ボルダリングって何?初心者でもわかるクライミングとの違いや魅力を解説
ここ数年で耳にする機会が増えたボルダリング。2020年東京オリンピックの新競技に選ばれたり、世界大会で日本人選手が活躍するなど盛り上がりを見せているスポーツです。みなさんの周りにもボルダリングをしている人がいるのでは?でも、そもそもボルダリングってどんなスポーツなんでしょうか?今回は多くの人がハマるボルダリングの魅力とクライミングの違いなどを解説していきます。
2024/04/25 更新
編集者
YAMA HACK編集部
月間350万人が訪れる日本最大級の登山メディア『YAMA HACK』の運営&記事編集担当。山や登山に関する幅広い情報(登山用品、山の情報、山ごはん、登山知識、最新ニュースなど)を専門家や読者の皆さんと協力しながら日々発信しています。
登山者が「安全に」「自分らしく」山や自然を楽しむサポートをするため、登山、トレイルランニング、ボルダリングなどさまざまなアクティビティに挑戦しています。
YAMA HACK編集部のプロフィール
制作者
ライター
ane46
今は年間通して岩場へ繰り出すリードクライマー。
2013年両股関節の手術から、2014年にスポーツ復帰。同年に登山を始めて8年経ち、2015年よりフリークライミングも始めました。冬はアイス、夏は沢登り、山菜や木の実摘みなど、季節感あふれる山行も楽しんでいます。子供も自立した今、自分らしい暮らしをする日々を送っています。
好きな山域:北アルプス、南八ヶ岳、地元の低山なども。
ane46のプロフィール
アイキャッチ画像出典:PIXTA
ボルダリングって何?

撮影:YAMAHACK編集部
2021年東京オリンピックにボルダリングなど、3つのクライミング種目が追加されました。メディアでも取り上げられる機会が多くなり、ボルダリングはどんなものなのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
ボルダリングとクライミングって同じなの?

出典:PIXTA
クライミングとは「登ること」をさし、岩の壁を登るロッククライミングや氷の壁を登るアイスクライミングなどに分けられます。そこからロッククライミングは、フリークライミングとエイドクライミングに分かれ、さらにフリークライミングが、安全確保の有無でルートクライミングとボルダリングに細分化されます。

作成:YAMA HACK編集部
自然の岩でも、ボルダリングジムの壁でも3~5mの壁を安全確保なしに登る場合、どちらもボルダリングと呼びますが今回は赤い丸で囲んでいる、初心者でもチャレンジしやすいジムでのボルダリングの魅力を紹介します。
ボルダリングは頭と体を使って壁を登るスポーツだ!
出典:PIXTA
ボルダリングはレベルが上がると力も必要になりますが、それだけでなく重心の位置や体の使い方などをイメージして登ることが重要なので、体だけでなく頭も使うスポーツです。
ボルダリングのルールって?
出典:PIXTA
壁についたホールドと呼ばれるカラフルな石のそばに、目印になるマークがあります。同じマークのホールドだけを使って、スタート地点からゴールを目指し、ゴールのホールドを両手でさわれたらクリアです。ボルダリングでは、そのコースのことを課題と呼び、他の課題と混ざらないように、同じ数字のテープなどでスタートからゴールまで表示されています。
▼ボルダリングのルールを詳しく知りたい方はこちら
多くの人がハマるボルダリングの3つの魅力とは?