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シュラフカバーのおすすめ22モデル|選び方や登山で役立つ活用法も解説

シュラフカバーのおすすめ22モデル|選び方や登山で役立つ活用法も解説

登山やキャンプを数年やっている人でも、持っていないことも多いシュラフカバー。「防水や保温にいいとは聞くけども本当に必要なの?」そう思っている方も多いのではないでしょうか。
でもこのシュラフカバー、実は何役もはたしてくれる多機能なアイテムなんです!

今回はそんなシュラフカバーの役割や選び方のポイントおすすめのシュラフカバーをご紹介します。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

シュラフカバーってそもそも何?

テント内のシュラフカバー

撮影:筆者

シュラフカバー(スリーピングバッグカバー)とは、その名の通りシュラフ(寝袋)を覆うようにカバーする製品のこと。まずは、そのメリットやデメリットについて解説します。

シュラフカバーのメリット

シュラフカバーの役割としては主に3つあります。

3つのメリット
①雨や結露から守る「防水」機能
②シュラフ(寝袋)を補う「保温」機能
③シュラフの「汚れ防止」

山で大きな力を発揮してくれる大切な機能について、それぞれ詳しく解説していきます。

①雨や結露から守る「防水」機能

ダウンの中身写真

出典:PIXTA(ふわふわな羽毛も濡れるとぺたんこに)

「ダウンシュラフを使ってたら湿ってヘタってしまった」
「テント内が結露して、シュラフが濡れてしまった」
そんな経験ありませんか?実はそれ、ダウンシュラフとしては黄色信号かも。

高い保温性を誇るダウンですが、ダウンは水に弱く、濡れると保温力が極端に低下してしまうんです。

シュラフが濡れて凍えた夜を過ごさないためにも、シュラフを濡れないよう守る必要があります。

シュラフカバーが水を弾く様子

撮影:筆者(防水・撥水性の高いものは水をコロコロと弾きます)

そこで活躍するのがシュラフカバー。

シュラフカバーは防水性の高い素材で作られているものが多く、雨や結露はもちろん、うっかりテント内で水をこぼしてしまうようなアクシデントからもシュラフを守ってくれます。

完全防水のものから簡易防水で価格を抑えたものまで、幅広く販売されているため、想定される状況に合わせて選び、しっかりシュラフを守っていくことが大切です。

シュラフカバーとマットを重ねた様子
撮影:筆者(イスカのGORE-TEX素材のシュラフカバー ※上の濃いブルー)

万が一雨が吹き込み、濡れたマットの上で寝てしまったとしても、カバーがあれば染み込みません。

②シュラフ(寝袋)を補う「保温」機能

シュラフカバーとシュラフを重ねた様子

撮影:筆者

もう一つの大切な機能が「保温」機能。
シュラフカバーをつけるとシュラフとの間に空気の層ができるため、保温力のアップが期待できます。

中には、内側がサバイバルシートのような熱を保持させる素材で作られているものも。

③シュラフの「汚れ防止」

シュラフカバーとコーヒー

撮影:筆者

「もしシュラフにコーヒーや飲みものをこぼしてしまったら……」想像するだけで洗うのが面倒ですよね。

シュラフカバーをつけていれば、万が一コーヒーや食べ物をこぼしてしまったとしてもシュラフカバーのみを洗い、シュラフ自体は乾かす程度でOK。メンテナンス性が格段にアップします。

シュラフカバーのデメリット

メリットの多いシュラフカバーですが、気をつけたいポイントもあります。事前に確認しておきましょう。

2つのデメリット
①シュラフの蒸れ、濡れの原因に
②荷物が増える

①シュラフの蒸れ、濡れの原因に

シュラフカバーが結露した様子

撮影:筆者

シュラフカバーの宿命と言ってもよいのがこの「蒸れ」。

人は寝ている間にコップ一杯分ほどの汗をかくと言われています。実際寒い場所でシュラフカバーを使って一晩寝ると、朝には上の写真のように内側に水滴がびっしりついていることがあります。

もちろんシュラフカバーには透湿性が高い素材が使われているため、高いレベルで蒸れを防いでくれますが、シュラフ単体で使ったときと比べればどうしても蒸れやすくなってしまいます。

ある程度の蒸れは仕方ないと割り切りつつ、できる限り水分を外に出せるよう、透湿性の高い素材を選ぶことが大切です。

②荷物が増える

ペットボトルとシュラフカバーのサイズ比較

撮影:筆者(左からSOL エスケープヴィヴィ、モンベル タイベック、イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト)

シュラフと比較すればコンパクトではある一方で、軽いもので200g前後、ゴアテックスを使ったものでは400gほどあります。いくら色々な使い道があるとはいえ、軽量化を目指したい登山の中では持っていくのが悩ましくなることも。

軽量性を優先させたい方は、2レイヤー(後ほど解説)のコンパクトなものを選ぶか、もしくは必要性が低いと思われる状況なら持っていかないというのも一つの選択肢です。

シュラフカバーはこんな人におすすめ!

ここまでシュラフカバーのメリットやデメリットを紹介してきましたが、結論としてすべての人にシュラフカバーが必要というわけではありません。

シュラフカバーをおすすめしたい人を大きく4つに分けてご紹介します。

シュラフカバーをおすすめしたい人
①厳冬期のテント泊登山をする人
②2泊以上のテント泊登山をする人
③シュラフを汚したくない人
④手持ちのシュラフの保温性を高めたい人

①厳冬期のテント泊登山をする人

厳冬期のテント泊登山

出典:PIXTA(厳冬期の中のテント泊)

厳冬期の登山において、シュラフを濡らしてしまうことは命に関わる重要なトラブルに繋がりかねません。

シェルターの役割としても活躍が期待できるため、雪山登山をされる方は一度検討することをおすすめします。

②2泊以上のテント泊登山をする人

夏山のテント泊登山

出典:PIXTA(夏季のテント泊)

1泊であればたとえシュラフが多少濡れてしまったとしても、次の日は下山すればよいためなんとか切り抜けることも可能です。

ただ2泊以上となるとそうはいきません。初日に濡れたら翌日以降もずっと同じ状況で使わないといけなくなりますし、乾かそうとしても気温の低い山ではなかなか乾きません。

寒い思いをしないためにも、長い期間山にいる場合はシュラフカバーを持っていくと安心です。

③シュラフを汚したくない人

出典:PIXTA

疲れた山行では意外とテント内のトラブルが起きやすくなるもの。高価なシュラフを汚したくない、メンテナンスも楽にしたい、という人には利用がおすすめです。シュラフカバーなら「ちょっと汚れてもいいかな」と思えることは、テント内でストレスなく過ごすことにも繋がります。

④手持ちのシュラフの保温性を高めたい人

エスケープヴィヴィ

撮影:筆者(SOLのエスケープヴィヴィ。内側のアルミ素材が体熱の70%を反射・保持してくれます。保温力を重視したい人にはぴったり)

「今のシュラフだとちょっと寒い……」という場合は、新しいシュラフを買うのではなく、保温力の高いシュラフカバーを選べば補うことができるかもしれません。

シュラフの保温力アップについては、下記の記事でもまとめているので参考にしてみてください。

以上4つのシーンに分けて解説しましたが、あくまでも代表例のためこれらが全てではありません。1泊だとしても明らかに雨が予報されているテント泊登山や、緊急用のツェルトとして持っていきたい場合など、その時の状況に合わせて持っていくか否かを検討してみてください。

シュラフカバーの選び方|4つのポイント

シュラフカバーが必要なシーンがわかってたところで、次にシュラフカバーの選び方をご紹介します。

シュラフカバーを選ぶ4つのポイント
①層(レイヤー)|「耐久性・透湿性」重視 or 「軽さ」重視
②素材|使用シーンに合わせた防水透湿性
③サイズ|シュラフよりも少し大きめを
④ジッパーの有無|軽さ重視 or 使い勝手重視

 

①層(レイヤー)|「耐久性・透湿性」重視 or 「軽さ」重視

シュラフカバーには3レイヤーと2レイヤーがあり、それぞれ異なる良さがあります。実際の製品を例に出しながら説明します。

耐久性・透湿性の高い3レイヤー
イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト

撮影:筆者

例:イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト

3レイヤーは表地と防水透湿素材に加え、裏地を併せもったタイプです。裏地があることで、内側の素材が結露を吸って拡散してくれるため、高い透湿性を期待できます。

イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライトの内側

撮影:筆者

イスカのシュラフカバーの裏地はやや光沢感のある、つややかな素材で作られています。滑りもよいため、シュラフを入れ込むのもスムーズでストレスがありません。また、シュラフカバー単体でも使うことができます。

イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライトを引っ張る様子

撮影:筆者

多少の引っかき傷やスレへの耐性が高く、強く引っ張ってもびくともしません。一方、生地が厚くなるため軽さ・コンパクトさにおいては2レイヤーに劣ります。

■3レイヤーはこんな人におすすめ:
単体でも使いたい人、高い透湿性を求めたい人、値段が張ってもずっと使い続けられるものを買いたい人

軽くコンパクトな2レイヤー

モンベル ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー

撮影:YAMA HACK編集部

例:モンベル ​​ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー

表地と防水透湿素材の2層でできているのが2レイヤータイプ。生地が薄いため、軽量でコンパクトに収納できるのが特徴です。

ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバーの防水メンブレン

撮影:YAMA HACK編集部

内側は防水透湿素材が露出しているため、単体での使用は基本的にはできません。

モンベル ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー

撮影:YAMA HACK編集部

軽量である一方、耐久性には注意が必要です。先ほど説明した通り、内側の防水透湿素材が露出していることに加え、表地にも違いがあります。

リップストップ素材を使用しているため、強く引っ張っても破けそうな感覚はありません。しかし、2レイヤーのシュラフカバーは軽量性を重視した製品が多いので、表地にも薄い生地を採用しています(イスカの3レイヤーは30デニール、モンベルの2レイヤーは15デニール)。

■2レイヤーはこんな人におすすめ:
軽量化・コンパクト化をしたい人、手頃なものを買いたい人

②素材|使用シーンに合わせた防水透湿性

最も高機能な素材として代表的なのが「ゴアテックス」です。防水性、透湿性ともに高く、シュラフカバーに求めたい機能を高レベルで満たしてくれます。厳冬期の登山や長期間の登山を考えている人は是非検討したい素材です。
イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト

とはいえ、短期間の登山ではゴアテックスほど機能性が必要でない場合もあるため、そのときはメーカーが独自に開発した防水・透湿素材を使った、比較的安価な製品を検討するのもおすすめです。
モンベル タイベック スリーピングバッグカバー

提供:株式会社モンベル「タイベック スリーピングバッグカバー

例えば「タイベック」という素材を使ったモンベルのスリーピングカバーは、高い透湿性・通気性を持っていて軽量、しかも低価格という特徴を持っています。ただ防水性はないため、使い方のメインは保温・汚れ防止です。

③サイズ|シュラフよりも少し大きめを

意外と大事なのがシュラフカバーの横幅。ゆったり余裕のあるものでないとダウンを圧縮してしまい、保温効果を低下させてしまいます。

シュラフカバーをつけてあぐらをかいている様子

撮影:筆者

また、寒いテント内ではシュラフとシュラフカバーに入ったまま過ごす時間も長くなるため、足を崩して座れるくらいの余裕があるとより快適です。

④ジッパーの有無

シュラフカバーには、ジッパーがあって大きく開くものと、ジッパーがなく上からかぶせるもの、2つのタイプがあります。

ジッパーのありなし比較

提供:(左ジッパーあり)ムラコ「Tyvek®︎ SLEEPING BAG PROTECTOR
提供:(右ジッパーなし)株式会社アライテント「E-シュラフカバー

ジッパーありだと出入りがしやすく、暑いときには開いて温度調整がしやすいメリットがありますが、サイズがやや大きくなります。

一方、ジッパーなしだと軽量でコンパクトなものが多いですが、かぶせるのを面倒に感じる場合があり、温度調整もジッパー付きのようには簡単ではありません。

■それぞれこんな人におすすめ
ジッパーあり:快適性を重視する人
ジッパーなし:コンパクトさ・軽量性を重視する人

シュラフカバーのおすすめ22モデル

ここからはシュラフカバーのおすすめの商品を紹介。耐久性や透湿性に優れ、単体利用も可能な「3レイヤーや2.5レイヤー」のタイプ、軽量で携行性に優れる「2レイヤー」のタイプに分けてピックアップしました。

【快適性重視】耐久性&透湿性に優れたシュラフカバー12モデル

【軽量性重視】携行性に優れたシュラフカバー10モデル

【快適性重視】耐久性&透湿性に優れたシュラフカバー12モデル

モンベル ブリーズドライテック ウォームアップスリーピングバッグカバー

裏地に起毛地を採用し、保温性と肌触りがアップ

防水透湿性に優れる「ブリーズドライテック™3レイヤー」を使用。裏地の「クリマプラス®メッシュ」は起毛した素材で、保温性が高いだけでなく、肌触りも◎


夏場など気温が高い場合は単体でも使用可能です。

素材ブリーズドライテック™3レイヤー(表地:ポリエステル、裏地:クリマプラス®メッシュ)
レイヤー3レイヤー
耐水圧25,000mm
透湿性15,000g/m²・24hrs
重量490g
カラーライトグレー(SV)
サイズ(使用時)最大長225×最大幅77cm
サイズ(収納時)∅11.5×27cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

ナンガ ウォータープルーフスリーピングバッグカバー

コスパの優れる2.5レイヤーモデル

スリーピングバッグブランドとして人気の高いナンガのスリーピングバッグカバー。やや重量はありますが、耐水圧/15,000mm、透湿10,000g/M2と基本機能を備え、今回紹介するアイテムの中では比較的手頃な価格なので、まずはカバーを試してみたいという方におすすめ。

素材50dnポリエステル(TPUラミネート)
レイヤー2.5レイヤー
耐水圧15,000mm
透湿性10,000g/M2
重量約505g
カラーブラック、カーキ
サイズ(使用時)220×85cm
サイズ(収納時)11×13cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト

立体構造と大きく開くファスナーで快適性◎

軽量な30デニールナイロンをベースにした、ゴアテックス素材のシュラフカバー。立体裁断のフード部分によって圧迫感を抑えられます。ドローコード付きなのでフィッティング調整も可能。サイドのファスナーは60cmで、出入りもスムーズです。

素材30デニールナイロン(ゴアテックス インフィニアム)
レイヤー3レイヤー
耐水圧-
透湿性-
重量360g
カラーネイビーブルー
サイズ(使用時)209(全長)×87(肩幅)cm
サイズ(収納時)7×8×22cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト ワイド

ゆったりサイズが快適なワイドモデル

「ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト」のワイドモデルです。冬用のロフトの大きな寝袋を使用する場合は、大きめサイズがおすすめ

素材30デニールナイロン(ゴアテックス インフィニアム)
レイヤー3レイヤー
耐水圧-
透湿性-
重量405g
カラーネイビーブルー
サイズ(使用時)209(全長)×87(肩幅)cm
サイズ(収納時)8×8×22cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

ファイントラック エバーブレススリーピングバッグカバー

単体使用可&ファスナー付きの軽量モデルならコレ

ファイントラック独自開発の防水透湿素材「エバーブレス® 3D」を使用した、2.5層のスリーピングバッグカバー。単体使用できる耐久性を備えながらも、わずか275gの軽量モデル。足部分は立体的なフッドボックス構造で快適です。

素材ナイロン100% ポリウレタンコーティング(エバーブレス® 3D)
レイヤー2.5レイヤー
耐水圧10,000mm以上(初期値)
透湿性8,000以上(g/㎡・24h)
重量275g
カラーバーミリオン
サイズ(使用時)長さ205 × 幅(最大)80cm
サイズ(収納時)縦13㎝×横9.5㎝
ジッパーの有無
単体での使用可否

ファイントラック エバーブレススリーピングバッグカバーUL

シンプルさを追求した超軽量モデル

独自開発の防水透湿素材「エバーブレス® Type-C」した2.5層のスリーピングバッグカバー。「エバーブレススリーピングバッグカバー」よりも細身の設計で、ファスナーも省いたシンプルな構造にすることで、わずか222gの軽量性を実現


細身のため、対応するシュラフサイズをよく確認しましょう(ファイントラック製品であれば、ポリゴンネストオレンジまで対応)。

素材ナイロン100%
レイヤー2.5レイヤー
耐水圧10,000mm以上(初期値)
透湿性10,000g/㎡・24h以上
重量222g
カラーゴールデンイエロー
サイズ(使用時)長さ220 × 幅(最大)76cm
サイズ(収納時)縦12cm、横8.5cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

アライテント(ライペン) E-シュラフカバー

3レイヤーで260gの軽量モデル

透湿性の良い高通気エントラントを使用したシュラフカバー。ファスナーはありませんが、耐久性に優れる3レイヤーの中では最軽量の部類である260gを実現。

素材15dnリップストップナイロン3レイヤード高通気エントラント®
レイヤー3レイヤー
耐水圧-
透湿性-
重量260g
カラーブルー
サイズ(使用時)215×85cm
サイズ(収納時)26×20cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

ヘリテイジ eVent®WINDPROOF シュラフカバー F付 M

傾斜式ファスナーで開閉がスムーズ

耐水性、透湿性、そして通気性を持つeVent WINDPROOFを採用。ファスナーは左に傾斜して配置されているので、就寝時にファスナースライダーが口周りに当たりにくく、右手での開閉が簡単です。

素材30Dナイロンリップストップ・eVent®ウインドプルーフ3レイヤー
(7dnトリコットバッカー)
レイヤー3レイヤー
耐水圧-
透湿性-
重量M:295g
カラーバーンオレンジ、ラセット
サイズ(使用時)丈220 × 最大幅82cm
サイズ(収納時)-
ジッパーの有無
単体での使用可否

プロモンテ ライトウエイト3レイヤーシュラフカバー

通気性プラスで結露を改善

プロモンテの山岳テントVBシリーズにも使用している、東レ(株)と共同開発の3レイヤー生地を使用。防水・透湿に通気性がプラスされ、結露がしにくい仕様です。

素材20Dナイロンリップストップ+高通気エントラント+7Dトリコット3レイヤー
レイヤー3レイヤー
耐水圧-
透湿性-
重量約300g
カラーオリーブ
サイズ(使用時)215×足幅85cm
サイズ(収納時)縦7cm×横8cm×高さ21cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

バイレス ゴアリップSBカバーシーム2

74cmのサイドファスナーが出入りに便利

30デニールのゴアテックス素材を使用したスタンダードなシュラフカバー。サイドファスナーは74cmと少し長めの設定なので、出入りが簡単です。

素材GORE-TEX 3レイヤー 30デニールナイロンリップストップ
レイヤー3レイヤー
耐水圧-
透湿性-
重量395g
カラーネイビー
サイズ(使用時)205x88cm
サイズ(収納時)直径10x24cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

バイレス ゴアリップSBカバーシーム2 ワイド

冬用シュラフにも適したワイドタイプ

「ゴアリップSBカバーシーム2」のワイドモデル。通常タイプは幅88cmに対して、こちらは94cmと少しゆったりめの設計で、冬用シュラフのロフトにも対応できます。

素材GORE-TEX 3レイヤー 30デニールナイロンリップストップ
レイヤー3レイヤー
耐水圧-
透湿性-
重量425g
カラーネイビー
サイズ(使用時)210x94cm
サイズ(収納時)直径10x29cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

 

【軽量性重視】携行性に優れたシュラフカバー10モデル

モンベル ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー

独自の防水透湿素材を使用した軽量コンパクトモデル

透湿性と通気性を備えた独自の防水透湿性素材を使用したスリーピングバッグカバー。重量は186gで軽量コンパクト性に優れていますが、2レイヤーのため単体での使用はできません。

素材ブリーズドライテック™2レイヤー[15デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ]
レイヤー2レイヤー
耐水圧20,000mm以上
透湿性25,000g/m²・24hrs
重量186g
カラーブルーグリーン
サイズ(使用時)最大長224×最大幅77cm
サイズ(収納時)8×5×18cm
ジッパーの有無
単体での使用可否×

モンベル ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー ワイド

かさ高の寝袋にも対応する「ワイド」モデル

「ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー」のワイドモデル。最大幅が7cm大きい83cmの仕様です。

素材ブリーズドライテック™2レイヤー[15デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ]
レイヤー2レイヤー
耐水圧20,000mm以上
透湿性25,000g/m²・24hrs
重量215g
カラーブルーグリーン
サイズ(使用時)最大長243×最大幅83cm
サイズ(収納時)9×5×19cm
ジッパーの有無
単体での使用可否×

モンベル ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー ワイド&ロング

身長の高い人向けの「ワイド&ロング」モデル

ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバーの「ワイド&ロング」タイプ。最大幅は12cm大きい89cm、最大長は34cm長い258cmです。

素材ブリーズドライテック™2レイヤー[15デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ]
レイヤー2レイヤー
耐水圧20,000mm以上
透湿性25,000g/m²・24hrs
重量238g
カラーブルーグリーン
サイズ(使用時)最大長258×最大幅89cm
サイズ(収納時)9.5×5×21cm
ジッパーの有無
単体での使用可否×

モンベル ブリーズ ドライテック プラス スリーピングバッグカバー

透湿性が大幅に向上した「プラス」モデル

独自の防水透湿性素材ブリーズドライテック™プラスを使用。通常の「ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー」よりも透湿性に優れ、内部をドライに保ちます

素材ブリーズドライテック™プラス2レイヤー[PTFEラミネート加工/15デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ]
レイヤー2レイヤー
耐水圧20,000mm以上
透湿性35,000g/m²・24hrs
重量186g
カラーレッド
サイズ(使用時)最大長224×最大幅77cm
サイズ(収納時)8×5×18cm
ジッパーの有無
単体での使用可否×

モンベル タイベック スリーピングバッグカバー

保温や汚れ防止目的の軽量タイプ

保水しにくく、寝袋を蒸れや結露から守る適度な透湿性・通気性を備えたタイベックを使用。軽量で携行に便利なスリーピングバッグカバーです。防水性はないので、保温や汚れ防止目的で活用しましょう。

素材タイベック(ポリエチレン)
レイヤー-
耐水圧-
透湿性-
重量154g
カラーホワイト
サイズ(使用時)最大長225×最大幅84cm
サイズ(収納時)9×5×19cm
ジッパーの有無
単体での使用可否×

ムラコ Tyvek®︎ SLEEPING BAG PROTECTOR

出入りに便利なセンタージップ仕様

タイベック製のスリーピングバッグカバー。出入りに便利なセンタージップ仕様で、暑くなった時には温度調整も可能です。

素材Tyvek®︎ (ポリエチレン)
レイヤー-
耐水圧-
透湿性-
重量265g
カラーホワイト
サイズ(使用時)L220 × W86 cm
サイズ(収納時)Φ12 × H20 cm
ジッパーの有無
単体での使用可否×

oxtos(オクトス) 透湿防水 タフシュラフカバー(レギュラー)

大型ファスナー付きながら軽量化を実現

防水性や耐久性が求められる背面部分には、厚手で耐水圧の高い素材、上面に薄手の素材を使用することで、軽量化を実現したシュラフカバー。ファスナー付きで軽量タイプを探している方におすすめ。ファスナーは148cmと長めの設定で、上下どちらからでも開閉可能です。

素材【上面】15dn透湿防水マイクロリップストップナイロン、【背面】40dnナイロン透湿防水ポリウレタンコーティング(頭部/背面部/底部)
レイヤー【上面】2レイヤー、【背面】2.5レイヤー
耐水圧【上面】1,000mm、【背面】10,000mm
透湿性【上面】8,000/m2/24h、【背面】5,000/m2/24h
重量268g
カラーマスタード×ネイビー
サイズ(使用時)全長202cm×肩口幅83cm×底部幅53cm
サイズ(収納時)縦17×横11×マチ5cm
ジッパーの有無
単体での使用可否×

oxtos(オクトス) 透湿防水 タフシュラフカバー(ワイドロング)

かさ高の寝袋にも対応する「ワイドロング」モデル

「透湿防水 タフシュラフカバー」のワイドロングタイプ。肩口幅は10cm長い94cm、全長は18cm長い220cmの仕様です。

素材【上面】15dn透湿防水マイクロリップストップナイロン、【背面】40dnナイロン透湿防水ポリウレタンコーティング(頭部/背面部/底部)
レイヤー【上面】2レイヤー、【背面】2.5レイヤー
耐水圧【上面】1,000mm、【背面】10,000mm
透湿性【上面】8,000/m2/24h、【背面】5,000/m2/24h
重量303g
カラーマスタード×グレー
サイズ(使用時)全長220cm×肩口幅94cm×底部幅54cm
サイズ(収納時)縦18×横11×マチ5cm
ジッパーの有無
単体での使用可否×

SOL エスケープヴィヴィ

単体使用も可能で、オールシーズン活躍

アメリカのサバイバルメーカーであるSOLが開発した寝袋状のヴィヴィサック。体熱を反射・保持するアルミ加工が内側に施されているため、高い保温効果が期待できます。さらに独自の透湿素材が蒸気を外に逃がし、快適な環境をサポート。

素材60gs/mポリエチレン不織布アルミ蒸着加工
レイヤー-
耐水圧-
透湿性-
重量241g
カラーオレンジ、グリーン
サイズ(使用時)213×81cm
サイズ(収納時)Φ11×17cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

SOL エスケープライトヴィヴィ

ファスナーやドローコードを省いた軽量版

エスケープヴィヴィのライトバージョン。高い保温機能はそのままに、ファスナーをなくし、生地を更に薄くしたことで156gという軽量さとコンパクトさを実現しています。コンパクトさ・軽量さを重視したい方におすすめの製品です。

素材43gs/mポリエチレン不織布アルミ蒸着加工
レイヤー-
耐水圧-
透湿性-
重量156g
カラーオレンジ
サイズ(使用時)208×81cm
サイズ(収納時)φ 8× 15cm
ジッパーの有無
単体での使用可否

こんな使い方も!シュラフカバーの活用方法

メインの役割は防水・保温機能ですが、活用方法はそれだけにとどまりません。今回は代表的な4つの活用方法をご紹介します。

①単体でシュラフの代わりに

エスケープヴィヴィをマットに載せた様子

撮影:筆者

暖かい時季であれば、シュラフの代わりとしても活躍!さすがに高山では心もとないですが、低山であれば十分対応可能です。寒さが不安な方は、保温力が高いものを選ぶと◎。

サイズもシュラフと比べると圧倒的にコンパクトなため、荷物を極限まで少なくしたい登山者やウルトラハイカーの方にもおすすめです。

ダウンシュラフとシュラフカバーのサイズ比較

撮影:筆者 ダウンシュラフと比べるとこんなにコンパクト(左:筆者所有の3シーズン用シュラフ 右:イスカ ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト)

②パックライナーとして

シュラフカバーをパックライナーとして利用

撮影:筆者

防水性の高いシュラフカバーであれば、ザックの中身を濡れから守るパックライナーとしても使えます。
ゴアテックス素材であれば完全防水で安心ですし、そうでない場合も更にザックカバーを併用して防水性を強化すれば、雨量の多い雨でも高い防水性を期待できます。

③非常時のシェルターとして

雪山の中のツェルト

出典:PIXTA(雪山の中のツェルト)

緊急時のシェルターとしてはツェルトが一般的ですが、ツェルトだけであると、体との密着度が低いため隙間から冷たい空気が入りやすくなることも…。
その点シュラフカバーであれば、体全体をすっぽりと覆うことが可能。ツェルトと合わせて使うことで風をシャットダウンでき、保温性が格段に高まります。

万が一のアクシデントでも力を発揮してくれるのがシュラフカバーなんです。

④山小屋泊でシーツ代わりに

山小屋の内部写真

出典:PIXTA(山小屋の様子)

山小屋の布団に直接入るのがちょっと苦手、という方にはシーツ代わりとしての使いみちも。最近はコロナでインナーシーツとして活用する方も増えてきました。

ガザガサした素材のものだとやや快適性が落ちてしまう可能性があるため、素材が柔らかいものを選べばより快適に使うことができます。

山小屋で使用する場合、基本的にはシュラフカバー、インナーシーツ、どちらでも問題ありませんが、シュラフの防水や汚れ防止用として今後も使いたいという場合はシュラフカバーを、より快適性を求めるのであれば肌触りのよいインナーシーツを購入するのが良いでしょう。

シュラフカバーの代用品は?

メリットの多いシュラフカバーですが、わざわざシュラフとは別に購入するべきなのか悩む人も多いと思います。

防水性の高いシュラフを買ってしまうのもあり

最近はシュラフカバーが不要の、防水性・保温性が高いシュラフが販売されるようになりました。これであればシュラフカバーは不要なため、追加で持っていく必要もなくなります。
やや値段が高いのがネックですが、予算に余裕があれば是非検討してみてください。

ナンガ オーロラライト450DX

NANGAが独自に開発した防水透湿素材「AURORALIGHT(オーロラライト)」を使用したスリーピングバッグ。

生地表地:15dn オーロラテックス®、裏地:15dn リップストップナイロン
内部構造上面:ボックスキルト構造 / 下面:シングルキルト構造
フィルパワースパニッシュダックダウン90-10% (760FP)
ダウン量450g
サイズショート、レギュラー、ロング
カラーBLK(ブラック)、GRY(グレー)、RED (レッド)、BRW(ブラウン)
収納サイズφ14×30cm
総重量865g
快適使用温度/下限温度0℃ / -5℃

シュラフカバーを使ってより安心の登山を!

雪山の中のテント

出典:PIXTA(雪山の中のテント)

数ある登山用品の中でも、シュラフカバーは買い替えの回数が少ないアイテムの一つです。一度買ったらずっと使い続ける、というようなことも多いため、是非ご自身の登山スタイルを踏まえて一番合ったシュラフカバーを選んでみてください。

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