アイキャッチ画像:ポンチョ
モノ好き仲間に紹介された、ダイソーの隠れた名品

私は消防団員でもあり、その活動のなかでライトは欠かせません。ヘッドランプは両手をフリーにできるため夜間の消火活動で有効ですが、日常のパトロールではハンディライトの方が、活動服のポケットから取り出してすぐに点灯させられるので機能的です。
そこで私は、ジェントスの「閃」を消防団活動時に装備しています。登山時にもサブライトとして活用していますが、私のモデルは15年前に発売され、光束は150ルーメン。最新モデルと比べるとやや明るさが足りていません。
だからそろそろ、軽くて、小さくて、明るくて、きれいな光のLEDハンディライトに買い替えようかなぁと思っていた時に、同じ消防団員のモノ好きの仲間から、「いいでしょ、コレ!」と紹介されたのが、今回紹介する100均のダイソーで販売されている550円の「充電式LEDライト」です。
点灯した明かりを見て、びっくり。最近は550円でも、こんなレベルになっているの!?と驚いたので、YAMA HACKの記事で取り上げることにしました。
ちょい大きめ、でも95gで十分に軽い!

そのリチャージャブルLEDライトのスペックは次の通りです。
- サイズ
- Φ4cm×15.1~17.5cm
- 重量
- 95g
- 光束
- 高:230lm、低:110lm
- 照射距離
- 最大230m
- 点灯時間
- 高:2.5時間、低:4時間、点滅:2時間
- 充電時間
- 2時間(Type-C充電式)
私が愛用している閃(SG-325)のスペックは、サイズΦ2.9cm×10.4cm、重量102g、光束150lm(ルーメン)、バッテリーは単4アルカリ電池×3本、実用点灯時間10時間。ダイソーLEDライトの方が明るいですが、点灯時間ちょっと見劣りします。

実際の点灯時間もどれくらいなのか、点けっぱなしにしてテストしてみたところ、光束が高230lmで約2時間強でした。縦走等の宿泊をともなう山行でメインのライトに使うには、役不足です。でも、歩くのにギリギリ問題ない光束110lmで約3時間強は点灯したので、デイハイクで下山が遅れてしまった際に光束の高低を使い分けながら使用する際には、十分です。
それに閃は点灯時間の長さが特長です。他の大手ライトメーカーのハンディライトと比べてみると、230lmの明るさで2時間点灯は、同等の性能を装備しています。それを550円という超低価格で実現していることは、価格破壊以外のなにものでもありません。
さらに驚いたのは、ワイド光の美しさ!

さて、私がもっとも驚き、感心したのは、230lmのワイド光で点灯させた時の、光の美しさです。商品パッケージにも「キレイな光」と表記されていますが、その光は550円のライトのレベルとは思えません。
上画像が、その光を撮影したものですが、丸くムラのない光は、大手ライトメーカーと遜色ありません。私は消防団仲間にこの光を見せられて、「コレは使ってみる価値がある!」と思わされました。
美しさの理由は“レンズ”にあり

ワイド光での美しい光を実現しているのは、このLEDライトがレンズを装備しているからだと思われます。点灯部を見てみると半円形のレンズが採用されていることがわかります。中央の四角いチップは、LEDチップです。このチップが放った光を、半円形のレンズが丸くムラなく拡散させているのです。
ワイド光の美しさは、このレンズの精度の高さの証明です。これを550円のライトに装備してしまうんですね!
さらにスポット光も照射可能なんです!

このLEDライト、ワイド光の美しさだけだったら、私は記事で紹介しなかったと思います。さらに驚かされたのがスポット光の精度の高さです。
本体のヘッド部はスライド伸縮仕様になっていて、縮めたままだとワイド光、伸ばすとスポット光に変更できます。

上画像は、右がワイド光、左がスポット光です。これだと、「まぁ、ヘッドをスライドするだけで、光を変更できるなら便利だよね」というレベルです。
でも、スポット光の最大照射距離は230mあります。

上画像は、約50m離れた場所からスポット光でサーモボトルを照らした様子です。十分な強さで、遠くまでを照らしてくれています。これなら、山で案内標識等を遠くからも確認できるでしょう。
またこの時は、撮影の都合で50mにしていますが、実際100mくらいは余裕で照射、そこにあるものを認識できる明るさがありました。
