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初めての登山用マット選び。タイプごとの特徴やおすすめ15モデルをご紹介!

初めての登山用マット選び。タイプごとの特徴やおすすめ15モデルをご紹介!

山でのテント泊の寝心地を左右する、登山用マット。シンプルなギアに見えますが、構造や収納方法の異なるさまざまなモデルがあり、どれを選んだらよいのか迷ってしまうのではないでしょうか。

今回は初めてでも違いがスッキリわかるように、就寝時にスリーピングバッグ(寝袋・シュラフ)の下に敷くスリーピングマットの選び方のポイントやタイプ別の特徴を丁寧に解説

人気のモンベルやニーモ、サーマレストなどのおすすめモデルも15商品、ご紹介します

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目次

アイキャッチ画像撮影:まつだしなこ

登山用マットの重要な役割

テント泊における快適な睡眠の敵は「硬く凸凹した地面」と「寒さ」。この2つの問題を解消するために重要な、登山用マットの役割について説明します。

クッション性|地面の凸凹を吸収し、フラットにする

登山におけるテント泊では、石がごろごろと転がった場所にテントをはる場合も多い
出典:PIXTA

テントを張る場所は、整地とは限りません。石がごろごろ転がっていたり、凸凹の地面の上だったり。また、硬い地面の上で寝ても、体にたまった疲れはとれません。
空気やスポンジでクッション性を出した登山用マットをスリーピングバッグ(シュラフ・寝袋)の下に敷くことで、寝心地の悪さを解消できます。 体をマットの上でゆっくり休ませることは疲労の軽減につながり、翌日のパフォーマンスを向上させます。

断熱性|体温が地面に奪われるのを防ぐ

夏場でも夜になると地面は冷えきる。
出典:PIXTA

たとえ夏であっても、夜の地面は非常に冷えます。
熱は温度の低い方へと伝わっていくので、何も敷かずにスリーピングバッグだけでテントの中に寝転ぶと、体温はあっという間に冷たい地面に吸いとられていきます。体と地面の間に熱を通さない「断熱層」をしっかり作らないと、寒くて快適に眠ることは難しいでしょう。
断熱のためにもマットは重要なのです。

登山用マット選びの基本的なポイント

シンプルに見えますが、実はメーカーによって機能に大きな違いがある登山用マット。基本構造や特徴、断熱性など、登山用マットを選ぶときのポイントを詳しくご紹介します。

3つのタイプ|基本構造と特徴

登山用マットは、構造の違いから3つのタイプにわかれます。それぞれの特徴を簡単に比較してみたいと思います。

エアーインフレータブルクローズドセル
エアーマットインフレータブルマットクローズドセル
構造基本的に中は空洞で、風船のように空気を注入することで膨らむ構造内側に断熱性のあるフォーム材がはりつけてあり、空気とフォーム材の両方を利用した構造断熱性のあるフォームそのもの
軽量性軽量重量のあるモデルが多い軽量
収納性コンパクトに収納できるコンパクトに収納できるかさばる
寝心地厚みがありクッション性が高いエアーとクローズドセルの中間の硬さ薄いモデルだと寝心地は硬め
設営方法空気を注入し全体を膨らませるバルブを開くとある程度は空気が自動で入る。最後に微調整程度に手動で空気を入れる広げるだけ

エアー|軽量・コンパクトでクッション性が高い

エアーマット
撮影:まつだしなこ

空気を入れて膨らませることで、身体と地面の間に断熱層を作る構造です。 空気を抜くと、ペラペラに。 使わないときは丸めてスタッフバッグに収納します。軽量・コンパクトなモデルが多く、収納性を重視する人におすすめです。

熱を反射するシートを入れたり、内部の空気の対流を抑えたりすることで断熱性を高めているモデルもあります。

メリット

  • 厚みがあるのでクッション性に優れ、地面の凸凹を感じづらい
  • コンパクトに収納可能
  • 断熱性の高いモデルも多い
  • モデルによっては非常に軽いものがある
パンクしてリペアをしたエアーマットの表面
撮影:まつだしなこ(パンクしてリペアをしたエアーマットの表面)

デメリット

  • 万が一パンクするとマットの役目が果たせない(リペアの必要あり)
  • 直接息を吹き込むと設営が大変(空気入れが付属しているタイプは少ない力で膨らませられる)

インフレータブル|設営が簡単で適度な反発力がある

インフレータブルマット
撮影:まつだしなこ

中にスポンジ状の断熱材(フォーム)が入っており、フォーム部分とエア空間の両方を組み合わせた構造。 バルブを開けるとある程度自動で空気が入る仕組みで、最後に自分で空気を入れて微調整します。 使用しないときは、空気を抜いて丸めてスタッフバッグに収納します。

「セルフインフレータブル」「インフレーター」「自動膨張式」などと呼ぶことも。
適度に硬さのある寝心地で身体が沈み込まないので、エアータイプだとふかふかすぎるという人におすすめです。

メリット

  • 設営の簡単さ、寝心地の良さ、携行性のバランスがとれている
  • 収納サイズはエアーよりはやや大きい傾向だが、比較的コンパクト
  • フォーム材が適度なクッション性と断熱性を持つため薄くても快適
  • パンクしてもある程度の断熱性やクッション性を保ってくれる
インフレータブルマットの収納方法
撮影:まつだしなこ(空気を抜いてコンパクトにするために強く力を入れて丸める必要があります)

デメリット

  • 比較的重いモデルが多い
  • 撤収は体重をかける必要があるので労力・手間がかかる

クローズドセル|低コストで扱いやすい

クローズドセルマット
撮影:まつだしなこ

耐久性・断熱性に優れたポリエチレンフォームでできたシンプルな構造。 クローズドセルとは「独立気泡」の意味です。 ジャバラ式の折りたたみタイプと、くるくる丸めるロールタイプがあります。

夏に使うマットを低予算で入手したい人や、軽さ重視のUL(ウルトラライト)ハイク・ロングトレイルなどにおすすめです。

メリット

  • 空気を入れる必要がないので、設営や撤収に手間がかからない
  • 比較的軽いモデルが多い
  • パンクなどの心配がない
  • 好きな長さに切って使うこともできる
  • 安価なものが多い
クローズドセルマットをザック内に収納する様子
撮影:まつだしなこ

デメリット

  • クッション性・断熱性は低め
  • かさばるのでパッキングにコツがいる

断熱性|R値をチェック

登山用マットのキモと言っていい断熱性。断熱性を比較するには「R値」という数値が参考になります。
R値とは熱抵抗値のこと。 登山用マットがどれくらい熱を逃さないかを表します。R値は足し算することもできるので、マットを複数枚重ねればR値も高くなります。

R値による使用シーンの目安

シーズンごとのR値の目安は以下の通り。

R値の目安
作成:まつだしなこ

R値が高いほど断熱性が高くなり寒い季節の使用に適しますが、R値は保温性を表しているわけではありません。スリーピングバッグやダウンのように下がった温度を上げる機能はないのです。

寒さの個人の感じ方には個人差がある

R値はあくまで参考で、以下のような理由で寒さの感じ方には個人差があります。

  • 一般的に男性のほうが女性より寒さに強い
  • 使用するスリーピングバッグやテントによっても就寝時に感じる寒さは変わってくる
  • R値はマットの下にさらにシートを敷けば変わってくる

もし自分が寒さを感じやすいと思ったら、高めのR値のモデルを検討するとよいでしょう。

使用サイズと形|長さと幅、型の違い

長さや幅、形もモデルによってさまざま。寝心地だけではなく携行性にも関係してくるポイントです。

長さと幅|軽さ重視でショートを選ぶ方法も

ミディアムとショートのマット
撮影:まつだしなこ(ニーモ「ゾア(旧モデル)」のミディアム(上)とショート(下)。約60cmの差があります)

メーカーによって違いはあるものの、レギュラーサイズだと長さは180cm前後が一般的。100〜120cm程度のショートサイズや、160cm前後の女性用サイズ、200cm前後のラージサイズがラインナップされていることもあります。幅は50cm前後が一般的ですが、より狭いモデルや広いモデルも。

快適性を重視するなら自分の身体よりも大きいサイズを選びましょう。

マットの長さをザックでカバー
撮影:YAMA HACK編集部

軽さやコンパクトさを重視するなら、あえてショート丈を選び、足元はザックを敷くかザックの中に足を入れることで対応する方法もあります。ただし夏場以外は寒いので注意してください。

型の違い|マミー型、長方形型

マミー型のマットとシュラフ
撮影:まつだしなこ(マミー型は足先が細くなっているので、ほぼスリーピングバッグと同じ幅になります)

登山用マットは、肩より上や足先が細くなっている「マミー型」と、シンプルな「長方形型」があります。
マミー型は生地面積を最低限にすることで軽量化を実現。一方で、寝返りをうつと足先がマットからはみ出すというデメリットも。長方形型は足先の面積にも余裕があり快適ですが、その分重くかさばります。

厚み|寝心地を左右

モデルによって厚さはかなり違ってくる
撮影:まつだしなこ(マットのタイプによって、これくらい厚さの違いがでます)

厚いほうがクッション性は高くなりますが、イコール寝心地がいいというわけではありません。薄手のほうが寝返りがうちやすい、体の浮き沈みが少ないので快適という人も。これは好みが分かれるので、実際に商品を手にとってみるとよいでしょう。

人気ブランドに注目

登山用のスリーピングマットをつくっている、人気ブランドを3つご紹介します。

モンベル

モンベルのブランドロゴ
撮影:まつだしなこ

手に取りやすい価格が魅力の日本ブランド。快適な睡眠に必要な基本的機能をしっかり押さえつつも、1万円台で買うことができます(キャンプ向けモデルを除く)。
枕や他のマットと連結して使用できるジョイントシステムを採用しているモデルが多いことも特徴の一つ。

サーマレスト

サーマレストのマットのロゴ
撮影:YAMA HACK編集部

サーマレストはアメリカで1972年に誕生した、登山用マットの老舗メーカーです。世界で初めてインフレータブルマットを開発して以来、革新的な登山用マットを次々に開発してきました。用途別に25種類ものマットを展開しています。

ニーモ(正式名称:ニーモ・イクイップメント)

ニーモのマットのロゴ
撮影:YAMA HACK編集部

2002年に誕生したアメリカのブランドです。創業当時より機能性と独自のデザインが話題になり、あっという間に世界的に愛されるブランドになりました。
軽さやコンパクト性といった携行性に優れたモデルや、厳冬期でも使用できる厚みのあるモデルが人気。登山用マットは、現在11種類のモデルを展開しています。

タイプ別おすすめ登山用マット15モデル

タイプ別に、人気のアウトドアブランドからおすすめのモデルをご紹介します。

エアーマット6モデル

モンベル U.L.エアパッド 180

R値 1.4
使用時サイズ 長さ180cm x 幅50cm
収納時サイズ 直径11cm x 20cm
重量 504g(スタッフバッグを除く)
使用時の厚み 7cm
その他のサイズ展開 90(90 x 50cm), 120(120 x 50cm), 150(150 x 50cm), ワイド 150(150 x 60cm), ワイド 180(180 x 60cm)

価格◎。テント泊は夏がメインで、とにかく価格を重視したい方はこちら。1万円台で購入できるのに、軽量性や収納性もしっかり備えています。R値は1.4とそこまで高くはないので、暖かい季節向けです。

サーマレスト ネオエアーXライトNXT(レギュラー)

R値 4.5
使用時サイズ 長さ183cm x 幅51cm
収納時サイズ 直径10cm x 23cm
重量 370g
使用時の厚み 7.6cm
その他のサイズ展開 RS(168 x 51cm), RW(183 x 64cm), L(196 x 64cm)

断熱性◎。R値は4.5と高く、厚さも7.6cmもあります。エアーマット独特のシャカシャカという音を抑える静音機能にもこだわり、快適な寝心地を提供。使用できるシーズンも長く、汎用性が高いマットです。

ニーモ テンサートレイル レギュラーマミー

R値 2.8
使用時サイズ 長さ183cm x 幅51cm
収納時サイズ 直径9.5cm x 25.5cm
重量 369g
使用時の厚み 9cm
その他のサイズ展開 RW(183 x 64cm)

軽さ◎。超軽量、快適性、耐久性のバランスを極めた3シーズン対応のエアマット。たった369gです。ボトムに40D ナイロンを使用することで、エアーマットの弱点であるパンクのリスクを軽減。内部の断熱フィルムの配置を見直し、R値2.8の十分な断熱性を確保しました。

ニーモ テンサーオールシーズン レギュラーマミー

R値 5.4
使用時サイズ 長さ183cm x 幅51cm
収納時サイズ 直径10cm x 25.5cm
重量 400g
使用時の厚み 9cm
その他のサイズ展開 RW(183 x 64cm)、LW(193 x 64cm)

断熱性◎。オールシーズン使えるR値5.4という高い断熱性があります。それでいて従来モデルよりも軽量化を実現。厚みも9cmあり、ソフトで柔らかな肌触りや静音性といった寝心地に関する機能が優れていることも特徴です。

シートゥサミット イーサーライトXRマット(レギュラー)

R値 4.1
使用時サイズ 長さ183cm x 幅55cm
収納時サイズ 直径11cm x 20.5cm
重量 470g
使用時の厚み 10cm
その他のサイズ展開 スモール(168×55cm), ラージ(198×64cm),レクタンギュラーレギュラーワイド(183×64cm)

寝心地◎。シートゥサミットで最軽量・最厚・最静音を誇る「イーサーライトXTインサレーティッドマット」がモデルチェンジしました。新たに単層の反射フィルムを採用し、体熱を輻射しながらマット内の対流を抑えることで、しっかりとした断熱性を実現しています。従来モデルより軽くなりながらも、R値は3.2から4.1へと大きく向上しました。

マジックマウンテン デナリベース 180

R値 4.8
使用時サイズ 長さ183cm x 幅52cm
収納時サイズ 直径10.5cm x 24cm
重量 550g(スタッフバッグを除く)
使用時の厚み 8cm
その他のサイズ展開 ショート(148 x 52cm)、ワイド 180(183 x 63.5cm)

バランス◎。熱反射シートが2枚封入され、オールシーズン使えるR値4.8でありながら、軽量でしかも手に取りやすい価格が魅力のアイテム。収納袋にはエアーポンプが付いています。30デニールの起毛素材で、肌触りもよく静音性にも優れています。

インフレータブルマット4モデル

モンベル アルパインパッド 25 180

R値 3.2
使用時サイズ 長さ180cm x 幅50cm
収納時サイズ 直径16cm x 25cm
重量 664g(スタッフバッグを除く)
使用時の厚み 2.5cm
その他のサイズ展開 90(90 x 50cm), 120(120 x 50cm), 150(150 x 50cm)

汎用性◎。独自のマミー型形状にすることで、軽量・コンパクト性と快適性を両立。登山に適したモデルです。スタッフバッグは簡易ポンプ機能を備えています。

サーマレスト プロライト(レギュラー)

R値 2.4
使用時サイズ 長さ183cm x 幅51cm
収納時サイズ 直径10cm x 長さ28cm
重量 510g
使用時の厚み 2.5cm
その他のサイズ展開 S(119 x 51cm), WR(168 x 51cm)

バランス◎。インフレータブルマットを開発したサーマレストの伝統モデル。何度も改良を重ねて完成度を高めており、軽量性、収納性、断熱性、耐久性など全てにおいてバランスがとれたモデルです。断熱性を高めたR値2.7の女性用モデルも。

ニーモ ゾア レギュラーマミー

R値 2.7
使用時サイズ 長さ183cm x 幅51cm
収納時サイズ 直径11cm x 20cm
重量 450g
使用時の厚み 2.5cm
その他のサイズ展開 ショート(122 x 51cm), ミディアム(160 x 51cm)

軽さ◎。インフレータブルタイプのなかでは最軽量級のマットです。さらに収納サイズも超コンパクト。厚さは2.5cmと薄手なのに、R値は2.7と断熱性はしっかりあります。

シートゥサミット ウルトラライトXRマット(レギュラー)

R値 3.6
使用時サイズ 長さ183 x 幅55cm
収納時サイズ 直径10cm x 19cm
重量 415g
使用時の厚み 6.5cm
その他のサイズ展開 スモール(168 x 55cm)

軽さ◎。サーマルコア断熱材が体熱を反射し、R値を高めながら収納サイズをコンパクトに抑えました。幅広設計は横向き寝にも最適で、低圧でもクッション性の高い快適な寝心地を実現しています。

クローズドセルマット5モデル

モンベル フォームパッド 16 180

R値 1.5
使用時サイズ 長さ178 cm x 幅50cm
収納時サイズ 50 x 14.5 x 10.5cm
重量 395g
使用時の厚み 1.6cm
その他のサイズ展開 90(89 x 50cm), 120(118 x 50cm), 150(148 x 50cm)

収納性◎。クローズドセルの中ではコンパクトに収納できる人気モデル。ジャバラ状に折りたたんだ際に、突起と窪みが重なるように精密にデザインされているので、無駄な空間ができず、非常にコンパクトに収納できます。しかも、軽量!必要な長さにカットすることもできるので、まずはロングタイプがおすすめ。

サーマレスト Zライトソル(レギュラー)

R値 2
使用時サイズ 長さ183cm x 幅51cm
収納時サイズ 51cm x 13cm x 14cm
重量 410g
使用時の厚み 2.0cm
その他のサイズ展開 S(130 x 51cm)

バランス◎。凹凸が噛み合ってコンパクトになるアイデアを最初にとりいれた、ベストセラーモデルです。アルミ蒸着を施すことで、Zライトより20%も断熱性が向上しています。

ニーモ スイッチバック レギュラー

R値 2
使用時サイズ 長さ183cm x 幅51cm
収納時サイズ 51cm x 13cm x 14cm
重量 415g
使用時の厚み 2.3cm
その他のサイズ展開

暖かさ◎。ニーモ独自の六角形の突起が特徴。この突起は高さもあり、配置は蜘蛛の巣のようになっています。この独特な構造のおかげで同カテゴリーの一般的なマットに比べ20%も空気を溜め込むことができ、より暖かく快適に過ごせます。

エバニュー Trail mat 180

R値
使用時サイズ 長さ180cm x 幅50cm
収納時サイズ
重量 320g
使用時の厚み 0.9cm
その他のサイズ展開 100(100 x 50cm)

軽さ、価格◎。丸めて収納する、ロールタイプです。軽さが特徴の従来品「EXPマット」に、硬さと耐久性を追求した「FPマット」の要素を加えたアイテム。折りたたみタイプのように大きな突起でクッション性を持たせた構造ではなく、フラットでシンプルなタイプです。

エクスペド Flex 3R M

R値 2.8
使用時サイズ 長さ185cm x 幅52cm
収納時サイズ 52cm x 15cm x 20cm
重量 440g
使用時の厚み 3.1cm
その他のサイズ展開 XS(123 x 52cm), LW(196 x 65cm)

厚さ3.1cm、R値2.8の高断熱性で冷気をしっかり遮断し、雪上や岩場でも安心。単体使用のほか、インフレータブルマットの補助としても活躍します。耐久性・耐水性に優れたIXPEフォーム採用し、折りたたみ式による展開・収納もスムーズです。

こんなとき、どうする?登山用マットに関する疑問

ここからは、登山用マットを実際に使うにあたり感じる疑問にお答えしていきたいと思います。

疑問1|登山用マットの下って、なにか敷くの?

登山用マットの下にインナーマットをしくことで断熱性を高めることができる
撮影:まつだしなこ

基本的には登山用マットの下には、何も敷かなくても良い構造になっています。しかし、冬期などの冷えが気になるときや、地面からの湿気で登山用マットの下地が湿ることが気になる人は、インナーマット(インナーシート)を敷くとさらに快適性が高まります。

▼インナーマット(テントマット)について解説した記事はこちら

疑問2|エアーマットが破れたらどうしたらいい?

モンベルの登山用マット付属のリペアキット
撮影:まつだしなこ(モンベルの登山用マット付属のリペアキット)

エアーマットには通常リペアキット(シートと接着剤)が付属しているので自分で修理できます。保証期間内であればメーカーに修理依頼も可能。

しかし就寝中に「空気が抜けている!」と気がついても、暗闇で穴を見つけることは困難です。また、リペアキットを使用しても8〜24時間程度乾かす必要があるため(乾かす時間は商品によって異なる)、実際は山行中に穴が空いたら応急処置は難しいでしょう。

パンクし、リペアしたエアーマット
撮影:まつだしなこ(パンクした箇所をリペアしたエアーマット)

そもそも破れないように、テントを張る前に整地すること、空気はパンパンに入れず8〜9割程度に留めることがポイント。
正しいお手入れと自宅での保管をすれば、アイゼンでも引っ掛けない限りそうそう穴は開きません。

疑問3|クローズドセルマットの収納方法は?

登山用マットであっても、ザック内に収納するのが基本。ザックに外付けすると、落下したり枝や岩に引っ掛けたりするリスクがあるからです。

ザック内に収納する方法をいくつかご紹介します。

方法1|ザック内側に沿って筒状に入れる

クローズドセルの入れ方。筒状に入れる。
撮影:まつだしなこ(折りたたみタイプに加えて、ロールタイプのマットでも有効です)

方法2|ザック内側に沿って三辺にコの字型に入れる

クローズドセルの入れ方。3面に入れる。
撮影:まつだしなこ(ザックの背面側の形状によっては、背面側を除く三辺に入れるほうがベターな場合も)

方法3|背面パッドにする(UL系の背面パッドがないザックの場合)

クローズドセルの入れ方。背面に入れる。
撮影:まつだしなこ(折りたたみタイプと相性の良い収納方法です)

内部に収納できず外付けする場合は、安全面に十分配慮しましょう
ザックの幅からはみ出ないように、フロントに取り付けるのがおすすめです。 道が広く、木の枝や岩などの障害物やすれ違う人と十分に距離が取れるルートであれば、雨蓋に挟む・ボトムストラップにつける・サイドストラップにつける、といった方法も。
つけられる箇所はザックによって異なるので、自分の持っているザックがどこにつけられるのか、購入前にしっかり確認しましょう。

登山用マットがあれば山でも快適な睡眠をとれる!

さまざまなタイプの登山用マット
撮影:まつだしなこ

「寝心地の良さ」は千差万別。値段が高かったり、人気がある商品でも自分には合わなかったりすることも。
登山用マット選びに迷ったら、今回ご紹介した選び方のポイントを参考に、自分が優先したい機能を整理してみるといいでしょう。
「初めてのテント泊で重装備に自信がないから軽量性を重視する」
「人より寒がりだから、断熱性が優先」
というふうに優先度をつけていくと選びやすくなります。 寝心地はぜひ、お店で寝転んで試してみましょう。

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