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【登山】スマホのライトは山の暗闇で使えるのか? テスト@高尾山!(3ページ目)

『予備のライト』の域は出ない!

夜景とスマホのライト
撮影:PONCHO

スマホのライトでハイクする上で注意したいのが、スマホによっては、またはアプリによって持っている指で画面に触れてしまうと、ライトが消えてしまう点。階段を下っている時や崖がある場所で消してしまうと転倒、滑落の心配があるので、気をつけたいものです。

また鎖場やハシゴ場等、両手を使う場所ではスマホを持てないので使えません。そのため、あくまで予備のライトとして使うべきだと思います。

バッテリー消費量にも注意!

時刻とバッテリー残量
撮影:PONCHO(山と高原地図アプリ

上の画像は、左からテスト開始時からの位置と時刻、バッテリー残量がわかるように並べたものです。画面左の上部の時刻17時5分に高尾山山頂をスタートした時、バッテリーは92%あります。途中、撮影をしながら下山したので、通常よりもかなり時間が掛かりました。稲荷山コース下山口のケーブルカー清滝駅に到着したのが18時58分、バッテリーは67%でした。

ライトに加えて登山地図アプリも起動していたので減りが早いですが、実際のハイクでも同様にライトと登山地図アプリを使うことになると思うので、サブライトとしてスマホを使うとしても、予備の充電バッテリーは必須だと思います。

ハイク前にバッテリーの確認を!

木々と月明かり
撮影:PONCHO

過去に高尾山でナイトランをしている際に、ヘッドライトだけでなくスマホのバッテリーも切れてしまったハイカーに遭遇したことがあります。そこでいつも携帯しているサブライトを貸してあげて下山しましたが、ハイク前にはバッテリーの残量の確認、交換、予備バッテリーの携帯も忘れないようにしたいものです。せっかく使えるスマホのライトも、バッテリーがなければ意味がありませんから!

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