |
透湿性 | 25,000g/m²・24hrs |
重量 | 186g |
カラー | ブルーグリーン |
サイズ(使用時) | 最大長224×最大幅77cm |
サイズ(収納時) | 8×5×18cm |
ジッパーの有無 | 無 |
単体での使用可否 | × |
独自の防水透湿素材を使用した軽量コンパクトモデル
独自の防水透湿性素材ブリーズドライテック®2を使用したモデル。
「ブリーズ ドライテック プラス スリーピングバッグカバー ワイド」シリーズ
オリジナルの防水透湿素材「ブリーズドライテック®プラス」を採用したシリーズ。
上記で紹介したブリーズ ドライテックより透湿性、通気性が向上し、価格も1万円ほどアップしています。
「レギュラー」「ワイド」「ワイド&ロング」が3サイズ展開。
モンベル ブリーズ ドライテック プラス スリーピングバッグカバー
素材 | ブリーズドライテック™プラス2レイヤー[PTFEラミネート加工/15デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ] |
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レイヤー | 2レイヤー |
耐水圧 | 20,000mm以上 |
透湿性 | 35,000g/m²・24hrs |
重量 | 186g |
カラー | レッド |
サイズ(使用時) | 最大長224×最大幅77cm |
サイズ(収納時) | 8×5×18cm |
ジッパーの有無 | 無 |
単体での使用可否 | × |
透湿性が大幅に向上した「プラス」モデル
独自の防水透湿性素材「ブリーズドライテック®」を使用。レギュラーサイズで180gと軽量で、持ち運びしやすいモデルです。
モンベル ブリーズドライテック ウォームアップスリーピングバッグカバー
素材 | ブリーズドライテック™3レイヤー(表地:ポリエステル、裏地:クリマプラス®メッシュ) |
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レイヤー | 3レイヤー |
耐水圧 | 25,000mm |
透湿性 | 15,000g/m²・24hrs |
重量 | 490g |
カラー | ライトグレー(SV) |
サイズ(使用時) | 最大長225×最大幅77cm |
サイズ(収納時) | ∅11.5×27cm |
ジッパーの有無 | 無 |
単体での使用可否 | ◯ |
裏地に起毛地を採用し、保温性と肌触りがアップ
オリジナルの「ブリーズドライテック®3レイヤー」を採用したモデル。裏地には起毛地を配し、肌触りの良さと保温性の向上を図っています。
ワンサイズのみの展開。上記で紹介した2モデルのレギュラーと同じくらいのサイズ感です。
独自の防水透湿性素材「ブリーズドライテック®プラス」を使用。通常の「ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー」よりも透湿性に優れ、内部をドライに保ちます。
モンベル タイベック スリーピングバッグカバー
素材 | タイベック(ポリエチレン) |
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レイヤー | - |
耐水圧 | - |
透湿性 | - |
重量 | 154g |
カラー | ホワイト |
サイズ(使用時) | 最大長225×最大幅84cm |
サイズ(収納時) | 9×5×19cm |
ジッパーの有無 | 無 |
単体での使用可否 | × |
保温や汚れ防止目的の軽量タイプ
保水しにくく、寝袋を蒸れや結露から守る適度な透湿性・通気性を備えたタイベックを採用したモデル。
およそ148gとかなり軽量で、できるだけ荷物を軽くしたい人におすすめです。
防水性はないので、保温や汚れ防止目的で活用しましょう。
こんな使い方も!シュラフカバーの活用方法
メインの役割は防水・保温機能ですが、活用方法はそれだけにとどまりません。今回は代表的な4つの活用方法をご紹介します。
①単体でシュラフの代わりに

暖かい時季であれば、シュラフの代わりとしても活躍!
さすがに高山では心もとないですが、低地であれば十分対応可能です。寒さが不安な方は、保温力が高いものを選ぶと◎。
サイズもシュラフと比べると圧倒的にコンパクトなため、荷物を極限まで少なくしたい登山者やウルトラハイカーの方にもおすすめです。

ダウンシュラフと比べるとこんなにコンパクト(左:筆者所有の3シーズン用シュラフ 右:イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト)
サイズもシュラフと比べると圧倒的にコンパクトなため、荷物を極限まで少なくしたい登山者やウルトラハイカーの方にもおすすめです。
②パックライナーとして

防水性の高いシュラフカバーであれば、ザックの中身を濡れから守るパックライナーとしても使えます。
ゴアテックス素材であれば完全防水で安心ですし、そうでない場合も更にザックカバーを併用して防水性を強化すれば、雨量の多い雨でも高い防水性を期待できます。
③非常時のシェルターとして

緊急時のシェルターとしてはツェルトが一般的ですが、ツェルトだけであると、体との密着度が低いため隙間から冷たい空気が入りやすくなることも…。
その点シュラフカバーであれば、体全体をすっぽりと覆うことが可能。ツェルトと合わせて使うことで風をシャットダウンでき、保温性が格段に高まります。
万が一のアクシデントでも力を発揮してくれるのがシュラフカバーなんです。
④山小屋泊でシーツ代わりに

山小屋の布団に直接入るのがちょっと苦手、という方にはシーツ代わりとしての使いみちも。最近はコロナでインナーシーツとして活用する方も増えてきました。
ガザガサした素材のものだとやや快適性が落ちてしまう可能性があるため、素材が柔らかいものを選べばより快適になります。
山小屋で使用する場合、基本的にはシュラフカバー、インナーシーツ、どちらでも問題ありません。
シュラフの防水や汚れ防止用として使うなら場合はシュラフカバーを、より快適性を求めるのであれば肌触りのよいインナーシーツを購入するのが良いでしょう。
シュラフカバーに関するよくある質問
ここでは、シュラフカバーに関する疑問・質問にお答えします。
シュラフカバーの取り付け方は?

下記3ステップの手順を踏んで、シュラフカバーを取り付けていきます。
どのような形状のシュラフであれ、まずはシュラフカバーを広げ、その中にシュラフを入れていきます。
- シュラフカバーを広げる
- シュラフカバーの中にシュラフを入れる
- シュラフに体を入れて、フィッティングや方向を確認する
ファスナー無しの場合は、シュラフカバーを縮めてからシュラフ本体を入れるとスムーズに。カバーとシュラフの足先を合わせてから、縮めたカバーを伸ばすようにして入れるのがポイントです。
シュラフカバーの代用品はある?
メリットの多いシュラフカバーですが、わざわざシュラフとは別に購入するべきなのか悩む人も多いと思います。
完全に代用となるものはありませんが、最近はシュラフカバーが不要の、防水性・保温性が高いシュラフが販売されるようになりました。これであればシュラフカバーは不要なため、追加で持っていく必要もなくなります。
やや値段が高いのがネックですが、予算に余裕があれば検討してみてください。
ナンガ オーロラライト450DX
生地 | 表地:15dn オーロラテックス®、裏地:15dn リップストップナイロン |
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内部構造 | 上面:ボックスキルト構造 / 下面:シングルキルト構造 |
フィルパワー | スパニッシュダックダウン90-10% (760FP) |
ダウン量 | 450g |
サイズ | ショート、レギュラー、ロング |
カラー | BLK(ブラック)、GRY(グレー)、RED (レッド)、BRW(ブラウン) |
収納サイズ | φ14×30cm |
総重量 | 865g |
快適使用温度/下限温度 | 0℃ / -5℃ |
NANGAが独自に開発した防水透湿素材「AURORALIGHT(オーロラライト)」を使用したスリーピングバッグ。
ワークマンでシュラフカバーは買える?
ワークマンには「シュラフカバー」という名称の商品はありますが、防水性はないので要注意。今回の記事でシュラフカバーのメリットとして説明した防水性に関しては期待できないですが、ちょっとした水滴を防いだり、保温性を高めたりする目的であれば、検討の余地はあるでしょう。
ただし、約900gとやや重いため、オートキャンプなどでの使用がおすすめ。
シュラフカバーの寿命は?
素材の種類にもよりますが、シュラフカバーの寿命は概ね5年程度と言われています。防水素材が剥離した場合は買い替えを検討してください。
裏地のある3レイヤーのほうが耐久性は高いので、長く使いたいと考えている方は素材のレイヤーもチェックしてみましょう。
シュラフカバーのお手入れ方法は?
使用した後はまず汚れを落とすことが大切。汚れがひどい場合は、水で流したり、専用の洗剤で洗います。洗剤はレインウェアやアウトドア用品専用の洗剤を使用するのがおすすめ。
洗った後は収納前にきちんと乾燥させるようにしましょう。湿気が残ったまま収納すると生地の劣化やカビの原因になります。
STORM アパレルケアキット
付属品 | アパレルウォッシュ225ml、アパレルプルーファー225ml、計量カップ |
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シュラフカバーを使ってより安心の登山を!

数ある登山用品の中でも、シュラフカバーは買い替えの回数が少ないアイテムの1つです。一度買ったらずっと使い続ける、というようなことも多いため、自身の登山スタイルを踏まえて一番合ったシュラフカバーを探してみてください。
シュラフカバーの人気売れ筋ランキング
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるシュラフカバーの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
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