目次
中央アルプス最高峰の木曽駒ヶ岳とは?

標高 | 所在地 | 最高気温 (6月-8月) | 最低気温 (6月-8月) |
2,955m | 長野県木曽郡上松町・木曽町、 上伊那郡宮田村 | 8℃ | 1.5℃ |
ラクラク登山からロングまで多彩な登山コース

木曽駒ヶ岳の見どころや魅力を紹介
たくさんある木曽駒ヶ岳の見どころや魅力から、いくつかをピックアップしました。圧巻の「千畳敷カール」


ロープウェイで日帰りできるアルプス

周辺は高山植物の宝庫

山頂は360度の大パノラマ

地図は必ず携帯しよう!
木曽駒ヶ岳登山する際、地図は必ず携帯しましょう。コースタイムなどが見やすい登山地図がおすすめです。登山する前は天気もチェック
木曽駒ヶ岳登山では、前もって天候を確認しておきましょう。てんきとくらす|木曽駒ヶ岳
千畳敷コース|ロープウェイでラクラク山頂へ!
合計距離: 4.04 km
最高点の標高: 2925 m
最低点の標高: 2642 m
累積標高(上り): 687 m
累積標高(下り): -687 m
最高点の標高: 2925 m
最低点の標高: 2642 m
累積標高(上り): 687 m
累積標高(下り): -687 m
- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:3時間40分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
ルート概要(往復)
千畳敷(60分)→宝剣山荘(30分)→中岳(10分)→駒ヶ岳頂上山荘(20分)→木曽駒ヶ岳(15分)→駒ヶ岳頂上山荘(15分)→中岳(20分)→宝剣山荘(50分)→千畳敷
標高2,612mの駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅から木曽駒ヶ岳を往復します。標高差373m、木曽駒ヶ岳登山コースの中では最短で、登山道やトイレなど、全体的によく整備されており、危険箇所もないため、最も多くの登山者が利用するコースでもあります。
千畳敷登山口から出発

八丁坂を登る

浄土乗越でひと息

中岳を越える

中岳からは、一旦下り、木曽駒ヶ岳へと登り返します。
木曽駒ヶ岳山頂へ到着

下山は往路を戻ります。なお、頂上からの下りや、八丁坂の下りは転倒しやすいので気を付けて。
濃ヶ池周遊もおすすめ

桂小場コース|古き良き登山をしのぶ、クラシックルート
合計距離: 22.96 km
最高点の標高: 2925 m
最低点の標高: 1284 m
累積標高(上り): 3764 m
累積標高(下り): -3764 m
最高点の標高: 2925 m
最低点の標高: 1284 m
累積標高(上り): 3764 m
累積標高(下り): -3764 m
- 【体力レベル】★★★★☆
- 1泊2日
- コースタイム:12時間16分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
ルート概要(往復)
【1日目】桂小場(90分)→野田場(60分)→大樽避難小屋(100分)→茶臼山分岐(40分)→西駒山荘(12分)→将棊頭山(34分)→八合目(80分)→木曽駒ヶ岳(10分)→山頂山小屋(泊)
【2日目】山頂山小屋(20分)→木曽駒ヶ岳(60分)→八合目(40分)→西駒山荘(30分)→茶臼山分岐(60分)→大樽避難小屋(40分)→野田場(60分)→桂小場
千畳敷コースが一般的になる前から使われてきた、木曽駒ヶ岳登山クラシックルートです。行程は長いですが、危険箇所はありません。日帰りで踏破する健脚者もいますが、1泊するのが無難。千畳敷周辺の登山コースと合流する八合目までは、比較的静かな登山コースです。
桂小場を出発。しばらくは樹林帯を歩く

水場「ブドウの泉」

大樽小屋でひと息

茶臼山分岐で稜線に出る


将棊頭山に立ち寄り登頂


木曽駒ヶ岳山頂へ到着

翌朝はご来光の後、下山

上松Aコース|ウォルター・ウェストンが辿った道
合計距離: 17.95 km
最高点の標高: 2925 m
最低点の標高: 1087 m
累積標高(上り): 2946 m
累積標高(下り): -2946 m
最高点の標高: 2925 m
最低点の標高: 1087 m
累積標高(上り): 2946 m
累積標高(下り): -2946 m
- 【体力レベル】★★★★☆
- 1泊2日
- コースタイム:11時間35分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
ルート概要(往復)
【1日目】上松Aコース登山口(30分)→敬神ノ滝小屋(140分)→金懸小屋(90分)→七合目(60分)→八合目(60分)→山頂山小屋泊
【2日目】山頂山小屋(20分)→頂上木曽小屋(20分)→木曽駒ヶ岳(10分)→頂上木曽小屋(10分)→玉乃窪山荘(40分)→八合目(40分)→七合目(60分)→金懸小屋(90分)→敬神ノ滝小屋(25分)→上松Aコース登山口
千畳敷とは反対の方向から山頂へ到達するので、全行程において、静かな登山が楽しめます。
上松Aコース登山口を出発

しばらくは樹林帯を歩く

金懸小屋で休憩

展望が開ける八合目

木曽前岳へ

翌朝、木曽駒ヶ岳山頂へ

山頂の山小屋情報
駒ヶ岳頂上付近には3つの山小屋があります。それぞれ徒歩で15〜30分程度の距離にあるので、登るルートなどで泊まる小屋を選んでみましょう。頂上山荘

木曽駒ヶ岳直下の山小屋のうち、唯一テント泊が可能です。山荘周辺にはウスユキソウなどの高山植物も咲いていますよ。
頂上山荘|公式サイト
頂上木曽小屋

玉乃窪山荘

玉乃窪山荘は、北アルプス、駒ケ岳連山を一望できる展望の良い山小屋です。この方面は、登山者が少ないためシーズンを通して混雑しません。
玉乃窪山荘|公式サイト
木曽駒ヶ岳登山口へのアクセス
公共交通でのアクセスは千畳敷経由が便利です。それ以外の登山口は駅からタクシー利用となります。その場合、下山時に千畳敷経由のルートにすれば、帰りの交通手段を確保しやすくなるのでおすすめです。千畳敷登山口
千畳敷へは、クルマ、公共交通機関ともに、駒ヶ岳ロープウェイバスと駒ヶ岳ロープウェイを乗り継ぐことになります。【クルマの場合】
中央自動車道「駒ヶ根」IC−県道75号−菅の台バスセンター駐車場に駐車、駒ヶ岳ロープウェイバス乗車−「しらび平」バス停下車
【公共交通機関の場合】
JR飯田線「駒ヶ根」駅−伊那バス「駒ヶ根駅」バス停より、駒ヶ岳ロープウェイバスへ乗車−「しらび平」バス停下車
伊那バス|駒ヶ岳ロープウェイバス
【駒ヶ岳ロープウェイ】
駒ヶ岳ロープウェイの運賃・時刻表、交通アクセス、駐車場などの情報は以下にまとめられています。
駒ヶ岳ロープウェイ|公式サイト
桂小場登山口
【クルマの場合】
中央自動車道「伊那」IC−県道202号−桂小場駐車場
【公共交通機関の場合】
JR飯田線「伊那市」駅よりタクシー利用
上松A登山口
【クルマの場合】中央自動車道「伊那」IC−国道361号−滑川砂防公園下駐車場
【公共交通機関の場合】
JR中央本線「上松」駅よりタクシー利用
下山後のおすすめ立ち寄りスポット
下山後に立ち寄りたい温泉やご当地グルメスポットを紹介します。早太郎温泉 こまくさの湯
木曽駒ヶ岳を登った後は、ここで汗を流しましょう。菅の台バスセンターより徒歩6分とアクセスも便利です。南アルプスを望む露天風呂が自慢の日帰り温泉施設で、天候が良ければ、中央アルプスも望めます。こまくさの湯|公式サイト
駒ヶ根名物ソースかつ丼

駒ヶ根ソースかつ丼|公式サイト
初心者から上級者まで楽しめるアルプス
