真っ白な姿がきれいな「ドクツルタケ」 3つの特徴

カサの大きさは5cm~15cm程で差があり、初夏から秋にかけて針葉樹林や広葉樹林がある所に発生。目撃機会は多めで、シロマツタケモドキやハラタケ、ツクリタケといった食用キノコに似ています。
1.小さい頃は円錐形

2.ササクレで覆われている

3.カサの下にツバ・根元にはツボ

ドクツルタケの恐ろしい4つの症状

1.コレラ様の症状が起きる
食後6~24時間後に嘔吐、下痢、腹痛が現れますが、治療をすると症状は1日程でおさまります。2.眼球や皮膚が黄色くなる
治ったと安心させておいて、しばらくすると2段階目の中毒症状として「黄疸」があらわれます。3.肝臓肥大・胃腸の出血
黄疸が現れるようになった頃には、肝臓に加えて腎臓も機能不全となり、結果として死に至るという残酷な毒キノコです。4.致死率の高い中毒を引き起こします
もし症状がでてしまったら・・・早急に病院へ行き、胃洗浄・血液透析などの処置を行う必要があります。さもないと本当に死が待っているのです。
白いキノコには注意しよう

【記事監修】
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所フェロー 根田氏
東京農業大学 教授 橋本氏