COCOHELI 山岳遭難対策制度(ココヘリ) 550万円までの捜索救助を実施 入会金1,100円OFFで申込む

【ガチ愛用品】プロも惚れた!ブランドの中の人が“本当に使ってるバックパック”大公開(後編)

登山用のバックパックと、街中で使うバックパック。たくさん種類があるけれど、間違いのないおすすめはどれ? 悩める読者を救うため、全13ブランドの担当者に“ガチの愛用品”をインタビュー。失敗しないパックバック選びの参考に、後編は残る6ブランド分を一挙紹介!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

山と街、便利なバックパックはどれがオススメ?

登山 マウンテンユース バックパック
撮影・編集:筆者

週末の登山、日常の通勤、近所の散策、旅行など、バックパックは何かと役立つアイテム。それもあって市場にはたくさんの製品があり、なにを選べばいいのか迷ってしまう人は多いはず。

「だれか詳しい人に教えてもらいたい」

そんな声にお応えして、バックパックブランドの担当者に取材を実行。
登山と日常で愛用しているアイテムをそれぞれ紹介してもらいました。日本一各ブランドに詳しい彼ら彼女らの選ぶ製品は、今後のバックパック選びの参考になること間違いなしです!

後編の今回は、こちらのブランド担当者の愛用品を紹介します。

❽ ブラックダイヤモンド
❾ ブルーアイス
❿ マムート
⓫ ミステリーランチ
⓬ ミレー
⓭ モンベル

前編はこちらからチェック!

⑧ブラックダイヤモンド担当:津田晶子さんの愛用品

登山にはコレ! 「ブリッツ28」

ブラックダイヤモンド ブリップ28
提供:ロストアロー

軽さに重きをおいて機能を厳選した超軽量アタックザック。軽い=強度が弱いと思う方がいるかもしれませんが、その点は心配無用。本体の素材は強度に優れるUHMWPE(超高分子量ポリエチレン)で作られているため、群を抜く耐久性を備えています。

ブラックダイヤモンド/ブリッツ28
¥20,460
サイズ:ワンサイズ
容量:28L
重量:420g
カラー:アロイ

ブラックダイヤモンド ブリップ28
左:ハイドレーションに対応し、ショルダーハーネスにはホースを取り付けるループ付き。ホイッスルなどをぶら下げておくのにも便利。右:酷使に酷使を重ねて穴があいてしまったが、補修して使い続けたいほど気に入っている(提供:ロストアロー)

ブラックダイヤモンド担当:津田晶子さん

見た目も構造もシンプルなブリッツ28。
じつは沢登り界隈では愛用者の多いアイテムです。
足上げのじゃまにならないヒップベルト。片手で開閉でき、ロープの外付けもできるトップクロージャ―。
軽く、無駄がなく、それでいてクライミングにも沢登りにも頼もしい相棒です。

普段使いはコチラ! 「ディスタンス22」

ブラックダイヤモンド ディスタンス22
提供:ロストアロー

トレランパックをベースに、クライミングや登山での使いやすさも念頭に置いて開発。一体感に優れるベスト型のショルダーハーネス、ソフトフラスク用のショルダーポケットに加えて、アックスホルダーやトレッキングポールスリーブまで充実の機能が備わっています。

ブラックダイヤモンド/ディスタンス22
¥34,100
サイズ:S、M、L
容量:22L
重量:424g(Mサイズ)
カラー:ブラック、ウルトラブルー

ブラックダイヤモンド ディスタンス22
フロントのメッシュポケットには、かさばるフリースも収納可能(提供:ロストアロー)

ブラックダイヤモンド担当:津田晶子さん

トレランパックにしては珍しく容量が22Lと大きいので、行動食も着替えも余裕で入る頼もしさがあります。
トレイルランニングや日帰り登山で愛用しつつ、PCも入るサイズ感なので出張や通勤時にも使用。
見た目がシンプルなので街で背負っていても違和感がなく、どんなシーンにもフィットする万能パックです。

⑨ブルーアイス担当:大山 徹さんの愛用品

登山にはコレ! 「スタッシュ 60L」

ブルーアイス スタッシュ 60L
提供:ケンコー社

60Lの大型モデルでありながら、1kgを切る軽さが魅力。さらに、内蔵フレームやヒップベルトなどを取り外すと、追加で約200gも軽量化できます。軽量パックですが素材にUHMWPE(超高分子量ポリエチレン)が使われているので、強度に不足はありません。

ブルーアイス/スタッシュ 60L
¥42,900
サイズ:ワンサイズ
容量:60L
重量:825〜600g
カラー:オレンジ

ブルーアイス スタッシュ 60L
プライベート山行のワンシーン。沢登りなどバリエーションルートでガシガシ愛用している(提供:ケンコー社)

ブルーアイス担当:大山 徹さん

シンプルで超軽量、なのに背負い心地がいい!
夏は渓流釣りで登攀器具、釣り道具、ビールを、冬は雪山テント泊で幕営装備、ワカン、ショベル、日本酒を満載していますが、しっかり背負えます。
生地は薄いながらも強度があるので藪漕ぎをしても破ける心配が少なく、冬はアックスの取り付けが便利で、背面には雪が付きにくいです。

普段使いはコチラ! 「オクトパス 45L」

ブルーアイス オクトパス 45L
提供:ケンコー社

クライミングシューズ、ハーネス、プロテクションギア、ロープといったクライミング用品を持ち運ぶためのギアパック。背面が大きくU字に開く仕組みで、荷物をパッキングしやすく取り出しすい。ロープを土汚れから守る風呂敷タイプのロープバックが標準で付属します。

ブルーアイス/オクトパス 45L
¥29,700
サイズ:ワンサイズ
容量:45L
重量:1100g
カラー:シャドー

ブルーアイス オクトパス 45L
左:背負ったとき左手側の側面にファスナー付きポケットがある。右:右手側にはストレッチメッシュのサイドポケットを装備(提供:ケンコー社)

ブルーアイス担当:大山 徹さん

本来はギアパックですが、出張やスーパーの買い出し時にも愛用しています。
背面がガバッと開くので荷物の取り出しが容易だし、全面に薄いクッションが入っているのでPCなど電子機器の持ち運びも安心。ロープバッグは着替えを入れる風呂敷として使っています。
飛行機の機内持ち込みがギリギリいけるサイズです。

⑩マムート担当:関戸俊彦さんの愛用品

登山にはコレ! 「デュカン スパイン 28-35」

マムート デュカン スパイン 28-35
提供:マムート・スポーツグループジャパン

日帰り〜山小屋泊の山行に便利な中型パック。上半身の傾きに追従して可動する背面システム「Active Spine テクノロジー」のおかげで、どんな体勢でも腰荷重を維持したままバランスよく背負うことができます。フロントファスナーがあり荷物の出し入れも容易です。

マムート/デュカン スパイン 28-35
¥38,500
サイズ:ワンサイズ(背面長調整可)
容量:28〜35L
重量:1670g
カラー:ブラック、マッシュ×ブラック、シルバーセージ×ブラック、サファイア×ブラック
(※写真はクラシックロゴバージョンです)

マムート デュカン スパイン 28-35
左:砂時計のようにくびれるメッシュパネルがActive Spine テクノロジー。ヒップパネルとショルダーハーネスがそれぞれの中心を軸に体の動きに合わせて回転する。右:付属するサコッシュ型のアクセサリーポケット。イラストのオレンジ色の箇所に自由に取り付けられる(提供:マムート・スポーツグループジャパン)

マムート担当:関戸俊彦さん

背中に当たる部分が稼働する「Active Spine テクノロジー」が体への負担を減らしてくれるのでラクに背負えます。
汗をかきやすいので、通気性の良さも気に入っているポイント。
いろいろな場所に取り付けられるサコッシュ型のアクセサリーポケットが小物の収納に便利です。

普段使いはコチラ! 「セオン トランスポーター 25」

マムート セオン トランスポーター 25
提供:マムート・スポーツグループジャパン

ビジネス向けの人気パック。荷室が〝ワークセクション〟と〝クライミングセクション〟に分かれていて、荷物を別々に整理可能。キャリーケースのハンドルに取り付けられるループも背面に備わっています。仕事も遊びも妥協したくない人におすすめです。

マムート/セオン トランスポーター 25
¥25,300
サイズ:ワンサイズ
容量:25L
重量:990g
カラー:ブラック、サバンナ、マリン
(※写真はクラシックロゴバージョンです)

マムート セオン トランスポーター 25
左:クライミングセクションを全開にしたようす。クライミングシューズを入れるファスナー付きの収納袋まで用意されている。右:ワークセクションとは別に、オーガナイザーポケットも別途装備(提供:マムート・スポーツグループジャパン)

マムート担当:関戸俊彦さん

マムートの定番ビジネスパック。
PCなど仕事関連の持ち物を扱うのに便利なことはもちろんのこと、仕事終わりのランニングやフットサルの持ち物を分けて収納できる仕組みになっていて便利。
上部に小物を入れられるポケットがある設計も使い勝手が良くて気に入っています。

1 / 2ページ