【山歩き入門】覚えておきたい準備のイロハ!おすすめの山はどこ?

近年その魅力が再発見されている「山歩き」。若い人からシニアまで、友達同士でもファミリーでも楽しめる山歩きを始めたい!という人が増えています。これから山歩きを始める人は必読!準備のイロハやおすすめの山、安全に楽しむためのちょっとしたコツをまとめました。ちょっとしたポイントをおさえて準備すれば、山歩きの快適さが大きく違いますよ。大切な情報をきちんとチェックして、豊かな自然の中をのんびり歩く山歩きを楽しみましょう!


アイキャッチ画像出典:PIXTA

山歩きを始めたい!どんな準備が必要?

山歩きをするカップル
出典:PIXTA
休日は都会を抜け出して、清々しい自然の中でリフレッシュしたい!でも、「どんな服装で行ったらいいの?」「何を持っていくべき?」「初心者向きの山はどこ?」様々な疑問が頭の中を駆け巡って、なかなか一歩を踏み出せない・・・。そんなあなたの疑問を解消するヒントや、安全に楽しむための注意事項などをまとめました。

山歩きに適した服装は?

登山用に作られているウェアは高機能ですが、最初から全て揃えるのは大変。最初は持っているスポーツウェアなど動きやすい服装で始めて、少しずつ揃えていくのがおすすめ。持っているウェアを使う場合も、ちょっとしたことに気をつけて選ぶと快適さが違います。選ぶ際のポイントをまとめました。

トップス

レイヤリング
撮影:YAMA HACK編集部
山歩きでは、歩いているときは体温が上がり暑く感じますが、休憩などで止まると一気に寒く感じることもしばしば。体温調整が難しいので、画像のように重ね着をして脱ぎ着で調節する必要があります。

また、ウェアが汗を吸って濡れたままだと体が冷え、低体温症を引き起こす可能性も。汗をすぐ吸って乾きやすい「吸汗速乾素材」を使ったウェアがおすすめです。

【ベースレイヤー】
いわゆる「下着、肌着」です。ウェアの中でも直接肌に触れるものなので、最も重要なアイテムになります。綿のものではなく、汗冷えを防げるように吸水性が高く(汗を素早く吸い取る)、速乾性(乾かす機能)のある化繊のものを選びましょう。
ITEM
モンベル ジオライン L.W. ラウンドネックシャツ
■素材:ジオライン(ポリエステル)100%
■サイズ:XS / S / M / L / XL
■カラー:全2色
■レディースモデル:あり

【ミドルレイヤー】
歩いているときに着る「シャツ」や、肌寒いときに羽織る「フリース」などが該当します。脱ぎ着しやすいものを選んで、体温調節ができるようにしましょう。ベースレイヤーと同じく、速乾性のある化繊素材のものがおすすめです。
ITEM
マーモット キューディー タータン チェック ロングスリーブ シャツ
■素材:表地/ T/C Slat Check(ポリエステル65%、綿35%) 、ヨーク裏地/Mesh(ポリエステル100%)
■サイズ:M、L、XL
■カラー:全3色
■レディースモデル:あり

【アウターレイヤー】
一番外側に着て雨や風から体を守る役割でを担うもので、「レインウェア」などが該当します。上下分かれたタイプがおすすめです。防水性だけでなく、内側の蒸れを逃がす「透湿性」も選ぶ際のポイント。山の天気は変わりやすく、急に雨が降ることもあるので、晴れた日でも必ず持っていくようにしましょう。
ITEM
ミズノ ベルグテックEXストームセイバーⅥ レインスーツ
■素材:本体/ナイロン100% 、内衿切替/ポリエステル100%
■サイズ:M、L、XL、2XL
■カラー:全6色
■レディースモデル:あり

ボトムス

山歩き用のパンツ
出典:PIXTA
トップスと同様、汗冷えをしないように速乾性のある化繊素材のものがおすすめです。また、足を大きく上げたときに動きを遮らないように、伸び縮みしやすい生地かどうかもボトムス選びのポイントになってきます。ケガ予防や防風のため、季節問わずロングパンツがおすすめ。
ITEM
ノースフェイス アルパインライトパンツ
立体裁断や切替デザインで、快適&スムーズ動きを実現。クライミングからトレッキングまで様々な山岳スポーツで活躍します。
■素材:ナイロン90%、ポリウレタン10%
■サイズ:S、M、L、XL
■カラー:全5色
■レディースモデル:あり

登山靴

登山靴
出典:PIXTA
舗装されていない道を長時間歩く山歩きでは、足を守ってくれる登山靴が必須です。
登山靴にも種類があり、木道や平坦な歩きやすい道を歩く場合はローカットタイプ岩場やアップダウンがある道を歩く場合はミドルカットタイプがおすすめ。足元は一番負荷がかかる場所ですので、必ず試着してご自身に合ったものを選ぶようにしましょう。
ITEM
メレル カメレオン5 ストーム ゴアテックス(ローカット)
■重量:約380g(片足)
■サイ:25cm ~ 29cm
■カラー:全6色

ITEM
キャラバンC1_02S(ミドルカット)
■重量:590g(片足)
■サイズ:22.5cm〜30.0cm(カラーによってサイズ展開が異なる)
■カラー:全4色

小物

山歩きの帽子
出典:PIXTA
【帽子】
山は街の中よりも標高が上がるので、紫外線が強くなります。帽子をかぶるようにしましょう。防水性のある素材を使った帽子であれば、多少の雨も防げるのでおすすめです。
ITEM
コロンビア モララレイクバケット
■素材:ナイロン100%
■サイズ:S/M(56-58cm)、L/XL(58-60cm)
■カラー(全4色)

【靴下】
長時間歩く山歩きの際は、登山用の靴下がおすすめです。クッション性があるので足を保護してくれ、汗を素早く吸って乾かしてくれるので快適に歩くことができます。
ITEM
キャラバン RLメリノレトロトレッキング
■素材:メリノウール60%、アクリル17%、ポリエステル10%、ナイロン8%、ポリウレタン5%
■サイズ:S,Mのように)
■カラー:全4色

その他、あると便利なものを少しずつ用意していきましょう。
・サングラス
・グローブ など

▼山歩きの服装について詳しく調べる

必要な持ち物は?

ウェアの次は、登山に欠かせない道具の準備です。自然を安全に楽しむために必要なものばかりですが、特にザックは自分に合わないものを使っていると、体に負担がかかります。必ず一度試しに背負ってみましょう。

ザック

山歩きのザック
出典:PIXTA
山歩きでは自分に合ったザックを使うようにしましょう。両手が空くので、万が一転倒した時にも安心ですし、重い荷物を長時間持ち運ぶのに最も適しています。日帰りなら30L前後、山小屋泊なら40L前後の大きさがおすすめのサイズです。
ITEM
オスプレー ケストレル28
■サイズ:S、M、L
■容量:S/M=1.18kg、M/L=1.24gk
■重量:S/M=26L、M/L=28L
■カラー:全4色

ITEM
グレゴリー ズール35
■サイズ:M、L
■容量:1420g(M)、1530g(L)
■重量:35L(M)、36L(L)
■カラー:全3色

水・食べ物

山歩きでの水分補給
出典:PIXTA
歩いているとたくさん汗をかきます。水分不足にならないように、必ず水は多めに持っていくようにしましょう。また、エネルギーも多く消費します。お昼ごはんのほかに、歩きながらエネルギーを補給できる「行動食」(ナッツやチョコレート、飴など)も必ず用意してください。

▼山歩きに持っていく水や行動食について調べる

地図・コンパス

山歩きで地図を見るカップル
出典:PIXTA
街中と違って目印のない山の中で、道に迷わず安全に歩くために必須のアイテムです。紙の地図だけでなく、スマホの地図アプリもたくさん出ています。ご自分の使いやすい地図を探してみましょう。

▼登山地図アプリを調べる

ヘッドライト

山歩きでヘッドライトを使う人
出典:PIXTA
山では日没が早く、また日が落ちていなくても木が茂る山道は足元が暗くなって、歩きにくくなることもあります。日帰りでも万が一のときに、落ち着いて対処できるように必ず持っていくようにしましょう。
ITEM
ペツル ティキナ
■照射モード:3段階
■重量:85 g
■最大照射力:150 ルーメン
■最大照射時間:弱/220h、中・強/60h
■カラー:全4色

モバイルバッテリー

スマホ充電
出典:PIXTA
きれいな景色を目の当たりにすると、ついついスマホで写真を撮りたくなってしまいますよね。また、地図アプリでGPS機能を使っていると、気が付いた時にはスマホのバッテリーが残りわずかなんていうことも。万が一の時に電話ができない、ということにならないように、必ず予備のバッテリーを持っていきましょう。
ITEM
cheero Power Plus 3 Stick 3350mAh
■重量:70 g
■電池容量:3350mAh 3.6V (12.06Wh)
■本体充電時間:約3時間(別売り1Aアダプタ使用の場合)


▼山歩きの持ち物を詳しく調べる

初めて行くならどんな山がおすすめ?

服装と持ち物の準備ができたら、今度はいよいよ目的地探しです!いきなり標高の高い山を目指すのではなく、最初は無理せずにゆっくりと自然を楽しめる場所を探しましょう。

①ロープウェイのある山

ロープウェイ
出典:PIXTA
山頂からの雄大な景色を見たいけれど、そこまで登ることができる不安…。そんな方でも、安心して楽しむことができるのがロープウェイを使った登山です。高尾山(東京)や大山(神奈川)、筑波山(茨城)等が初めての登山におすすめ。ロープウェイである程度の標高まで上がって、そこから歩いて山頂を目指すことができます。

▼ロープウェイのある山を調べる

②標高差の少ない山

湿原をハイキング
出典:PIXTA
登り坂が少ない高原や湿原も、初心者でも安心して出かけることができる場所です。高低差が少なく、木道などが整備されているところもあるので、周りに広がる緑豊かな景色を楽しみながらフラットな山道を歩けます。美ヶ原(長野)や、霧ヶ峰(山梨)などが人気。

▼標高差の少ない山を調べる

③アクセスしやすい山

駅から山歩き
出典:PIXTA
駅から直接アクセスできる山も、登山口までの交通手段を考えたりせずに気軽に出かけることができるのでおすすめです。特に東京から山梨へと続く中央線沿線には、たくさんの山があります。駐車場に戻る必要がないので往路と復路を変えてみたり、電車を待つ間に駅の近くのおいしいご飯屋さんを探してみたり、プラスアルファの楽しみ方を探すのも楽しいですよ。

▼駅から登れる山を調べる

山歩きを安全に楽しむポイントは?

登山道を安全に歩くためのちょっとしたコツや、万が一怪我をしてしまった時の対策など、実際に山歩きに出かける前に知っておくと安心なポイントをいくつかご紹介します。初めての山歩きが、素敵な思い出になるようにぜひ心にとめておいてください。

山での歩き方のコツ

山歩きの歩き方
出典:PIXTA
初めての山歩き、荷物を背負って慣れない山道を長時間歩くと、どんなに体力に自信のある方でも足が重く感じてくるかもしれません。でも、歩くペースや着地の仕方、姿勢などちょっとしたことに気を付けるだけで、快適に歩き続けることができます。

▼歩き方のコツを調べる

安全に下山するために

安全な下山
出典:PIXTA
登山でいちばん大切なことは無事に下山することです。そのためには、ウェアや道具の準備はもちろんですが、その他にもいくつか準備をすべきことがあります。

①登山計画書を提出する
登山届
出典:PIXTA
あなたの山での予定(どの道を通って、いつ下山してくるのか等)を書いて提出するのが登山計画書です。万が一遭難や、怪我をして動けなくなってしまった時など、捜索の手掛かりになる大切な書類。ネット提出することもできますし、登山口の脇に提出箱があるので手間なく提出できます。必ず提出してから出かけるようにしましょう。

▼登山計画書の出し方を調べる


②山岳保険に加入する
救助ヘリ
出典:PIXTA
万が一遭難して救助隊に救助してもらった場合、膨大な費用がかかります。山岳保険に入っていれば、その費用を賄うことができますので、もしもの場合に備えて保険に加入しておきましょう。登山に出かけるその日だけ入れるものなど様々な保険があるので、自分の登山頻度に合わせて選ぶことができます。

▼山岳保険について調べる

▼遭難者をすばやく見つける新サービス、ココヘリとは?


③救急セットを準備する
エイドキット
出典:PIXTA
救急車は狭い登山道を登ることはできません。万が一山の中で怪我をしてしまった場合、自力で下山をしてから病院に向かうことになります。その場で応急処置ができるように、絆創膏など簡単な救急セットを準備しておくことが大切です。

▼救急セットについて調べる

山歩きの楽しみ方をもっと広げるには?

①山歩きサークルに参加してみる

サークルで山歩き
出典:PIXTA
登山に関するサークルやコミュニティーも多種多様。本格的な登山からゆっくりとした山歩きまで、グループによって様々な形で山を楽しんでいます。同じ趣味の仲間もできますし、これまで知らなかった新たな登山の楽しみ方も見つけられるかもしれません。

▼山歩きサークルを調べる

②山歩き講習会に参加してみる

講習会 石井スポーツなどの登山用品店、日本山岳会などが各地で登山に関する講習会を開催しています。座学だけでなく実際のフィールドで行われる実地講習会がある講座も。基本的な知識から上級テクニックまで幅広く学ぶことができます。

▼講習会を調べる

③山歩きツアーに参加してみる

ツアーで山歩き
出典:PIXTA
初心者向けのものから、本格的な山に挑戦にするもの、また海外の山に行くツアーまで様々なツアーが企画されています。ツアーに参加すれば一人ではちょっと行きにくかった登山でも、交通手段や宿泊施設などをお任せして気軽に挑戦することができます。

▼ツアーを調べる

お気に入りをそろえて、自然の中で遊びませんか!?

山歩きをするカップル
出典:PIXTA
「どんな服装で行ったらいいの?」「何を持っていくべき?」「初心者向きの山はどこ?」初めて山歩きにはいろいろと不安があると思います。でも、無理をせずに一つ一つ準備をしていけば大丈夫です!お気に入りの服、道具、そして山を見つけて自然の中で思いっきり楽しんでみませんか?!

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トレイルランニング、ゴハンたっぷりのんびり登山、ちょっと頑張って縦走登山など。週末を中心にあちこち出かけてます。

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