ヘッドランプは、登山を始めたら必ず用意しよう!
「自分は日帰り登山しかしないからヘッドランプは必要ない」なんて思っている人はいませんか? 予期せぬトラブルで下山が遅くなると辺りは真っ暗になりますので、ヘッドランプは登山に必須のアイテムです。
今回は初心者にこそ知ってほしい、最低限必要な機能とポイント、一般登山で汎用性の高いおすすめのヘッドランプをご紹介します!
ヘッドランプの特徴|見るべきポイントと選び方
初心者の方は、数あるヘッドライト中からどれを選べばいいかわからないという方もいると思います。選ぶ際参考にしたいポイントを紹介します。
①明るさの単位「ルーメン」
近年のヘッドランプは光源がLEDが主体になり、明るさの単位に「ルーメン」が用いられるようになりました。ルーメンの数値が大きければ大きいほど光量が多く明るいです。200ルーメン前後の光量調整機能付きモデルがおすすめ!
②電池タイプとバッテリータイプ
ヘッドランプの電源は「電池タイプ」と「バッテリー」タイプがあります。ヘッドランプ本体にバッテリーの残量を示してくれる機能がついているモデルがおすすめです。
最近では、どちらも兼ね備えたハイブリッドタイプも販売されていますよ!
③一体型タイプと別ボックスタイプ
バッテリーボックスも一体型と別型があります。高照度のヘッドランプの場合、バッテリーボックスが別タイプになっており、冷間地でもバッテリーを冷やさない使い方が可能です。
一体型のヘッドランプの方が軽量で、頭部に装着した際のストレスが少ないのでおすすめです。
④光量の調整機能
早朝に歩く場合とテント内では必要な明るさも変わります。状況に合わせて段階的に光量を調整する機能や、周囲に異常を知らせる赤い光など、切り替えて使い分けができるヘッドランプがおすすめです。
一般登山でおすすめのヘッドランプ4選
<ブラックダイヤモンド> コズモ250
<ペツル> ティカ
<マイルストーン> MS-B4
220ルーメンのハイパワー・ワイド照射モデルです。メインには目に優しい電球色、サブには赤色/白色LEDを搭載しているので状況に合わせて切替が可能。
さらに明るい!ハイパフォーマンスモデル3選
<ブラックダイヤモンド> ストーム375
375ルーメンの高照度と防塵防水性能を誇るタフモデル。ハイキングにはオーバースペックになってしまいますが、圧倒的な明るさが欲しい方におすすめです。
<ペツル> アクティック コア
450 ルーメンの高い照射力を備え、USB ポート(Micro B)より再充電可能なバッテリー『コア』が付属しています。電池とどちらも使えるハイブリッドタイプのヘッドランプです。
<マイルストーン> MS-C2
シリーズのフラッグシップモデル。350ルーメンに加え、センサーで手元灯とハイパワービームを距離で認識し自動で切替してくれる優れもの!
目的にあうヘッドランプを選ぼう!
ヘッドランプと一言で言っても、その性能は様々です。山の天気は変わりやすく、何が起こるかわかりません。万が一の時にもすぐに装備ができ、なおかつ荷物の邪魔にならない形など、紹介した最低限のポイントは確認をして、自分にあった”ヘッデン”を選びましょう!