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ススキ草原

秋を感じる絶景!黄金色に輝く「ススキ草原」をゆったりハイキング【厳選5スポット】

秋の登山といえば紅葉ですが、ススキも秋の代表。紅葉のような派手さはありませんが、銀色の穂が秋風に揺れる姿はまさに日本の原風景。そんな「ススキ草原」の魅力や楽しみ方をはじめ、全国からススキ草原を満喫できるトレッキングコースを厳選しました。なだらかな高原も多く、登山初心者にもおすすめです!

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

秋を感じる山歩きなら、ススキの草原

ススキ

撮影:筆者

秋、黄金色に波打つススキ草原は、万葉の時代からさまざまな歌人にも謳われた、秋を感じる風景です。どこか過ぎゆく季節の寂しさも感じるススキの草原は、今でも多くの人を魅了し、秋の風物詩として全国各地に名所が点在します。

ゆったり歩こう!ススキ草原の山歩きのススメ

そんな「ススキ草原」ですが、見ているだけじゃもったいない。魅力いっぱいのトレッキングを楽しめます。

吹き抜ける秋風が爽快

秋風

出典:PIXTA

紅葉の森の中とは違い、草原状になっている地形が多く、乾いた風が吹き抜けます。そんな開放的な風景とともに、秋風の爽快感を味わいながら歩くことができるのは、ススキ草原ならでは。

時間とともに変わる風景は撮影におすすめ

朝のススキ草原

出典:PIXTA

朝と午後では太陽の位置が変わるため、ススキの輝き方も変化します。往復登山の場合、登山時は朝の風景、下山時は午後の光の風景を楽しむこともでき、カメラ撮影にもおすすめです。

紅葉とセットでさらに秋の醍醐味を

ススキと紅葉

出典:PIXTA

ススキがある場所は高原や山が多く、紅葉も一緒に楽しめる場所が多いのも特徴。ススキ草原を歩いて紅葉の森も歩く、秋のトレッキングの醍醐味を存分に味わえます。

誰でも楽しめる草原歩き

ススキトレッキング

出典:PIXTA

ススキの草原は起伏が少なく歩きやすいことから、初心者でも安全に歩くことができます。遊歩道が整備されていることもあり、誰でも楽しめるのがススキの草原歩きです。

そのほかにも、たくさんの魅力があるススキ草原歩き。この後は、実際に歩いて楽しいおすすめコースを紹介します。

【栃木県】戦場ヶ原~小田代原周遊|ススキと湿原を楽しむ

合計距離: 8.92 km
最高点の標高: 1462 m
最低点の標高: 1390 m
累積標高(上り): 380 m
累積標高(下り): -380 m
ルート概要(周遊)
赤沼(5分)→赤沼分岐(60分)→小田代橋(25分)→1424m分岐(25分)→小田代原(11分)→1407m分岐(9分)→展望台(25分)→赤沼分岐(5分)→赤沼
【体力レベル】★☆☆☆☆
日帰り
コースタイム:2時間45分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★☆☆☆☆
・歩きやすい靴と動きやすい服装が必要
凡例はこちらをクリック:グレーディング表

【ススキの見頃】例年10月上旬から中旬

男体山や白根山など、奥日光の山々と中禅寺湖に囲まれた風光明媚な場所にある「戦場ヶ原」。戦場ヶ原はかつて湖であったところが乾燥し湿原になった場所。周囲には池もあり、自然豊かな高原です。

今回紹介するコースは、標高差は30m程度、ほとんどアップダウンはないため、散策気分で楽しめるコースです。

赤沼からすぐに戦場ヶ原へ

戦場ヶ原

出典:PIXTA

赤沼から、赤沼分岐を右へ曲がり戦場ヶ原へ。ススキの季節は、遠くの森の紅葉も合わせて楽しむことができます。しっかりとした木道になっているので、ゆっくりのんびり風景を楽しみながら歩きましょう。

草紅葉の小田代原

出典:PIXTA

戦場ヶ原から小田代原へ。小田代原の秋は草紅葉で有名。草紅葉とひと言で言っても、黄色や赤などさまざま。パッチワークのような風景が広がります。

戦場ヶ原展望台から絶景を望む

戦場ヶ原展望台

出典:PIXTA

小田代原から小田代歩道を赤沼方面へ戻ります。途中、戦場ヶ原展望台へ立ち寄ってみましょう。眼下に広がる戦場ヶ原、遠くに奥日光の山々の絶景を楽しめます。

赤沼までのアクセス

【クルマの場合】
日光宇都宮有料道路「清滝」IC−国道120号経由−赤沼駐車場

■赤沼駐車場
台数:160台
トイレ:あり
料金:無料

【公共交通の場合】
JR日光線「日光」駅または東武日光線「東武日光」駅−東武バス「湯元温泉行き」乗車−「赤沼」バス停下車

東武バス|公式サイト

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