毒はないけど、あいたたた……トゲトゲ注意!
炎症などの症状を引き起こすほどではないけれど、触れたくない植物がほかにもあります。それは、枝や葉に鋭いトゲを持つ植物たち。気づかずにぶつかると痛い思いをすることになりますよ。『痛い度』を参考にしてみてください。
サンショウ(痛い度★☆☆)

調味料として人気のサンショウは、ギザギザの葉が目印。鋭いトゲを持っていますが、枝や葉柄の根本にあるため、トゲの数はそれほど多くありません。
ノイバラ(痛い度★★☆)

「美しい花にはトゲがある」の典型であるノイバラ。トゲが多く、まるで有刺鉄線のようです。トゲは下向きについています。
メギ(痛い度★★★)

メギのトゲは、1cm程度と長く鋭いのが特徴です。トゲが大きいので気をつけましょう。
これはタチが悪い! 油断禁物の毒針
危険植物の中には、トゲと毒を併せ持つ植物もあるからやっかいです。『危険度』が高い植物なので覚えておきましょう!
イラクサ(危険度★★★)

葉に毛のようなトゲを持つ、変わった風貌のイラクサ。このトゲに触れると、腫れと強い痛みを覚えます。
もしも、触れてしまったらどうすればいい!?

草木によるかぶれは「接触皮膚炎」と呼ばれ、刺激を起こす成分に触れた部分に、赤くなる・腫れる・水疱ができる・かゆみや痛みを生じるなどの症状が出てきます。

もしも触れてしまったら、できるだけ早く洗うこと。原因と思われる物質を取り除き、石鹸を使い接触面を水でよく洗い流します。軽いかぶれであれば数日で自然治癒しますが、症状がひどい場合は皮膚科を受診しましょう。

専用の治療薬はなく、ステロイド外用剤などで炎症やかゆみを抑えるのが一般的。かゆみが強い場合は、アレルギー用の飲み薬が処方されることもあります。
かいてしまうと炎症がどんどん悪化し、症状が進行してしまいますので、とにかく「かゆみと戦うこと」が早く治す秘訣。かゆみの緩和には、氷などで患部を冷やすことも効果的です。
登山に行くとき、予防策はある?

山には似たような植物がたくさん自生しているので、危険植物を見分けるのは非常に困難です。狭い登山道では意図せず触れてしまうことも考えられます。それでも、触れると危険な植物があるということを知っているだけでも違うのでないでしょうか。むやみに植物に触らないこと、できるだけ露出を控えることが1番です。
登山の前に、植物図鑑を見てみよう!

山では様々な植物が登山者を出迎えてくれます。たとえ危険植物であっても、自分が知っている植物に出会うとなんだか嬉しいもの。ぜひ一度、山で出会える植物の図鑑を見てみてください。登山の楽しみがきっと増えるはずです。
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