ドラえもんのひみつ道具は実在する!?
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あんなこといいな、できたらいいな♪ でお馴染み、1973年よりテレビ放送が始まったアニメ『ドラえもん』。どこでもドアやタケコプターなど、ドラえもんのひみつ道具に憧れたのではないでしょうか。そんな、ひみつ道具の数は実に1,000種類以上。その中には、この世に実在している道具があることをご存知ですか?
例えば…水にぬらすと光る安全な花火『安全花火』。花火ではないですが、水につけるだけで光る防災用のライトが実在します。また、ボタンを押すと、SOS信号を発信し、自分のいる場所を相手に知らせることができる『SOS発信機』は、まさに現代のGPS。ということは、近い将来、登山中にあったら嬉しいドラえもんの道具が誕生するかもしれません!
YAMA HACKの読者アンケート結果を発表! 登山中にほしいドラえもんのひみつ道具ランキング
そこで今回、ぜひとも実現してほしい山道具は何なのかを調査すべく、YAMA HACK読者アンケートを実施。編集部が厳選した7つのドラえもんのひみつ道具の中から、「登山中にあったらいいな…」と思う道具を1つ選んでいただきました。 みんなが選んだ道具から、日々の登山での悩みが見えてきましたよ。では、早速ランキングを見ていきましょう!
第7位:きせかえカメラ(5票/421票)
残念ながら最下位だったのは、『きせかえカメラ』。気に入ったファッションのデザイン画や写真をこのカメラに入れて、着せたい人に合わせてシャッターを押すと、すぐに着せかえることができます。楽な服装でアプローチして、登山口でパシャリ! このカメラさえあれば、登山ウエアで出掛ける必要がなく、雨具や防寒着なども持っていかなくて済んでしまいます。寒い日の着替えも一瞬!
さらに、中々手が出ない値段の高いウエアや新作商品など、ほしいウエアが何でも手に入る! 結構魅力的な道具ではあるのですが、あまりそそられなかったようです…。登山のときのウエアや着替えについては、みなさん特別不便を感じていないのかもしれません。山や天候に合わせてレイヤリングを考えたり、好きなデザインを求めて買い物に行ったり、機能性の高いウエアを山で試すこと自体も楽しみの1つだったりしますもんね!
第6位:心の土(16票/421票)
『心の土』は、砕いて山のあちこちに撒くと、その山と心が通い合うという夢のような道具。山によって標高や傾斜、登山道の状況は様々ですが、山と心を通い合わせることができたら、それぞれの山の特徴や魅力をもっと深く味わえるのではないでしょうか。
上位に選ばれなかったのは、みなさんがたくさんの登山を経験をされているので、「もう十分に山と心が通い合っている」ということなのかもしれません。これからも安全で楽しい登山をぜひ満喫してください。
同率第4位:心よびだし機(32票/421票)
ここから2つは同票だったため、5位を飛ばして第4位です。『心よびだし機』は、山や森の心を呼び出して、話をすることができる機械。6位の『心の土』にやや似た道具ですが、実際に会話をできることが特徴です。あなただったら、山にどんなことを聞いてみたいですか?
『心の土』『心よびだし機』 共に順位が低い結果から察するに、みなさん意外と現実的。だいぶ大人になってしまったようです…。山と心が通い合ったり、会話ができたら、万一の自体に遭遇したときに助けてもらえるかもしえれませんよ!? とはいえ、登山は自己責任ともいわれる世界。無理はせず、自分に合った山選びが重要ですね!
同率第4位:グッスリまくら(32票/421票)
催眠電波を出す『グッスリまくら』は、眠りたい時間をダイヤルで合わせておくと、その間はグッスリ眠ることができる優れもの。この枕があれば、疲れを残さず翌日の山行に挑める嬉しいアイテムです。 そんな『グッスリまくら』を選んだ人の中には、山小屋やテントでなかなか寝付けなかったり、熟睡できない人が多いのではないでしょうか。
風の音や人の動く気配が苦手な人は、耳栓をしたり、手ぬぐいをアイマスク代わりにしても良いかもしれません。気温や寝床の狭さで眠れない人は、テントやシュラフ、シュラフカバー、マットを季節や体に合ったものに見直したり、より快適なギアの組み合わせを見つけてみては? 軽量でコンパクトに持ち運びができるエア枕もアウトドアショップで手に入るので、ぜひ活用してみてください。そして、他の登山者の睡眠を妨げないように、山でのマナーを守るのことも大切です。
さぁ、いよいよベスト3の発表です!