ただ登るだけじゃない!「海抜0mから登る」という選択肢
休日にさっと行ける日帰りから、山小屋泊やテント泊など登山のスタイルは人それぞれ。とはいえ、「もっと達成感がほしい!」そう思うこともありますよね。
それなら、海にタッチしてからスタートする「海抜0mからの登山」に挑戦してみるのはどうでしょうか。いつもとは違った山の楽しみ方で、今までにない達成感を味わえること間違いなし!
海抜ゼロ登山でどんな達成感があるの?
一般的な登山といえば、登山口まで車などでアクセスして、ある程度標高を上げた場所から山へ入り山頂を目指しますね。この登山口と山頂の標高の差を「標高差」と言い、その差が大きければ大きいほどキツイと言えます。つまり、標高が高い=標高差が大きくキツイというわけではないんです。
実際に、中房温泉が登山口となっている燕岳を例に見てみましょう。写真の通り、登山口である中房温泉の標高は1,462m。なんと、すでにスタート時点で標高は1,000mを超えているんです!燕岳の標高は2,763mなので、中房温泉から登った場合の標高差は1,301m。そう、意外と登ってはいないんですよね。
海抜0mから登れば、目的の山頂の標高がそのまま登る標高差になるので、目標値が一目瞭然。海抜ゼロ登山なら、標高が高い山になればなるほどキツくなり、キツければキツイほど山頂に立った時の達成感が半端なく感じられるのです。それに、自分の足を使って0mから標高を徐々にあげていくのってなんだか燃えますよね。