扱いやすさで選ぶなら「インフレータブルマット」がおすすめ
テントで寝るときに身体の下に敷く「スリーピングマット」(別名「寝袋マット」「シュラフマット」)は、テント泊の睡眠の質を左右する大切なアイテムのひとつ。その役割は「地面からの冷気を遮断し、身体を冷えから守ること」と「地面の凸凹を吸収して、フラットで快適に眠れる環境を整えること」。
マットレスや敷布団と似たような位置づけですが、山の中は家と違って整地されていないため、石がゴロゴロしているような厳しい環境下で使用することも考慮して選ぶ必要があります。また、テント場まで背負って運ぶことを考えると、軽さやコンパクトさといった収納性も重要に。
「クローズドセルマット」「インフレータブルマット」「エアマット」の違い
スリーピングマットの種類は、次の3タイプ。
構造の違いから、それぞれにメリット・デメリットがあります。
※クリックで拡大できます
インフレータブルタイプのマットは、クローズドセルマットの丈夫さとエアマットの収納性の高さのいいとこ取りをしたタイプ。
内部にフォーム材が入っているため、石や岩などで万が一マットに穴が空いてしまってもその場を凌ぐことができます。また、持ち運ぶときにザックから大きくはみ出るようなこともないため、行動中に木や枝に引っ掛けてしまうリスクもありません。
慣れるまでは収納が少し大変に感じるかもしれませんが、全体的に扱いやすく、安心して使えるのがインフレータブルマットの魅力といえます。そのため、はじめてのスリーピングマットにもおすすめです。
インフレータブルマット選びの4つのポイント
インフレータブルマットを選ぶ時にチェックすると良いポイントは、大きく分けて4つあります。
【1】収納性|軽量・コンパクトかどうか
軽くて収納サイズの小さいモデルほど、持ち運びやすくて収納性に優れています。
特に体力に自信のない人や、初めてのテント泊で重い荷物に慣れていない人、身軽に歩きたい人は重視するようにしましょう。
【2】快適性|断熱性の高さは?寝心地はどう?
快適性は、断熱性や寝心地によって左右されます。
◆断熱性
マットの断熱性を表す指標のひとつに「R値」があります。R値とは「Thermal Resistance Value=熱抵抗値」のこと。数値が高いほど断熱性が高く、地面からの冷えを遮断する能力が高いことを意味します。使用シーンごとに適したR値の範囲は、以下のように言われています。
※寒さの感じ方には個人差があるうえに、同じ時期でも気象条件や標高などによって気温が異なるため、あくまでも目安として捉えるようにしてください。
※R値を公表していないメーカーもあります。
また、マットを重ねればR値は足し算されます。たとえばR値2.5のマットにR値3.5のマットを重ねるとR値は6.0となるので、断熱性を高めたければ複数枚のマットを重ねる方法も。
いずれは冬山でのテント泊を考えている人も、最初は夏山用や3シーズン用のマットからスタートして、その後ステップアップのタイミングで異なるマットを買い足せばOKです。
◆寝心地
インフレータブルマットの中にも、弾力のあるモデルや硬くて安定感のあるモデル、エアマットのように空気が多くてフワフワしたモデルなど、さまざまな寝心地のものがあります。寝心地にこだわる人は、自分の好みと照らし合わせてみると良いでしょう。
部分的にフォーム材をカットする「肉抜き」をしているモデルも多く、その削り方によっても寝心地が変わってきます。
【3】使い勝手|バルブや付属品の仕様が鍵
インフレータブルマットはバルブを開ければ自動で膨張しますが、空気量の最後の微調整は手動で行う必要があります。このとき、空気の逆流を防ぐバルブ構造になっていると空気量の微調整がしやすく、無駄なく簡単に設営することができます。撤収時も不要な空気の流入を抑えることができるので、負担軽減に。
また、通常は空気を含んで膨らんでいるものを精一杯圧縮して収納するというインフレータブルマットの特性上、収納状態だと袋の中でパンパンになりがち。設営自体は楽なはずなのに、袋から出すまでが一苦労……ということも。
そこで、設営時に袋から取り出しやすくなる工夫もチェックしておきたいポイント。膨らみを抑えるためのコンプレッションベルトが付属しているモデルや、袋から引っ張り出せるようにスタッフサックに手を入れるポケットが付いているモデルなどもあります。
【4】サイズ|あえてショートサイズや女性用を選んでも◎
モデルによってサイズのラインナップもさまざま。たとえば身長170cmの人と身長162cmの人が長さの異なるマットに寝てみると、以下のようになります。
快適に眠るためには、自分の身長をカバーできるサイズを選ぶようにしましょう。
女性用モデルのマットは長さ160〜170cm程度で、男性用モデルよりもR値が0.3〜1.3ほど高くなっています。冷えを感じやすい女性の身体に合わせてつくられていますが、もちろん男性が使用してもOK。持ち運びやすさと快適性のバランスを考慮して、あえて女性用モデルを選ぶ人もいます。
体格や寝返りの大きい人には幅の広いワイドサイズがおすすめ。通常サイズよりも10〜15cm程度幅が広く、快適に眠ることができます。
また、収納性を重視するならあえて身長より短いサイズを選ぶ方法も。頭部や足元に枕や荷物を置くことで、マットのない部分もカバーできます。
実際にはシュラフにくるまった状態で寝るので、寝心地にこだわる人でなければ足元の細かい凸凹はそこまで大きく影響しません。
ただしマットがない部分は断熱性がなくなる分、体質や気温によっては冷えやすくなります。心配な人はもう少し長めのサイズにするか、マットがない部分の防寒対策を強化しましょう。
基本的に、収納性と快適性はトレードオフ!
薄くて大きく肉抜きされたモデルほど軽量・コンパクトで収納しやすいですが、地面を感じやすくて断熱性も低くなりがち。反対に、厚みがあって断熱性の高いモデルは寒い環境でも快適な眠りをサポートしてくれますが、コンパクトになりにくいです。基本的に、収納性と快適性はトレードオフと心得ておきましょう。
ここからは、以下の3つに分けておすすめインフレータブルマットを紹介していきます。
収納性と快適性のバランスに優れた6モデル
まずは、持ち運びやすさと快適性のバランスに優れた、3シーズン使用できる6モデルから。
【1】サーマレスト|プロライトプラス
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・空気を均一に含む「アトモスフォーム」を使用。斜めにカットする「ダイアゴナリーダイカット」で芯を残しながら肉抜きをしているため、断熱性と安定性を保ちながら軽量化しているモデル。
・硬めのフォームで、身体がほとんど沈み込まない安定感のある寝心地。
・表面はしっとりとした触り心地。
▼プロライトプラスの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサック一体型のコンプレッションベルトで収納時の圧縮が可能。スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。
サイズ | S | R | L | 女性用(WR) |
使用 サイズ | 51×119cm | 51×183cm | 64×196cm | 51×168cm |
収納 サイズ | 長さ28cm × 直径10cm | 長さ28cm × 直径12cm | 長さ33cm × 直径13cm | 長さ28cm × 直径12cm |
重量 | 450g | 650g | 880g | 640g |
R値 | 3.2 | 3.9 | ||
バルブ | 逆止弁(ウィングロックバルブ) | |||
付属品 | コンプレッションベルト一体型スタッフサック |
【2】サーマレスト|プロライトエイペックス
・波打つように凸凹が連なる「ストラタコアフォーム」を採用。身体側は熱を溜め込みつつ地面側は冷気を遮断する仕組みで、断熱性に優れています。
・厚みがあり、エアマットに近いフワフワとした柔らかい寝心地。
・カサカサとした肌触りなので、人によっては寝返りをうつ時に音が気になるかも。
▼収納サイズ&外観
スタッフサック一体型のコンプレッションベルトで収納時の圧縮が可能。スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。
サイズ | R | L |
使用サイズ | 51×183cm | 64×196cm |
収納サイズ | 長さ28cm × 直径12cm | 長さ33cm × 直径13cm |
重量 | 630g | 850g |
R値 | 3.8 | |
バルブ | 逆止弁(ウィングロックバルブ) | |
付属品 | コンプレッションベルト一体型スタッフサック |
【3】サーマレスト|トレイルスカウト
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・細かい気泡の入ったオープンセルフォーム構造でウレタンフォームの内部に空気を閉じ込め、高い断熱性を実現。
・肉抜きのないフラットなつくりで、耐久性に優れています。
・3シーズン用にしては2.5cmという薄さで若干地面を感じやすく、クローズドセルマットに近い使用感。
・手の届きやすい価格で、高いコストパフォーマンス。
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
シンプルなスタッフサック。
サイズ | S | R | L |
使用サイズ | 51×119cm | 51×183cm | 64×196cm |
収納サイズ | 長さ28cm × 直径18cm | 長さ28cm × 直径20cm | 長さ33cm × 直径20cm |
重量 | 460g | 680g | 940g |
R値 | 3.1 | ||
バルブ | 逆止弁(ウィングロックバルブ) | ||
付属品 | スタッフサック |
【4】シートゥサミット|コンフォートライトS.I.マット
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・内部のポリウレタンフォームを水平方向に40%も肉抜きすることで、厚みがありながら軽量コンパクトに収納することが可能。
・熱の対流を生むような垂直方向の穴がなく、身体側と地面側の両方にフォームがあるため、断熱性に優れています。
・クッション性のある寝心地。
・身体側と地面側の両方に滑り止め加工(アンチスリッププリント)が施され、マットやシュラフのズレを防止。
・別売りの枕を固定できる「ピローロックシステム」搭載。
▼コンフォートライトS.I.マットの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサックには、ザックへの外付け時にベルトを通して固定できる「デイジーチェーン」が付属。スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。ただしコンプレッションベルトがないため、収納中はバルブを閉じることで膨張を防ぐ必要があります。
サイズ | スモール | レギュラー | ウィメンズ |
使用 サイズ | 51×170cm | 51×183cm | 53×170cm |
収納 サイズ | 長さ26cm × 直径13.5cm | 長さ26cm × 直径14cm | 長さ27cm × 直径16cm |
重量 | 595g | 650g | 665g |
R値 | 3.1 | 3.8 | |
バルブ | 逆止弁(マルチファンクションバルブ) | ||
付属品 | スタッフサック、リペアキット、 ピローロックシステムパッチ |
【5】 モンベル|U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・穴のない軽量なスポンジ(ウレタンフォーム)を採用。肉抜きしていないため、クッション性と保温性がムラなく均一に保たれています。弾力はなく、安定した寝心地。
・3シーズン用にしては2.5cmという薄さで若干地面を感じやすく、クローズドセルマットに近い使用感。
・紹介モデルの中で最も短い長さ90cmからサイズ展開しており、子どもや荷物をコンパクトにしたい人のニーズに対応。
・マット同士を横に接続して固定したり、マットの上下に枕やパットを固定したりすることが可能。
・コンプレッションベルトも兼ねる「ピローストラップ」で、枕(別売り)や衣類を詰めたスタッフサックを固定できます。
▼U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25の収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサックの底にはポケットがあり、スムーズな取り出しが可能。
サイズ | 90 | 120 | 150 | 180 |
使用 サイズ | 50×90cm | 50×120cm | 50×150cm | 50×180cm |
収納 サイズ | 長さ25cm × 直径11.5cm | 長さ25cm × 直径13cm | 長さ25cm × 直径14.5cm | 長さ25cm × 直径16cm |
重量 | 372g | 483g | 556g | 664g |
R値 | ―(非公表) | |||
バルブ | 逆止弁付き空気注入バルブ | |||
付属品 | スタッフサック、リペアキット、ピローストラップ |
モンベル|U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 90モンベル|U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 120モンベル|U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 150モンベル|U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 180
【6】イスカ|コンフィライトマットレス
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・表地に摩擦に強いナイロンを採用し、地面側には強力なノンスリップ加工を施すことで、耐久性と快適性を高めているモデル。
・3.2cmという厚さは3シーズン用にしては比較的薄めでありながら、使用時に地面を感じるほどの薄さではなく、睡眠を妨げないつくり。
・手の届きやすい価格で、高いコストパフォーマンス。
▼コンフィライトマットレスの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサックの底にはポケットがあり、スムーズな取り出しが可能。
サイズ | 120(半身用) | 165(ショート) | 180(全身用) |
使用 サイズ | 49×117cm | 49×162cm | 49×175cm |
収納 サイズ | 長さ27cm × 直径12cm | 長さ27cm × 直径14cm | 長さ27cm × 直径15cm |
重量 | 430g | 620g | 660g |
R値 | ―(非公表) | ||
バルブ | ノーマルタイプ | ||
付属品 | スタッフサック、リペアキット |
軽量&コンパクト!収納性に優れた6モデル
【7】サーマレスト|プロライト
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・空気を均一に含む「アトモスフォーム」を使用。斜めにカットする「ダイアゴナリーダイカット」で芯を残しながら肉抜きをしているため、断熱性と安定性を保ちながら軽量化しているモデル。
・硬めのフォームで、身体がほとんど沈み込まない安定感のある寝心地。
・表面はしっとりとした触り心地。
▼プロライトの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサック一体型のコンプレッションベルトで収納時の圧縮が可能。スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。
サイズ | S | R | L | 女性用(WR) |
使用 サイズ | 51×119cm | 51×183cm | 64×196cm | 51×168cm |
収納 サイズ | 長さ28cm × 直径8cm | 長さ28cm × 直径10cm | 長さ33cm × 直径11cm | 長さ28cm × 直径10cm |
重量 | 350g | 510g | 690g | 510g |
R値 | 2.4 | 2.7 | ||
バルブ | 逆止弁(ウィングロックバルブ) | |||
付属品 | コンプレッションベルト一体型スタッフサック |
【8】ニーモ|ゾア
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・縦横2方向の肉抜き加工(2アクシスコアリング)によってフォームの質量を減らすことで、圧倒的な軽量化を実現。
・今回紹介するモデルの中で、最も軽量・コンパクト。
・面で支えるような、柔らかい寝心地。
・地面側には滑り止め加工が施され、マットのズレを防止。
・コンプレッションベルトが付属し、収納中も圧縮することが可能。
▼ゾアの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。
サイズ | ショート | ミディアム | レギュラー |
使用 サイズ | 51×122cm | 51×160cm | 51×183cm |
収納 サイズ | 長さ20cm × 直径10cm | 長さ20cm × 直径10.5cm | 長さ20cm × 直径11cm |
重量 | 295g | 415g | 450g |
R値 | 2.7 | ||
バルブ | 逆止弁(マルチファンクションバルブ) | ||
付属品 | スタッフサック、コンプレッションストラップ、 リペアキット |
【9】ニーモ|オーラ
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・縦横2方向の肉抜き加工(2アクシスコアリング)によってフォームの質量を減らすことで、圧倒的な軽量化を実現。
・地面側に75デニール、身体側に30デニールのポリエステルを採用し、収納性と耐久性を両立したモデル。
・面で支えるような、柔らかい寝心地。
・地面側には滑り止め加工が施され、マットのズレを防止。
・コンプレッションベルトが付属し、収納中も圧縮することが可能。
▼オーラの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。
サイズ | ショート | ミディアム | レギュラー | レギュラーワイド レクタングラー |
使用 サイズ | 51×122cm | 51×160cm | 51×183cm | 64×183cm |
収納 サイズ | 長さ20cm × 直径10cm | 長さ20cm × 直径12cm | 長さ20cm × 直径13cm | 長さ24cm × 直径15cm |
重量 | 375g | 500g | 530g | 690g |
R値 | 2.7 | |||
バルブ | 逆止弁(マルチファンクションバルブ) | |||
付属品 | スタッフサック、コンプレッションストラップ、 リペアキット |
【10】シートゥサミット|ウルトラライトS.I.マット
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・睡眠時にマットにかかる体圧のデータを分析し、体圧が大きくかかりサポートや保温性が必要な箇所の肉抜きは最小限に抑え、それ以外のエリアでは大きく肉抜きをする「デルタコアV」を採用。保温性とサポート性を保ちながら、軽量・コンパクトなつくりに。
・比較的クッション性を感じる寝心地。
・身体側と地面側の両方に滑り止め加工(アンチスリッププリント)が施され、マットやシュラフのズレを防止。
・別売りの枕を固定できる「ピローロックシステム」搭載。
▼ウルトラライトS.I.マットの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサックには、ザックへの外付け時にベルトを通して固定できる「デイジーチェーン」が付属。スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。ただしコンプレッションベルトがないため、収納中はバルブを閉じることで膨張を防ぐ必要があります。
サイズ | X-スモール | スモール | レギュラー | ウィメンズ |
使用 サイズ | 51×125cm | 51×170cm | 51×183cm | 53×170cm |
収納 サイズ | 長さ26cm × 直径11cm | 長さ26cm × 直径13cm | 長さ26cm × 直径13.5cm | 長さ27cm × 直径13cm |
重量 | 385g | 520g | 550g | 545g |
R値 | 2.6 | 2.9 | ||
バルブ | 逆止弁(マルチファンクションバルブ) | |||
付属品 | スタッフサック、リペアキット、 ピローロックシステムパッチ |
【11】イスカ|ピークライトマットレス
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・地面側に強力なノンスリップ加工を施し、軽量ながら快適性・耐久性も考慮されたモデル。
・コシや芯はほとんど感じない寝心地。
・手の届きやすい価格で、高いコストパフォーマンス。
▼ピークライトマットレスの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサックの底にはポケットがあり、スムーズな取り出しが可能。
サイズ | 120(半身用) | 165(ショート) |
使用サイズ | 50×117cm | 50×162cm |
収納サイズ | 長さ26cm × 直径10.5cm | 長さ26cm × 直径12.5cm |
重量 | 390g | 550g |
R値 | ―(非公表) | |
バルブ | ノーマルタイプ | |
付属品 | スタッフサック、リペアキット |
【12】プロモンテ|GMT Series
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・多様なニーズに応える6種類のサイズ展開。
・コシや芯はほとんど感じない寝心地。
▼GMT Seriesの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサックのサイズに余裕があるため、スムーズな取り出し・収納が可能。
サイズ | 105 (GMT30) | 120 (GMT31) | 135 (GMT32) | 150 (GMT33) | 165 (GMT34) | 180 (GMT35) |
使用 サイズ | 51×105cm | 51×122cm | 51×135cm | 51×150cm | 51×165cm | 51×183cm |
収納 サイズ | 長さ27cm × 直径12.5cm | 長さ27cm × 直径13cm | 長さ27cm × 直径13.5cm | 長さ27cm × 直径14cm | 長さ27cm × 直径14.5cm | 長さ27cm × 直径15cm |
重量 | 275g | 310g | 360g | 380g | 410g | 450g |
R値 | ―(非公表) | |||||
バルブ | インフレーター式ワンプッシュで固定バルブ | |||||
付属品 | スタッフサック |
※2022年6月以降、後継モデルの「PMT Series」を販売予定。カラーと価格が変更となります。
山でもぐっすり眠りたい!快適性重視の4モデル
【13】シートゥサミット|キャンプマットS.I.
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・睡眠時にマットにかかる体圧のデータを分析し、体圧が大きくかかりサポートや保温性が必要な箇所の肉抜きは最小限に抑え、それ以外のエリアでは大きく肉抜きをする「デルタコアV」を採用。保温性とサポート性を保ちながら、厚みの割に軽量・コンパクトなつくりに。
・コシがあり、底からの突き上げのない安定した寝心地。
・別売りの枕を固定できる「ピローロックシステム」搭載。
▼キャンプマットS.I.の収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサックには、ザックへの外付け時にベルトを通して固定できる「デイジーチェーン」が付属。スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。ただしコンプレッションベルトがないため、収納中はバルブを閉じることで膨張を防ぐ必要があります。
サイズ | レギュラー | ラージ | レクタンギュラー レギュラーワイド | レクタンギュラー ラージ |
使用 サイズ | 51×183cm | 64×198cm | 64×183cm | 64×201cm |
収納 サイズ | 長さ26cm × 直径16cm | 長さ33cm × 直径18cm | 長さ34cm × 直径20.5cm | 長さ34cm × 直径21.5cm |
重量 | 780g | 1,020g | 1,115g | 1,180g |
R値 | 4.2 | |||
バルブ | 逆止弁(マルチファンクションバルブ) | |||
付属品 | スタッフサック、リペアキット、 ピローロックシステムパッチ |
【14】シートゥサミット|コンフォートプラスS.I.マット
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・内部のポリウレタンフォームを水平方向に40%も肉抜き。熱の対流を生むような垂直方向の穴がなく、身体側と地面側の両方にフォームがあるため、断熱性に優れています。
・柔らかくて弾力もあり、安定感のある寝心地。
・表地は起毛したストレッチニットで、ベルベットのような高級感のある肌触り。
・地面側に滑り止め加工(アンチスリッププリント)が施され、マットのズレを防止。
・別売りの枕を固定できる「ピローロックシステム」搭載。
・空気の逆流を防ぐ「マルチファンクションバルブ」を採用。空気量の微調整も簡単。
▼コンフォートプラスS.I.マットの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサック一体型のコンプレッションベルトで、収納時の圧縮が可能。スタッフサックには、ザックへの外付け時にベルトを通して固定できる「デイジーチェーン」が付属しています。スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。
サイズ | レギュラー | ラージ | レクタンギュラー レギュラーワイド | レクタンギュラー ラージ | ダブル | ウィメンズ レギュラー | ウィメンズ ラージ |
使用 サイズ | 51×183cm | 64×198cm | 64×183cm | 64×201cm | 128×183cm | 53×170cm | 58×183cm |
収納 サイズ | 長さ26cm × 直径19.1cm | 長さ33cm × 直径20.4cm | 長さ34cm × 直径21.6cm | 長さ34cm × 直径21.6cm | 長さ66cm × 直径24.8cm | 長さ27cm × 直径20.4cm | 長さ30cm × 直径21.6cm |
重量 | 970g | 1,300g | 1,380g | 1,470g | 2,635g | 950g | 1,130g |
R値 | 4.1 | 5.1 | |||||
バルブ | 逆止弁(マルチファンクションバルブ) | ||||||
付属品 | スタッフサック、リペアキット、 ピローロックシステムパッチ |
【15】サーマレスト|トレイルライト
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・内部のフォームを垂直方向に肉抜きする「バーティカリーダイカット」で、断熱性と軽さを両立。
・程よい厚みとコシがあり、安定感のある寝心地。
・女性用モデルは、睡眠時にマットレスにかかる圧力を測定する技術を活用。背中や足元など冷えを感じやすい場所の肉抜きを少なくすることで、4.5という高いR値を実現。
・空気の逆流を防ぐ「ウィングロックバルブ」を採用。空気量の微調整も簡単。
▼トレイルライトの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサック一体型のコンプレッションベルトで、収納時の圧縮が可能。スタッフサックには、ザックへの外付け時にベルトを通して固定できる「デイジーチェーン」が付属しています。スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。
サイズ | R | L | 女性用(WR) |
使用 サイズ | 51×183cm | 64×196cm | 51×168cm |
収納 サイズ | 長さ28cm × 直径15cm | 長さ33cm × 直径16cm | 長さ28cm × 直径15cm |
重量 | 740g | 1,050g | 710g |
R値 | 3.2 | 4.5 | |
バルブ | 逆止弁(ウィングロックバルブ) | ||
付属品 | コンプレッションベルト一体型スタッフサック |
【16】サーマレスト|トレイルプロ
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
・波打つように凸凹が連なる「ストラタコアフォーム」を採用。身体側は熱を溜め込みつつ地面側は冷気を遮断する仕組みで、断熱性に優れています。
・程よい弾力がありクッション性が高いため、厚みがありながらも柔らかすぎない寝心地を求める人におすすすめ。
・表面は肌触りの良いストレッチニットで、しっとりとした上質な触り心地。
・空気の逆流を防ぐ「ウィングロックバルブ」を採用。空気量の微調整も簡単。
▼トレイルプロの収納&外観
撮影:YAMA HACK編集部(写真は左右にスライドできます)
スタッフサック一体型のコンプレッションベルトで、収納時の圧縮が可能。スタッフサックには、ザックへの外付け時にベルトを通して固定できる「デイジーチェーン」が付属しています。スタッフサックの底にはポケットがあり、取り出しもスムーズ。
サイズ | R | RW | L |
使用 サイズ | 51×183cm | 64×183cm | 64×196cm |
収納 サイズ | 長さ28cm × 直径17cm | 長さ33cm × 直径23cm | 長さ33cm × 直径18cm |
重量 | 820g | 1,040g | 1,110g |
R値 | 4.4 | ||
バルブ | 逆止弁(ウィングロックバルブ) | ||
付属品 | コンプレッションベルト一体型スタッフサック |