LED懐中電灯

とにかく強力なライトが欲しい!「LED懐中電灯」おすすめ10選

LED懐中電灯は明るく電池が長持ち、防水・防塵機能やストロボ機能などを持ったアウトドアに最適なモデルもあり、災害時にも使えると評判です。本記事では、LED懐中電灯の選び方やおすすめ機種を紹介します。最強モデルを探すなら人気ブランドからチェックしてみましょう。スマホのフラッシュライトでは代用できない高い性能や便利な機能は必見です!

目次

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

スマホじゃだめなの?LED懐中電灯のメリット

スマホのフラッシュライト

撮影:YAMA HACK編集部

誰でも持っているスマホにはフラッシュライト(※1)機能が付いており、懐中電灯代わりに使っている人も多いはず。しかし、スマホのライトは照射範囲が均一ではなく、足元を照らすには十分とは言えません。

登山やキャンプなどのアウトドア、災害時など、夜間の行動時には、足元から前方まで明るく照らせるLED懐中電灯が便利です。

 

※1…フラッシュライト

フラッシュライト(Flashlight)とは懐中電灯のアメリカ英語。イギリス英語ではトーチ(Torch)。

 

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LED懐中電灯の選び方|4つのポイント

LED懐中電灯を点灯

撮影:YAMA HACK編集部

LED懐中電灯を選ぶとき、必ずチェックしておきたいポイントを4つ紹介します。

明るさで選ぶ

LED懐中電灯 明るさ

撮影:YAMA HACK編集部

懐中電灯の明るさの基準には、光の量を表す「ルーメン(lm)」という単位が使われます。ルーメンは、数字が大きいほど明るく、遠くまで照らすことができる目安になります。

手元や足元を照らすだけであれば、50〜100lmで十分ですが、数十メートル先を明るく照らしたい場合は200lmほどあるのが望ましく、アウトドアや防災用としても安心して使えます。

ただし、ルーメン数が高いほど電池消費量も増加します。ルーメン数の切り替えができるモデルも多いので、使用シーンや使いたい時間を考慮し、適切なルーメン数を選択しましょう。

 

ルーメン明るさの目安
50〜100手元や足元をはっきり照らすことが可能。数メートル先であれば視野を確保できる。探し物や停電時の一時的な作業などに。
200数十メートル先まで照らし、視野を確保できるので、屋外での夜間行動に。
300〜400手元を照らすには明るすぎる(反射して眩しさを感じる)が、光が遠距離まで届くので、登山でルートを判断したい場合にもはっきり道を照らせる

 

〈ポイント〉

・明るさの基準は、光の量を表す単位「ルーメン(lm)」
・アウトドアや防災用なら200ルーメン以上が望ましい

使用頻度とコストで選ぶ|電源の種類

LED懐中電灯の電源 電池式と充電式

撮影:YAMA HACK編集部

電源は「乾電池式」と「充電式」があります。予算や使用頻度で検討しましょう。

【乾電池式】
乾電池はコンビニやスーパーなどでも容易に入手でき、予備も準備しやすいですが、電池がなくなるたびに購入する必要があるのでコストがかかります。充電式の乾電池が使用できる場合もあるので仕様を確認しましょう。

【充電式】
充電式は繰り返し使えるので、乾電池式よりもコストが掛りませんが、災害時など充電先の確保が難しい場合にはモバイルバッテリーなどで充電する必要があります(追加の充電式電池の購入場所も限られる)。

 

〈ポイント〉

・乾電池式は入手が容易、しかし高コストになる可能性
・充電式は低コスト、しかし充電できる環境が必要

使うシーンや場所で選ぶ|防水・防塵性

濡れた懐中電灯

撮影:筆者

アウトドアで利用する場合には防水防塵性能が備わっていると便利。製品のIPコード(※2)を確認することで、防塵防水性能を確認することができます。アウトドアで使用する最低限の防水性能としては「IPX4」以上がおすすめです。

※2…IPコード

国際電気標準会議(IEC)によって定められた、電気製品の防水・防塵性能を表す規格。防塵は7等級、防水は9等級に分かれています。例えば、IP56は防塵等級5、防水等級6となり、IPX4は防塵等級は表さずに防水等級4のみを表しています。

 

〈ポイント〉

・防水防塵性能を表すのはIPコード
・アウトドアで使用ならIPX4以上がおすすめ

機能で選ぶ|照射モード切替機能

LED懐中電灯 照射モード切り替え

撮影:YAMA HACK編集部

懐中電灯は本来の明るさ性能だけではなく、明るさを変更できる機能や、照射範囲を変更できるフォーカス機能などが搭載されているモデルがあります。

光を点滅させるストロボモードを備えているモデルは、自分の位置を周囲に知らせることができ、身動きが取れない時や遭難時に役立つので、災害時や登山などで活躍します。また、車通りの多い場所での夜間のランニングやウォーキングにも、周囲らの視認性が高まるので便利です。

 

〈ポイント〉

・明るさを変更できる機能や、照射範囲を変更できるフォーカス機能も要確認
・ストロボモードがあれば災害時や夜間のウォーキングにも活躍

実績があるから安心!おすすめ4ブランド

様々なLED懐中電灯

出典:PIXTA

LED懐中電灯を選ぶポイントをクリアしたからといって、製品の信頼性とは別物。信頼性を測る目安はブランドの人気を見るのが一番簡単。ユーザーが多く人気があるブランドを4つ紹介します。

ジェントス(GENTOS)

ジェントスは1978年創業の日本の懐中電灯メーカー。2001年から市場に先駆けLED製品を投入し、現在ではLEDライトメーカーとしては国内トップシェアを誇ります。アウトドアでは、LEDヘッドランプで馴染み深い人も多いのでは?

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パナソニック(Panasonic)

誰もが知っている日本の総合電機トップメーカー。そのパナソニックもLED懐中電灯を販売しており、どこの家電量販店でも目にすることができます。信頼性もトップクラスなので安心して使うことができます。

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レッドレンザー(Ledlenser)

一般的には、ちょっと耳慣れないブランドですが、ドイツ生まれのLEDポータブルライト専門ブランドで、世界70か国で愛用されています。2000年に発売されたキーライト「Photonpump V8」は、全世界で数百万個が販売されるほど人気で、LEDフラッシュライトの先駆者となりました。

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マグライト(MAGLITE)

マグライトはアメリカ合衆国のマグ・インストルメント社の懐中電灯ブランド。アメリカの警察組織で多く使用され、ドラマや映画でもよく見るので、昔から日本人にも馴染み深いブランドです。ジュラルミンを削り出して造られた頑丈なボディは、非常に丈夫で武器にもなるほどです。

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これがおすすめ!LED懐中電灯10選

選ぶポイントや安心のブランドを紹介しましたが、ここからは、実際のおすすめ製品を紹介します。

600ルーメンの大光量|ジェントス RX-022DS

Maxモードを含む4段階の調光機能を搭載し、シーンにより明るさを細かく調整可能。防水・防塵性はIP66と高いレベル。落下耐久性は2mを確保しているので、耐久性が求められるシーンで活躍します。

本体サイズφ40.0×189.5mm
重量348g(電池含む)
明るさ600ルーメン(Maxモード時)/ 300ルーメン(Highモード時)/ 160ルーメン(Midモード時)/ 60ルーメン(Ecoモード時)
電源の種類単2形アルカリ電池×2本
防水・防塵性耐塵・耐水仕様(IP66準拠) 2m落下耐久
照射モード切替機能4段階の調光機能/フォーカスコントロール

ジェントス公式 RX-022DS

不安定な場所でも転がりにくい|ジェントス ‎MG-845R

本体に角を持たせ転がりにくくした「アンチローテートデザイン」を採用。不安定な傾いた場所でも転がり落ちるのを防ぎます。IP66の防水・防水・防塵性&2メートル落下耐久など、アウトドアでの使用にも問題ありません。電源は低コストのUSB充電方式です。

本体サイズφ31.2×118.7mm
重量107g(電池含む)
明るさ300ルーメン(Highモード時)/ 150ルーメン(Midモード時)/ 50ルーメン(Ecoモード時)
電源の種類専用リチウムイオン充電池 3.7V 800mAh
充電時間(約):2.5時間
防水・防塵性耐塵・耐水仕様(IP66準拠) 2m落下耐久
照射モード切替機能3段階の調光機能/フォーカスコントロール

ジェントス公式 MG-845R

明るく充電式乾電池が使用可能|ジェントス ‎SG-435

エネループ・充電式エボルタ使用可能な高輝度モデル。通常の乾電池も使用できるので、万が一充電が無くなっても予備電池を手に入れやすいのが特徴。ヘッド部を回してフォーカスを調整できる「ツイストフォーカスコントロール」を採用しているので細かくフォーカスを調整できます。

本体サイズφ29.8×107.5mm
重量110g(電池含む)
明るさ300ルーメン(最大時)
電源の種類単4形アルカリ電池×3本
エネループ・充電式エボルタ使用可能
防水・防塵性耐塵・防滴仕様(IP64準拠) 2m落下耐久
照射モード切替機能フォーカスコントロール

ジェントス公式‎ SG-435

広範囲をキレイに照射するリフレクタータイプ|ジェントス DM-032B

光源の周囲にリフレクターを配置することで、よりワイドに、長距離に照射を可能にしているタイプ。充電式乾電池も使用できるため、低コストで運用することが可能です。

本体サイズφ26.0×151.8mm
重量125g(電池含む)
明るさ120ルーメン(最大時)
電源の種類単3形アルカリ電池×2本
エネループ使用可能
防水・防塵性防塵・防滴仕様(IP54準拠) 1m落下耐久
照射モード切替機能

ジェントス公式‎ DM-032B

単1~単4電池どれでも使用可能|パナソニック 電池がどれでもライト BF-BM10-W

単1から単4まで、それぞれ1本で使用可能。手元に所持する乾電池で使用できるので、使用する時に適合する乾電池が無くて使えない…という事がありません。ランタンとしても使えるので便利です。

パナソニック Panasonic 電池がどれでもライト BF‐BM10‐W

本体サイズ約幅135×奥行80×高さ125mm
重量約230g(乾電池エボルタ単3形1本含む)
明るさ懐中電灯使用時:約200ルーメン ランタン使用時:約3ルーメン
電源の種類単3形アルカリ電池×2本
エネループ使用可能
防水・防塵性防滴形(IPX1相当)
照射モード切替機能

パナソニック公式 電池がどれでもライト BF-BM10-W

子どもでも持ちやすいグリップ|パナソニック 乾電池エボルタNEO付きLED懐中電灯 BF-BG44K

コンパクトな上に八角形のボディは、握力が弱い子供でも持ちやすくなっており「2020年度 キッズデザイン賞」を受賞しています。防滴仕様なので雨の中でも安心して使用できます。

本体サイズ約幅130×奥行50×高さ60mm
重量約110g(電池含)
明るさ約500 ルーメン
電源の種類単4形乾電池 3本 充電池使用可能
防水・防塵性防滴構造
照射モード切替機能

パナソニック公式 乾電池エボルタNEO付きLED懐中電灯 BF-BG44K

超大光量1000ルーメン!|レッドレンザー P7R

1000ルーメンという大光量の懐中電灯。壁掛充電も可能で、常備灯としても使用可能です。明るさはパワー・ミドル・ローの3段階切替、極端なスペック追求ではなく「見やすく照らす」という実用的な配光を最優先したモデルです。

本体サイズ Ø37×158mm
重量約210g(電池含)
明るさパワー:1000ルーメン / ミドル:250ルーメン / ロー:20ルーメン
電源の種類 専用充電池(Li-ion)
防水・防塵性IP54
照射モード切替機能明るさ3段階切替/ラピッドフォーカス

レッドレンザー公式 P7R

スリムで携帯しやすい|レッドレンザー P6

スリムで軽量、簡単操作で常に携帯しておきたい懐中電灯です。本体は滑り止め加工されているのでフォーカスリングを操作時も手からの落下を防止します。

本体サイズØ26×163mm
重量約115g(電池含)
明るさ200ルーメン
電源の種類単3アルカリ電池×2本
防水・防塵性防水IPX4
照射モード切替機能ラピッドフォーカス

明るくて長い電池寿命|マグライト ML300L 2D.CELL ST23016

マグライトの信頼性はそのままに、新しい電子技術を一体化し、524ルーメンという明るさと電池の長寿命化した懐中電灯です。明るさは3段階、一番低いモードでは69時間の連続使用が可能です。

本体サイズ231mm
重量約292g(電池含まず)
明るさ524ルーメン
電源の種類単1電池2本
防水・防塵性防水IPX4
照射モード切替機能明るさ3段階切替/ストロボモード(12/秒)

超小型超軽量で大光量|LUMINTOP Tool AA 2.0

航空機用アルミニウム合金で作られた丈夫なボディは、手のひらサイズの超小型設計。しかも23グラム(電池含まず)の超軽量でありながら650ルーメンの明るさです。4段階の明るさ切替とストロボモードも搭載という機能満載の懐中電灯です。

本体サイズØ18×89mm
重量約23g(電池含まず)
明るさ650ルーメン
電源の種類単3電池1本
防水・防塵性IP68
照射モード切替機能4段階の明るさ切替/ストロボモード

1台は備えておきたいLED懐中電灯

LED懐中電灯

撮影:YAMA HACK編集部

LED懐中電灯の特徴は、なんといっても明るさと電源の長寿命。また、ランタン機能や非常時のストロボなど便利な機能があることもメリットです。それらは、アウトドアや夜間作業以外にも、停電時の照明としても活躍。地震や大雨など大規模災害が増えている昨今、ぜひ1台、ご家庭にもLED懐中電灯を備えておきましょう。