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「遭難するわけない」は慢心かも……。実録から学ぶ、リスクを最小限に抑えるための対策とは?(2ページ目)

遭難後、山登りに対して変わったことは何ですか?

山を登る登山者

出典:PIXTA

平田さん:山での緊急時を想像してから、出発するようになりました。緊急時用の装備は用意していたものの、実際に使用するシーンまでイメージできていなかったんです。

自分がどんな状況になっても、対応できるように「スタートから遭難しているつもりで」ありったけの準備をしておく。その大切さに気づいて、以前よりも積極的にできるかぎりの装備を用意するようになりました。

必ず準備するようになったものを教えてください。

緊急時用のセット

提供:平田さん(ザックにつけている緊急時用のセット)

・ココヘリ
・GPS

平田さん:知識や技術の見直しに加えて、遭難対策の装備としては、この2つを必ずもつようにしています。今回もしも足を怪我して動けなくなっていた場合、ココヘリを持っていなかったら見つかっていなかったかもしれません。

また、スマートフォンのGPSアプリに加えて、単体機器も用意するように。機器には疎い私でしたが、登山のGPSツールを探すと本当に性能がいいものばかりで驚きました。

どんな状態になっても生きて帰れる知識や技術はもちろん、装備も常にアップデートすることで、遭難のリスクは最小限に抑えられるのではと思います。

登山者として、できる限りの備えを

稜線を歩く登山者

出典:PIXTA

「これから遭難しにいく」といったら大袈裟ですが、そんな心持ちを持って登山への準備をすることは大切だと、今回のお話を聞いて感じました。

自分の知識や技術はもちろん必要ですが、そのほかにも安全管理のための装備は日々進化しています。リスクを最小限にするためにも、装備を積極的に取り入れていみてはいかがでしょうか。

自分のためにも、大切な家族のためにもありったけの備えをして登山へ出かけたいですね。

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