②|関節の可動域を広げるトレーニング
1.片足立ちになり、ストックなど支えになるモノをつま先に合わせて持つ
片足立ちの状態を作ります。立膝を90度に曲げるのがポイントです。そして、ストックや傘などを両手で持ち、先端を前方のつま先付近につけて背筋をピンと伸ばします。
2.息を吐きながら体全体で前に動く
前足の膝を曲げて体を前に倒します。ここでのポイントは、上半身を左右に傾けない、前足のかかとを浮かせない、後ろ足の股関節を伸ばす、の3つ。この動作を両方の足で行います。
回数の目安
・右足が前:10〜20回×2セット
・左足が前:10〜20回×2セット
(インターバルは約30秒)
「捻挫を防ぐ方法」を考えて実践しよう!
捻挫について対処法を学ぶことも大切ですが、「未然に防ぐにはどうしたらいいか」という考えを持つことも忘れてはいけません。
①日頃からトレーニングに励み
②無理のない計画を立てて
③注意しながら行動する
この3つのポイントを意識すれば、登山中に足首を捻挫する確率は大きく減少するはず。ケガを回避して安全に登山を楽しみましょう!