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【海から山へ!】標高差&達成感が半端ない!? 「海抜0m」から挑戦する山6選(2ページ目)

初級編【最大標高差500m前後】気軽に挑戦できる山3選

まずは、気軽に挑戦できる標高500m前後の山を紹介します。いくつもの山を繋げて歩く縦走コースなど、低山でありながら登りごたえ十分ですよ!

①角田山・灯台コース【新潟県】481m

角田山登山口の角田岬灯台

出典:PIXTA(角田山登山口の角田岬灯台)

新潟を代表する里山のひとつである角田山は、佐渡弥彦米山国定公園に属し、県内に自生する草木のほとんどが見られる自然豊かな山。

7つある登山道のうち、「灯台コース」が角田浜海水浴場の海岸から登り始める海抜ゼロコース。序盤から勾配がキツい岩場の斜面が続き、低山といえどしっかりと山歩きを楽しめます。海を見ながら山歩きができ、 晴れた日には遠く佐渡島まで見渡せます。下山時には、他のコースも選択できるコースバリエーションの豊富さも魅力的。

角田山灯台コース

出典:YAMAP

 

ルート概要(往復)
灯台コース登山口(120分)→角田山(90分)→灯台コース登山口

 

【登山口へのアクセス】
公共交通の場合●JR越後線「巻」駅より新潟交通観光バス乗車。角田線「角田妙光寺入口」バス停下車
クルマの場合●北陸自動車道「巻潟東」ICより車で約40分

新潟交通観光バス
角田山・新潟市HP

 

②霞露ヶ岳・漉磯海岸コース【岩手県】514m

霞露ヶ岳 漉磯海岸コース 山頂からの眺め

岩手県の船越半島にそびえる霞露ヶ岳は東北百名山のひとつ。青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐ総距離1,025km、日本最長のトレイル「みちのく潮風トレイル」の一部に設定されています。

海岸に近い山でありながら、ブナの原生林が生育し、太平洋の絶景を味わいつつ森林浴もできる稀有なコースを歩きます。東北のダイナミックな海の景観を楽しみながらの登山は、標高以上の満足度。下山後は、牡蠣など三陸の海の幸を堪能するのもおすすめ!

霞露ヶ岳コース マップ

出典:YAMAP

 

ルート概要(往復)
漉磯(すくいそ)海岸・登山口(110分)→霞露ヶ岳(50分)→霞露ヶ岳神社参道入口(30分)→漉磯海岸

 

【登山口へのアクセス】
公共交通の場合●三陸鉄道「岩手船越」駅から約13km
クルマの場合●漉磯(すくいそ)海岸駐車場

みちのく潮風トレイル

 

③沼津アルプス・最高峰鷲頭山【静岡県】392m

沼津アルプスの山並みと富士山

出典:PIXTA(沼津アルプスの山並みと富士山)

静岡県の沼津アルプスとは、香貫山から南へ順に、横山・徳倉山・志下山・小鷲頭山・鷲頭山・大平山と続く7つの山の総称。稜線まで登れば、北には富士山がそびえ、眼下に駿河湾を見下ろす絶景が待っている人気のエリア。

それぞれの標高は400m以下ですが、海抜0mからスタートし全山縦走すれば累積標高は約1,000mにも及びます。標高の高い山をひたすら上に登るのとは異なり、アップダウンを繰り返す縦走ならではのキツさがあります。その分、各山の山頂に着いた時の充足感と全山を歩ききった時の達成感は通常登山の何倍にも感じられるもの。

海抜0m登山を楽しむには、より海岸に近い多比を起点に香貫山まで北上するコースがおすすめ。他にも、様々なコースが設定されているので、自分にあった計画を立てられるのも魅力的ですよ。

合計距離: 10.45 km
最高点の標高: 363 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 1474 m
累積標高(下り): -1477 m
【体力レベル】★★★☆☆
日帰り
コースタイム:6時間
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★★☆☆
・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
凡例はこちらをクリック:グレーディング表

 

ルート概要(縦走)
多比バス停(45分)→多比口峠(50分)→鷲頭山(25分)→志下峠(30分)→志下坂峠(45分)→徳倉山(25分)→横山峠(25分)→横山(20分)→八重坂峠(40分)→香貫山(30分)→黒瀬

 

【登山口へのアクセス】
公共交通の場合●JR東海道本線「沼津」駅より東海バス乗車。「多比」バス停下車

東海バス・時刻表

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