乗鞍岳の紅葉を堪能できるおすすめコース
合計距離: 7.88 km
最高点の標高: 2972 m
最低点の標高: 1756 m
累積標高(上り): 1619 m
累積標高(下り): -458 m
最高点の標高: 2972 m
最低点の標高: 1756 m
累積標高(上り): 1619 m
累積標高(下り): -458 m
- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:5時間25分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
ルート概要
三本滝(105分)→摩利支天(80分)→位ヶ原山荘前(105分)→肩の小屋(50分)→剣ヶ峰
乗鞍岳の山頂付近を通る乗鞍エコーラインを蛇行するように山頂部へアプローチし、乗鞍岳の最高峰剣ヶ峰を目指すコース。登山道と道路が交差する地点にはバス停があり、体力に自信が無い方はより標高が高い地点からスタートするのがお勧めです。日本の名滝100選にも選ばれた三本滝や、晩夏まで雪が残る乗鞍大雪渓など見どころも沢山。
剣ヶ峰山頂から見る紅葉

乗鞍岳の最高地点、剣ヶ峰の標高は3,026m。頂上はそれほど広くありませんが、周囲に遮るものがない素晴らしい眺望が広がります。写真は長野県側を展望したもので、紅葉に色づく低木層の間を乗鞍エコーラインが縫うように走っています。

標高2,400mを超える高山帯には、ハイマツを中心にした低木が広がります。常緑のハイマツにダケカンバの黄色、ナナカマドの赤色などがモザイク状に混じり、美しい色彩のパレットを作り上げています。
位ヶ原の絶景紅葉

乗鞍エコーラインの2,400m付近にある位ヶ原。ちょうどこの標高から植生が亜高山帯から高山帯へと変化する場所となり、背の高い木々が少しずつ姿を消してハイマツなどの低木が中心になります。

広大なハイマツの樹海に点在するナナカマドの紅葉が美しい一枚。後背には槍ヶ岳や穂高岳といった北アルプスの名峰群が姿を現します。
色とりどりの紅葉に囲まれた道路を走るエコーライン
乗鞍岳の畳平(標高2,710m)から長野県松本市を結ぶ長野県道84号乗鞍岳線、このうち乗鞍高原よりも標高の高い区間が乗鞍エコーラインという愛称で呼ばれています。三本滝から標高が高い区間はマイカー規制を行っており、シャトルバスやタクシーのみ通行が可能。エコーラインのいたるところに紅葉のビュースポットがあり、車窓から眺めたり、ときには途中下車をして観覧することができます。
