初心者OK!3,000m級の名峰【乗鞍岳】の紅葉スポットや混雑具合を紹介

初心者でも登れる3000m級の北アルプス、乗鞍岳。登山はもちろん、紅葉の時期には多くの観光客も訪れる大人気スポットです。また紅葉だけではなく、槍ヶ岳や穂高連峰などの名峰も一緒に楽しめます。そんな乗鞍岳の紅葉情報を紹介します。おすすめの紅葉スポットから混雑状況まで、気になる情報をチェック!


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乗鞍岳とは

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乗鞍岳は日本百名山にも選定されている、主峰3,026mの剣ヶ峰をはじめとする山々の総称。剣ヶ峰の山頂近くまで道路が開通されており、手軽に登れる3,000m峰として人気の山です。広大な山頂部には、大小のピーク、雪渓、湖沼などが点在、美しく変化に富んだ地形を楽しむことができます。

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▼乗鞍岳は中・上級者にも人気!

紅葉の見頃は?

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北アルプスでも随一の広大な裾野も持つ乗鞍岳は、麓から山頂までの高低差があるため、長い期間紅葉を楽しむことができます。山頂部では例年9月の中旬から色づき始め、9月下旬から10月上旬にピークを迎えます。その後は少しずつ高度を下げてゆき、10月下旬ごろまで麓の高原一帯を美しく染め上げます。

乗鞍岳のおすすめ紅葉撮影スポットを紹介

麓から頂上までの標高差が大きい乗鞍岳は、豊かな植生が特徴です。標高1,500mまでの低山帯、2,400m以上の高山帯まで、高度によって植生も変化します。とりわけ特徴的なのが山頂一帯のハイマツの樹海と高山植物群落で、この一帯が絶好の紅葉スポットとなるのです。

乗鞍岳の紅葉を堪能できるおすすめコース

乗鞍岳コース
出典:ヤマプラ
距離コースタイム日程難易度
7.6km5時間40分日帰り★★★
参考:ヤマプラ
三本滝(105分)→摩利支天(80分)→位ヶ原山荘前(105分)→肩の小屋(50分)→剣ヶ峰

乗鞍岳の山頂付近を通る乗鞍エコーラインを蛇行するように山頂部へアプローチし、乗鞍岳の最高峰剣ヶ峰を目指すコース。登山道と道路が交差する地点にはバス停があり、体力に自信が無い方はより標高が高い地点からスタートするのがお勧めです。日本の名滝100選にも選ばれた三本滝や、晩夏まで雪が残る乗鞍大雪渓など見どころも沢山。

剣ヶ峰山頂から見る紅葉

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乗鞍岳の最高地点、剣ヶ峰の標高は3,026m。頂上はそれほど広くありませんが、周囲に遮るものがない素晴らしい眺望が広がります。写真は長野県側を展望したもので、紅葉に色づく低木層の間を乗鞍エコーラインが縫うように走っています。
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標高2,400mを超える高山帯には、ハイマツを中心にした低木が広がります。常緑のハイマツにダケカンバの黄色、ナナカマドの赤色などがモザイク状に混じり、美しい色彩のパレットを作り上げています。

位ヶ原の絶景紅葉

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乗鞍エコーラインの2,400m付近にある位ヶ原。ちょうどこの標高から植生が亜高山帯から高山帯へと変化する場所となり、背の高い木々が少しずつ姿を消してハイマツなどの低木が中心になります。
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広大なハイマツの樹海に点在するナナカマドの紅葉が美しい一枚。後背には槍ヶ岳や穂高岳といった北アルプスの名峰群が姿を現します。

色とりどりの紅葉に囲まれた道路を走るエコーライン

乗鞍岳の畳平(標高2,710m)から長野県松本市を結ぶ長野県道84号乗鞍岳線、このうち乗鞍高原よりも標高の高い区間が乗鞍エコーラインという愛称で呼ばれています。三本滝から標高が高い区間はマイカー規制を行っており、シャトルバスやタクシーのみ通行が可能。エコーラインのいたるところに紅葉のビュースポットがあり、車窓から眺めたり、ときには途中下車をして観覧することができます。
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エコーラインで標高を上げてゆくと、しだいに背の高い木から、低い木へと植生が変化していきます。それに合わせてバリエーション豊かな紅葉を楽しむことができます。
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標高2,500m以上の区間を走る自動車道は日本ではほとんどありません。自動車に乗りながら高山帯の紅葉が楽しめる希少な場所です。

混雑状況は?



乗鞍エコーラインの開通時期は、7月1日~10月31日ですが、三本滝より標高の高い区間はマイカー規制(シャトルバス、観光バス、タクシー、自転車及び許可車輌以外の車は走行できません。)があります。麓の乗鞍高原よりシャトルバスやタクシーを利用しましょう。
今回紹介したコースを利用する場合、シャトルバスは乗鞍高原の観光センターから出発。そこからすべてのバス停で自由に乗降できます。紅葉のシーズンは多くの人がチケットを買い求め、観光センターは6時前から行列ができ始めます。

乗鞍観光センターからシャトルバスの始発は、時期になって異なります。晴れか雨かによってダイヤが少し変わるため、事前に要チェック!紅葉目当ての観光客やハイカーで長い列ができるため、事前の計画が重要ですね。

乗鞍岳へのアクセス情報

長野県の乗鞍高原までのアクセスを紹介します。マイカーを利用の場合は乗鞍高原から三本滝まで通行が可能です。公共交通の場合は乗鞍観光センターからシャトルバス利用が一般的です。

車の場合

【東京方面から】
中央自動車道 岡谷JCT→長野自動車道 松本IC→R158→新島々→奈川渡ダム→前川渡信号左折→乗鞍高原

【名古屋方面から】
名神高速→東海北陸自動車道 清見IC→高山市→平湯→安房トンネル→前川渡左折→乗鞍高原
※乗鞍エコーライン・乗鞍スカイラインでは、マイカー規制が実施されており、バスかタクシーに乗り換える必要があります。
シャトルバスについてはこちら

▼乗鞍観光センター駐車場
乗鞍高原観光の拠点となり、乗鞍岳山頂シャトルバスの発着場となります。

住所:長野県松本市安曇4306-5
駐車台数:約200台
駐車料金:無料

電車・バスの場合

松本駅→松本電鉄 新島々駅→アルピコ交通バス乗鞍高原行き乗車→「観光センター前」下車→シャトルバス
バスの時刻表はコチラ
乗鞍高原~乗鞍山頂(畳平)シャトルバスの時刻表はコチラ

紅葉見物と3,000m峰という贅沢な山旅

出典:PIXTA
3,000mを超える高峰で紅葉を楽しむことができるのは、登山上級者だけの特権ではありません。乗鞍岳なら登山初心者でも手軽に紅葉見物と3,000峰登山のコラボレーションを楽しむことができるのです。この贅沢な山旅をこの秋ぜひあなたも体験してみてはいかがでしょうか。

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    kei noda
    kei noda

    広告ライター/ハイキングとロードバイクそして居酒屋が好きなミドルエイジです。

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