【長野県】八島湿原~車山|さわやかな霧ヶ峰のススキ草原
最高点の標高: 1912 m
最低点の標高: 1625 m
累積標高(上り): 573 m
累積標高(下り): -573 m
- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:4時間30分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
【ススキの見頃】例年9月中旬から下旬
標高1600mを越えるなだらかな高原が広がる「霧ヶ峰」。広い草原帯に湿原が点在し、ビーナスラインなど自動車道路が整備されている観光地です。夏の避暑地のイメージが強いですが、秋は色づく草原の風景が広がります。
霧ヶ峰三大湿原のひとつ「八島湿原」をスタートし、霧ヶ峰最高峰の「車山」を周回する本コースは、全行程でススキを見ることができますが、特に見事なのが車山斜面のススキ。高原の風に吹かれながらのんびり歩けるコースです。
八島湿原からスタート
霧ヶ峰の三大湿原のひとつ、八島湿原からスタート。国の天然記念物でもある高層湿原です。陸地化した箇所にはススキが、湿地帯には草紅葉と、2つの絶景を楽しみながらの木道歩きが楽しめます。
幻想的な車山のススキ
八島湿原から車山肩を過ぎ、車山山頂手前では、山腹の斜面に広大なススキ草原が広がります。天気がいい日は、日光を浴びたススキの穂が銀色にたなびき、幻想的な風景にしばらく見とれてしまいそうです。
車山山頂からの大展望
ススキの草原に囲まれた車山山頂から、眼下にスタート地点の八島湿原、遠くには雪を戴いた北アルプス。周りを見渡すと、八ヶ岳連峰や富士山が。乾いて澄み切った秋ならではの、さわやかな絶景です。
車山から蝶々深山(ちょうちょうみやま)を経て、八島湿原へ戻ります。どこまでも続く、ススキや笹、草紅葉の秋の高原特有の風景を楽しみながら下山します。
八島湿原へのアクセス情報
【クルマの場合】
中央自動車道「諏訪」IC−県道424号、ビーナスライン(県道194号) 経由−八島湿原駐車場
【公共交通の場合】
JR中央本線「茅野」駅−アルピコ交通バス「白樺湖・車山高原線」乗車−「八島湿原」バス停下車
【山梨県】山中湖パノラマ台~三国山|日本一の富士山を望むススキ原
最高点の標高: 1305 m
最低点の標高: 989 m
累積標高(上り): 605 m
累積標高(下り): -605 m
- 【体力レベル】★☆☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:2時間55分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
【ススキの見頃】例年10月中旬から下旬
世界遺産「富士山」のふもと、富士五湖のひとつ「山中湖」。東京都心からアクセスがいいことから、たくさんの人が訪れる観光地です。
今回紹介するコースはススキとともに、富士山と山中湖の絶景を存分に満喫するコース。コース上の多くの場所でススキ草原と、眼下に山中湖、その先には雄大な富士山の眺望と、秋ならではの絶景を味わえるコースです。
パノラマ台から明神山まではススキの草原
パノラマ台は富士山と山中湖の展望所として有名。そこから明神山までは、たなびくススキの向こうに、富士山と山中湖を眼下に見る、秋ならではの絶景。たまに振り返りながら風景を楽しみ歩きましょう。
明神山からススキと富士山を楽しむ
明神山山頂もススキと富士山の絶景が楽しめます。また、天気がよければ八ヶ岳や南アルプスも望むことができます。
三国峠でもススキと富士山を眺望
明神山から三国山、三国山から下るときに通る三国峠でも、ススキと富士山、山中湖を眺望。晩秋には湖畔の森が色付き、さらに美しい風景を見ることができます。
三国山ハイキングコース入口へのアクセス情報
【クルマの場合】
中央自動車道「河口湖」IC−東富士五湖道路「山中湖」IC−国道138号経由−山中湖交流プラザきらら駐車場−三国山ハイキングコース入口
【公共交通の場合(東京都新宿からの直通バス)】
JR「新宿」駅南口−富士急行バス「富士五湖~新宿線」−「山中湖旭日丘」バス停下車−富士急行バス「ふじっ湖号」−「三国山ハイキングコース入口」バス停下車
【公共交通の場合(電車)】
JR中央線「大月」駅−富士急行線「富士山」駅−富士急行バス「富士山駅~山中湖~平野~道志」−「山中湖旭日丘」バス停下車−富士急行バス「ふじっ湖号」−「三国山ハイキングコース入口」バス停下車