最近山でよく見かけるコレ、知っていますか?

その名も『ココヘリ』、もしもの時に居場所を知らせる!

道迷いやケガ、体調不良により、もしも自力で下山できなくなってしまった場合、通報があればヘリで捜索。登山者が携帯している発信機型会員証の電波をキャッチし、離れた場所からでも居場所を特定することができます。
つまり、受信した遭難者の正確な位置情報を警察へ知らせることで、救助までの時間を格段に短縮できるのです。
どのくらいの人が加入してるの?
ココヘリの会員数は約3万人(2019年10月時点)。多くの人が利用しているように思えますが、全登山人口からみると、ほんの1%程度。まだまだ利用していない人が多いのが現状です。こんなに良いサービスなのに、なぜ利用していない人がこんなに多いのでしょう?持たない理由は“間違い”だらけ!? 『ココヘリ』にありがちな8つの誤解

【1】スゴイ険しい山に登ってる人向けのサービスでしょ?

遭難のリスクは、山のレベルに関わらず、どんな登山者にも同じようにあるもの。里山ハイキングや何回も登っている山でも、ココヘリ会員証を携帯していると安心ですよ。
【2】山岳保険に入っているから問題なし!

しかも、すぐに見つけてもらえなかったら保険でカバーできる限度額を超えてしまう場合もあり、その後の捜索はすべて自己負担に。行方不明で見つからなかったら、生命保険も適用されません。
まずはすぐに見つけてもらえることが、登山者にも、その家族にとっても重要です。登山保険と一緒にココヘリに加入すると、より安心です。
【3】登山届を出していれば、発見してもらえるよね?

一方、ココヘリ会員証の電波は、最長16kmまで探知可能! 登山届を出したうえでココヘリ会員証も携帯していれば、予定のルート上をヘリで捜索することで、早くに見つかる可能性が高くなります。
つまり、命の危険が迫っているときにも、助かる可能性がグッと高まるのです。実際、通報からわずか15分で遭難者を発見し、救出するという奏功事例も!
【4】いざというときはスマホで連絡するから大丈夫!

意識を失ってしまうようなことがあっても、ココヘリ会員証はちゃんとあなたの居場所を発信し続けてくれるのです。
また、スマートフォンが圏外の場所でも、ココヘリ会員証の発信機は稼働。岩の隙間にはまってしまったり、森の奥深くに迷いこんでしまったり、そんな障害物がたくさんあるような場所でも、水中に完全に沈んでいる場合を除いて、ずっと電波を飛ばし続けてくれます。
【5】長期山行だったらバッテリーがもつのか心配…

スマホのように途中で充電する必要がなく、長期縦走でも安心ですね。
【6】そういうサービスって、結構高いんじゃない?

さらに、捜索ヘリは、1事案につき3回まで無料でフライトしてくれるんです。一般的に、民間の捜索ヘリの出動費用は1分ごとに約1万円。それを考えると、このサービスはありがたいですね。
初年度のみ入会金3,000円が必要ですが、山岳保険とセットで申し込むと安くなるプランや、期間限定のお得なキャンペーンも。また、登山用品がお得に買える会員専用の通販サイトも利用できますよ。
【7】同行者が持っているから大丈夫

ココヘリ会員証は1人に1つが基本。万一の備えに各自が持っていることが大切なんです。
【8】ココヘリ会員証を持っていたからといって、100%発見してもらえるわけじゃないでしょ?

『ココヘリ』の実績についてはこちら
『ココヘリ』を持っている人も、気をつけて!

山へ行く前にチェックしておきたい3つのポイントを、もう一度確認しましょう。
①充電をしっかりし、電源をON! そして必ず携行すること

ちなみに、ココヘリプレミアムの発信機型会員証は、電源のON/OFF機能がない仕様。電源の入れ忘れを気にする必要がないので安心です。
また、シンプルプランの発信機型会員証は、100%充電されていれば約2.5ヵ月間電波を発信。プレミアムプランは約2ヵ月間発信し続けてくれますが、まだ大丈夫と思っていると、ついつい充電するのを忘れてバッテリー切れになっていることも。ココヘリでは、1ヵ月に1回の充電を推奨しています。
②『ココヘリ』『登山届』『山岳保険』はセットで

『ココヘリ』『登山届』『山岳保険』には、それぞれ異なるメリットがありますので、3つセットで備えておきましょう。
③帰って来ない時、すぐに気づいて通報してもらえるようにすること

行き先(登山計画)、コールセンターの電話番号、ココヘリIDを、メールやメモなど記録として残る形で、必ず誰かに伝えてから出発しましょう。
心強い山のパートナー『ココヘリ』

どんなに気をつけていても、無事下山できる確立は100%ではありません。「まさか自分が遭難するなんて」とつい思いがちですが、その時は突然やってきます。『登山届』『登山保険』『ココヘリ』で、もしもの事態にしっかり備えましょう。
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