北海道 サロベツ湿原
北海道からはサロベツ湿原を紹介。整備された木道から、四季折々の景色や野鳥の姿を楽しめます。
サロベツを代表するエゾカンゾウとの共演も見事。遠くに利尻富士を望む雄大な光景は、一度は見てみたい絶景です。
尾瀬
水芭蕉のイメージが強い尾瀬も、コバイケイソウの群生地です。
湿原の散策シーズンは雪解け後の5月下旬から。尾瀬も植物の種類が豊富なので、水芭蕉、ニッコウキスゲ、レンゲツツジなどが春から夏の湿原を彩ります。
北アルプス 白馬栂池自然園
白馬三山を望む高山植物の宝庫、栂池自然園でもコバイケイソウが楽しめます。残雪の山、初夏の新緑に白い花がとても映えますね。
栂池自然園のグリーンシーズンは6月頃から10月頃までですが、高山の夏は短く8月はもう秋の始まり。高山植物を堪能するには7月頃がベストです。
霧ヶ峰高原
霧ヶ峰や車山を抜けるビーナスラインは、自分の運転で非日常的な景色を楽しめる絶景ドライブスポットです。
車を降り、一歩足を踏み入れると広がるいくつもの湿原は亜高山植物の宝庫。
霧ヶ峰~車山周辺は散策コースも多く、ドライブ途中でも気軽に高山を感じられます。
白いコバイケイソウとオレンジのレンゲツツジが緑に映えて美しい!
中央アルプス 千畳敷カール
秋の紅葉を代表に、四季折々どの季節も感動の景色が見られる千畳敷。
初夏にカールを埋め尽くすコバイケイソウも、一見の価値ありです。
ロープウェイを降りたらすぐに絶景が待っています!
コバイケイソウの当たり年に期待!
辺り一面に咲くコバイケイソウが見たい!しかしこの景色は毎年見られるわけではありません。
当たり年は不定期。2021年は関東甲信越の広い範囲で盛大に咲いた場所も多くあり、次がいつなのか…気になるところです。
せっかくなら一面に花が咲く光景を見たいですが、コバイケイソウは葉も特徴的。
ニョキニョキと生える新芽や濃い緑の葉が地面に生い茂る光景は、花が無くても楽しめるでしょう。
今回紹介した生息地はアクセスも良く、ハードな行程を踏まなくても観光気分で行ける場所ばかり。
来春の登山シーズンに向け、「コバイケイソウを見に行く旅」を計画してみてはいかがでしょうか。