ドクツルタケ

白くてキレイな殺人きのこ『ドクツルタケ』とは?食べたら起こる4つの症状

ドクツルタケの特徴や症状をまとめました。食べたら洗面器2杯分の黒い血を吐くドクツルタケは、最も毒性の強いキノコの1つ。見た目は普通なので、誤って天ぷらにしてしまい死亡事故が起きたという例も。絶対に口に入れて味見などをしないようにしましょう。

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アイキャッチ画像出典:PIXTA

真っ白な姿がきれいな「ドクツルタケ」 3つの特徴

ドクツルダケ

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ドクツルタケは、テングタケの仲間で”猛毒”を持つキノコとして知られています。
カサの大きさは5cm~15cm程で差があり、初夏から秋にかけて針葉樹林や広葉樹林がある所に発生。目撃機会は多めで、シロマツタケモドキやハラタケ、ツクリタケといった食用キノコに似ています

1.小さい頃は円錐形

成長過程のドクツルタケ

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真っ白で綺麗な見た目のドクツルタケ。成長過程ではカサはつぼみのように閉じている状態です。成長するとカサが開き平らになります。

2.ササクレで覆われている

ドクツルダケ

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ドクツルタケは、繊維状のササクレに覆われているのが特徴です。似たような毒キノコとして知られるシロタマゴテングタケにはササクレがありません。

3.カサの下にツバ・根元にはツボ

根元にツボのあるドクツルタケ

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シロオオハラタケも、カサの下にはツバがあります。見分け方として、ドクツルタケは根元にツボがあります。

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こんな美しい姿をしているのに…。恐ろしい症状とは?

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