オリンピック決定のスポーツクライミングとは?実は強い日本選手  

スポーツクライミングは、競技的要素に重点を置いたスポーツで、2020年の東京オリンピックの正式種目となりました。ロープを使わない「ボルダリング」などを含み、今後ますます注目されるスポーツクライミングと五輪で期待される選手もご紹介します!


アイキャッチ画像出典:iFSC

オリンピック追加種目となったスポーツクライミングとは?

スポーツクライミング ボルダリング 野口選手
出典:ウィキメディア・コモンズ

2016年8月4日、国際オリンピック委員会(IOC)は、2020年の東京オリンピックに、スポーツクライミングを正式に追加種目とすることを決定しました。

そもそも、スポーツクライミングとは一体何でしょう?最近人気のボルダリングとの違いは?と気になりますよね。スポーツクライミングについて簡単にご説明します。



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出典:ウィキメディア・コモンズ

スポーツクライミングとは、人工的に作った壁で、「ボルダリング」、「リード」、「スピード」の3つの種目を競うスポーツです。

本来は天然の岩場と対峙するロッククライミングですが、スポーツプライミングは、競技性を持たせ、スポーツ的要素に重点を置いた新しいジャンルのスポーツです。

では、現段階でオリンピックで検討されている「ボルダリング」「リード」「スピード」とはどんなことを競うのでしょうか。3つの種目を詳しく見ていきましょう。

【ボルダリング】
スポーツクライミング ボルダリング
出典:flickr/Red CreaDeporte
ボルダリングは、5m以下の高さの壁に固定されたホールド(人口の石のようなとっかかり)に、ロープを使わずに足や手をかけながらよじ登るスポーツ。

競技では、複数のルートが設定されていて、色テープで指定されたルート課題を時間内にいくつ完登できたかを競います。いかに少ないトライアル回数で登りきれたかが勝敗のポイントです。

【リード】
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出典:クライミングジムT-WALL/FB
リードクライミングは、ロープを途中途中のクイックドロー(ヌンチャク)にかけながら、登るもので、大会では、高さ12m以上の壁をどこまで登ったかを競います。

設定されたルートには、スタート地点から終了までのホールドに番号が振られていて、何番目まで到達できたかを判定します。

通常、最後まで登るのが困難な厳しいルートが設定されています。

【スピード】
スポーツクライミング スピード
出典:TwinDolphins
スピードクライミングは、高さ10m、もしくは15mのコースを、トップロープ(上から既にロープが垂れている)で登り、いかに速くゴールまで登り切るかを競います。

ただ、日本ではあまりメジャーでなく、できる施設もないことから、強化が課題となっています。

(参考=日本スポーツクライミングカウンシル

スポーツクライミング五輪の有力選手ー女子編ー

スポーツクライミング 女子選手 2015優勝
出典:ウィキメディア・コモンズ

1989年に、初めてスポーツクライミングのワールドカップが開催され、比較的新しいスポーツですが、平山ユージなど初期の大会から日本人選手は活躍しています。

毎年、国際スポーツクライミング連盟(IFSC=International Federation of Sport Climbing)は、ワールドカップを開催していますが、日本は特にボルダリングが強く、国別ランキングだと1位にランクインしています。

リードクライミングの国別ランキングは4位と高い位置につけていて、オリンピックでもメダルを期待できるレベルです。(2016年8月現在)

女子は、十代の若手から20代後半のベテランまで様々な層の選手がおり、オリンピックでの活躍が期待されます。では、日本人クライマーで注目すべき女子選手をご紹介します。

【野中 生萌(ノナカ ミホ)】
スポーツクライミング ボルダリング 野中生萌出典iFSC
1997年5月21日生まれ19歳
2016年シーズン、ボルダリング世界ランキング2位

【野口 啓代(ノグチ アキヨ)】
スポーツクライミング ボルダリング 野口啓代出典:ウィキメディア・コモンズ
1989年5月30日生まれ27歳
2016年シーズン、ボルダリング世界ランキング4位。2015年ボルダリング年間優勝。

【小林 由佳(コバヤシ ユカ)】
スポーツクライミング リード 選手 小林由佳
出典:iFSC
1987年12月29日生まれ28歳
2016年シーズン、リードクライミング世界ランキング8位

(※ランキングは、2016年8月時点のものです。世界ランキング参考:IFSC


スポーツクライミング五輪の有力選手ー男子編

スポーツクライミング 男子
出典:IFSC/fb

スポーツクライミングの男子は、20代前半の若手クライマーを中心にボルダリングが強く、2016年シーズンも暫定ランキング1位、2位と日本人選手が独占しています。

【藤井 快(フジイ ココロ)】
スポーツクライミング 選手 ボルダリング フジイ
出典:iFSC
1992年11月30日生まれ23歳
2016年シーズン、ボルダリング男子ランキング1位
※藤井選手の詳細についてはこちら(日本スポーツクライミングカウンシル)


【楢崎 智亜(ナラサキ トモア)】
※楢崎選手の詳細についてはこちら(日本スポーツクライミングカウンシル)
1996年6月22日生まれ20歳
2016年シーズン、ボルダリング男子ランキング2位

【樋口 純裕(ヒグチ マサヒロ)】
※樋口選手の詳細についてはこちら(日本スポーツクライミングカウンシル)
1992年9月7日生まれ23歳
2016年シーズン、リードクライミング世界ランキング7位

【是永 敬一郎(コレナガ ケイイチロウ)】
※是永選手の詳細についてはこちら(日本スポーツクライミングカウンシル)
1996年2月16日生まれ20歳
2016年シーズン、リードクライミング世界ランキング8位

(※ランキングは、2016年8月時点のものです。世界ランキング参考:IFSC

スポーツクライミングの見どころ

スポーツクライミング ボルダリング 
出典:IFSC/fb

手軽に楽しめることから、国内でも最近人気のあるボルダリング。国内には300以上のジムがあり、50万人もの愛好者がいると言われています。クライミング人口も増えているので、東京オリンピックも盛り上がることでしょう!

オリンピックの見どころとしては、選手のテクニックの高さやアクロバティックな動きではないでしょうか。ぜひスポーツクライミングに注目してみてはいかがでしょう!

Watching the Sport Climbing in the Tokyo Olympic!

東京オリンピックでスポーツクライミングを観戦しよう!

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YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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