日帰りコース【自然観察路コース】
最高点の標高: 1610 m
最低点の標高: 1114 m
累積標高(上り): 889 m
累積標高(下り): -889 m
- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:3時間45分
- 【技術的難易度】★☆☆☆☆
- ・歩きやすい靴と動きやすい服装が必要
中央コースと同じくらい人気がある須川コースが立入禁止のため、こちらの迂回路で山頂に向かいます。途中の名残ヶ原までは遊歩道で観光地にもなっているため、こちらもよく整備されており、初心者やファミリー登山にもおすすめ。
【須川コースの一部立入禁止区間】
地獄谷、昭和湖方面へは立入できません。
須川コース登山道は、昭和湖付近の火山ガス(硫化水素)濃度が高く危険であるため、苔花台(たいかだい)~天狗平(てんぐだいら)の区間を立入禁止となっています。
参考:岩手県

登山口の須川高原温泉は白濁した硫黄泉が人気の温泉で、外には足湯もあり観光客で賑わっています。まずは舗装された遊歩道を歩いて名残ヶ原方面へ。

名残ヶ原は湿原のため木道を歩き。春から秋にかけてさまざまな高山植物が豊富で、正面に目指す栗駒山の姿がとらえられます。

苔花平の分岐で自然観察路方面に。須川コースは昭和湖で知られていますが、火山ガス濃度が高くなっており、立入禁止となっているので誤って行かないようにしましょう(2024年8月現在)。

笊森コース分岐を経て、栗駒山の山頂を目指します。開けた山頂からは全山紅葉が見渡すことができますよ!

時間があれば少し足を延ばして、天狗平まで行くのもおすすめです。
須川温泉高原へのアクセス・駐車場情報
【クルマの場合】
東北自動車道「一関」IC−国道342号−須川高原温泉
■須川高原温泉駐車場
駐車台数:300台
トイレ:あり
料金:無料
【公共交通の場合】
東北新幹線「一関」駅から岩手県交通バス乗車−「須川温泉」バス停下車
※2025年6月14日~10月31日の期間運行
岩手交通バス 時刻表
近隣の温泉情報
新湯温泉くりこま荘

標高600mに位置する温泉宿で、1720年に開湯されて以来「幻の湯」とされてきた山あいの温泉。源泉100%かけ流しの温泉を、木のぬくもりを感じる浴槽で楽しめます。
住所:宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東95-2
電話:0228-46-2036
営業時間:10:00~15:00 不定休
料金:大人500円、子供300円
ハイルザーム栗駒

380年の古い歴史のある温泉で、開放感ある露天風呂と、高温、低温の湯舟のある内湯で登山の疲れを癒すことができます。施設には、宿泊施設、アトラクションプールやサウナ、コテージを完備。
住所:宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東50-1
電話:0228-43-4100
営業時間:10:00~18:00
料金:大人850円、子供650円
栗駒山荘

絶景風呂と評判の栗駒山荘。展望大浴場は標高約1100mの高さにあり、栗駒山の裾野をパノラマで見ながら入浴することができます。夜には満点の星空の下、温泉を楽しめることも。
住所:秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字仁郷山国有林
電話:0182-47-5111
営業時間:10:00~16:30(最終受付16:00)
料金:大人1,000円、子供650円
栗駒山の紅葉を見てみたい!

どこを見ても紅葉の絶景が広がる栗駒山。ベストな時期に登って、あふれんばかりの紅葉を楽しみたいですね!混雑には注意ですが、時間や曜日をずらすなどして、楽しみましょう!山頂は風が強いこともあるので防風対策は忘れずに。
※この記事内の情報は特記がない限り公開初出時のものとなります。登山道の状況や交通アクセス、駐車場ならびに関連施設などの情報に関しては、最新情報をご確認のうえお出かけください。