冬に山行くとき、スマホどうしてる?メカニズムとバッテリー対策まとめ

冬でも登山を楽しみたい!でも、それに付きまとうのが寒い場所でのスマホバッテリー問題。「朝フル充電したのに、今見たら急に20%になってる!」「ちょっとアプリ触ったらシャットダウンした…」それにはこんな原因があったんです!あわせて、考えられる対策もご紹介します。


アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

冬の低山でも侮れない!スマホ問題

冬に登山する人出典:PIXTA
冬は空気が澄んでいるので、山々の景色がいっそう美しく見える季節。厳しい雪山には行かないけど、近場の低山なら…という登山者の方も、気にしてほしいのがスマホのバッテリー問題!GPSアプリの利用や写真を撮るためにスマホはもはや一般的なアイテム。気温が低いとき、「気づいたら充電が落ちてた…」なんて経験がある方もいるかと思います。

なぜ気温が低いとすぐに充電がなくなるの?

山でスマホを使う撮影:YAMA HACK編集部
「気温が低いと充電がなくなる」の間には、実はこのような過程が推測されます。

気温が低い→本体が冷える→バッテリーの電圧が下がる→バッテリーがうまく稼働しない(パフォーマンスが落ちる)→バッテリーから電気を引っ張ってくる行為が常温時より高負荷になる→電池がなくなる

気温が低いと電圧が下がりやすい

電圧マーク出典:pixabay
電子機器は、一定の電圧があって初めて作動します。低温下の場合、この電圧が下がりやすくなるため急にシャットダウンするケースがあるんです。また、スマホ本体が冷えてしまうとバッテリーから電気を引っ張ってくるのが遅くなってしまい、残量が急速に減ったりもします。電気を引っ張ってくるその行為自体もスマホにとっては負荷が高く、シャットダウンを招く一因になるのです。
雪山でスマホを使う人出典:PIXTA
冷えて電圧が下がり、バッテリーがうまく稼働しない状態の時に「写真を撮る」「アプリゲームをする」などのいわゆる『高負荷』な行為をするとたちまちシャットダウンの要因になります。

端末によって特性がある

寒さに強いのは、Android>iPhoneが一般的。特にAppleは下記のように述べています。

Apple製デバイスは、広い周囲温度範囲で正しく動作するように設計されており、最適な範囲は16°C~22°Cです。(中略)温度が非常に低い環境でデバイスを使用する場合もバッテリー駆動時間が短くなることがありますが、この状態は一時的なものです。バッテリーの温度が通常の動作範囲内に戻ると、パフォーマンスも通常の状態に戻ります。

そのため、後にスマホが復活したら「あれ?60%もある…」というケースも少なくありません。

とにかくバッテリーを多めに保っておくのが肝心

雪山でスマホを使う男性出典:PIXTA
バッテリー残量が少ない状況でスマホを使って何かアクションをすると電源が落ちてしまう。そうであれば、常に100%に近い状態でバッテリーを多く保っておくことが重要です。何もしなければ低温下ではスマホが冷えてバッテリー残量はどんどん下がりますから、モバイルバッテリーが必須ということになります。ただし、低温下で冷えたスマホを急に充電しようとするとバッテリーの劣化に繋がる可能性もありますから、まずは人肌ぐらいに温めてからの充電が理想です。

みんなの対策6つ

もう実践している方もいるかと思いますが、以上を踏まえて編集部や登山者の知人にアンケートを取った「みんなのスマホ対策」を紹介していきます。

スマホを冷やさない対策

スマホにカイロ撮影:YAMA HACK編集部
・スマホにカイロを貼る(ただし高温すぎてもスマホバッテリーにとってはよくありません。ぬるめのカイロが◎)
・ボアやフリースのポーチに入れる
・タオルを巻く
・防水ケースに入れる

高負荷をかけない対策

機内モード
・機内モードにする
・電源をOFFにする

これがあると便利!

意外と見落としがちなのが「タッチペン」。冬の山ではグローブをしている場合があるので、いざという時スマホ操作がしにくいことも。タッチペンがあると、格段に便利ですよ!

ITEM
ストラップ付ミニタッチペン


モバイルバッテリーは前述した通り、一度シャットダウンしてしまったスマホを復活させるため、また常にバッテリーを多い状態で保っておく際の必須アイテムです。


冬も山も楽しむために

山でスマホを使用する男性出典:PIXTA
肝心なのは、①スマホを冷やさない工夫をする。その上で、どうしても低温環境にいるわけですから②少しでも高負荷をかけないよう機内モード等を駆使する。この手順がよさそうです。綺麗な景色を写真に残したい、そんな方はぜひ!冬のスマホ対策、参考にしてみてくださいね。

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スマホにカイロ
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YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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