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秋を感じる絶景!黄金色に輝く「ススキ草原」をゆったりハイキング【厳選5スポット】(3ページ目)

【奈良県】曽爾高原~倶留尊山|包み込むようなススキ草原を歩く

合計距離: 4.94 km
最高点の標高: 992 m
最低点の標高: 709 m
累積標高(上り): 753 m
累積標高(下り): -753 m
ルート概要(往復)
駐車場(40分)→亀山峠(25分)→二本ボソ(25分)→倶留尊山(20分)→二本ボソ(15分)→亀山峠(29分)→駐車場
【体力レベル】★☆☆☆☆
日帰り
コースタイム:2時間34分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★★☆☆
・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
凡例はこちらをクリック:グレーディング表

【ススキの見頃】例年10月上旬から11月下旬

倶留尊山(くろそやま)と亀山に囲まれた曽爾高原(そにこうげん)の秋は、まるでススキに包まれたような別世界。そんな絶景を歩けるため、シーズン中は多くのハイカーで賑わいます。
紹介するコースは、ススキの斜面を登りあがり、倶留尊山まで歩きます。途中、鎖が張られた岩場や急坂がありますので慎重に登りましょう。

ススキに囲まれながら曽爾高原を登る

曽爾高原

出典:PIXTA

ススキに覆われた曽爾高原を、倶留尊山方面へ斜面を登ります。どこを見てもススキ原。牧歌的な風景に癒されます。

亀山峠から見下ろすススキ原の絶景

亀山峠

出典:PIXTA

坂を登りつめると「亀山峠」。ここから見下ろす曽爾高原は絶景。青い「お亀池」と銀色のススキとのコントラストがきれいです。
この先、倶留尊山までは岩場があり、鎖が張られた場所があります。気を付けて歩きましょう。

秋らしく色づいた倶留尊山

倶留尊山

出典:PIXTA

倶留尊山山頂は展望はありませんが、周囲の木々はきれいに色づきます。枯れ葉と紅葉に囲まれて、休憩するには絶好の場所です。
帰りは、亀山を通り、曽爾高原を見渡しながら下りましょう。

曽爾高原へのアクセス情報

【クルマの場合】
名阪国道「針」IC−国道369号 経由−曽爾高原駐車場

■曽爾高原駐車場
台数:150台
トイレ:あり
料金:800円/終日

【公共交通の場合】
■10月~11月
近鉄「名張」駅−名張駅前(西口) バス停より、三重交通「曽爾高原行」バス乗車−「曽爾高原」バス停下車
■上記以外
近鉄「名張」駅−名張駅前(西口) バス停より、三重交通「山粕西行」バス乗車−「太良路」バス停下車−曽爾高原まで徒歩45分

三重交通|公式サイト

【福岡県】平尾台貫山|開放感抜群!カルスト台地のススキ草原

合計距離: 8.75 km
最高点の標高: 693 m
最低点の標高: 358 m
累積標高(上り): 816 m
累積標高(下り): -816 m
ルート概要(往復)
平尾台自然観察センター(15分)→千仏鍾乳洞分岐(15分)→平尾台(茶ヶ床園地)(17分)→中峠(34分)→四方台(6分)→貫山林道(27分)→貫山(15分)→貫山林道(7分)→四方台(24分)→中峠(14分)→平尾台(茶ヶ床園地)(13分)→千仏鍾乳洞分岐(13分)→平尾台自然観察センター
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コースタイム:3時間20分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表

【ススキの見頃】例年10月上旬から下旬

カルスト台地の平尾台は、毎年春に野焼きをすることから森林化することなく、見渡す限りの草原が広がる、九州有数の景勝地です。
今回紹介するコースは起伏がそれなりにあり、近くに海があることから、ススキの尾根歩きは展望抜群、まるで天空の散歩道。平尾台のススキ草原と、開放感抜群の山歩きを存分に満喫できるコースです。

出発するとすぐにススキの草原

平尾台

撮影:筆者

平尾台自然観察センターより、ススキ草原の中、砂利引きの林道をのんびり歩きます。高い木々がないため、どこまでも見渡すことができ、目指す貫山(ぬきさん)までよく見えます。

ススキに覆われた天空の散歩道

平尾台

撮影:筆者
中峠から貫山までの尾根道は、まるで天空の散歩道。東に周防灘、西に北九州の山々を見渡しながら、風が吹き抜けるススキの中を歩く絶景ルートです。

貫山からの眺望を堪能

貫山
出典;PIXTA
平尾台の最高地点「貫山」。草原丈の山頂広場で東方面の眺望がいいので、休憩に最適。天気がよければ四国まで見渡すことができます。

平尾台自然観察センターへのアクセス

【クルマの場合】
九州自動車道「小倉南」IC−国道322号、県道28号 経由−平尾台自然観察センター駐車場

■平尾台自然観察センター駐車場
台数:約110台
トイレ:あり
料金:無料

【公共交通の場合】
JR日田彦山線「石原町」駅−おでかけ交通「平尾台線」乗車−「観察センター」バス停下車

北九州市おでかけ交通|平尾台線

日本の原風景、ススキ草原で秋を満喫

まとめ

撮影:筆者

青々としていた盛夏が過ぎ、銀色、金色の穂をだして輝く秋のススキ。紅葉のような派手さはありませんが、日本の原風景を思わせるススキ草原の光景は、なんだかホッとさせる魅力があります。

紅葉が山肌を染める山岳のピークハントもいいですが、たまには、ススキの草原をのんびり歩いて秋を満喫しませんか?

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