【山のグレーディング】1つ上のレベルの山に挑戦したい!
あなたには、今シーズン登ってみたい山はありますか? 登山が楽しくなってくると、ちょっとずつレベルの高い山へ挑戦してみたくなるものです。そんなときに考えるのが、「今の自分はこの山に登れるのだろうか?」ということ。自分のレベルと山のレベルが見合っているのかを確認するために、各県が公開している山のグレーディングを参考にしている人も多いのではないでしょうか。
表を見てみると、『体力度』が1~10、『技術的難易度』がA~Eで評価されています。『体力度』は「日帰りが可能」な山から「2~3泊以上が適当」な山まで、数字が大きくなるほど体力が必要になるいうシンプルなもの。体力に自信がない場合は、日帰りが可能な山へ1泊で行ったり、1泊以上が適当な山は2泊以上で計画したりと、自分の体力に合った行程にアレンジすることはできそうです。
一方、1つ上のレベルの山に挑戦したいと考えたときに、なんだかちょっと心配になるのが『技術難易度』。
「難易度Bの“登山経験が必要”ってどのくらいの経験?」「地図読み能力に自信がないけど、ハシゴ・くさり場は通過できる…その場合はCの山に行っていいの?」などの疑問が…。“技術・能力”の項目について、判断基準が分からず悩んでしまう人も多いようです。
安全に登るためにも、“技術・能力”はしっかりと身につけてから挑戦したいところ。では、憧れの山にチャレンジするために“技術・能力”を高めたいとき、何から始めたら良いのでしょうか。ステップアップの秘訣を山岳ガイドに聞いてみました!