大切な山道具を整理整頓しよう!
山に出掛けられない日、みなさんは何をして過ごしていますか? 行きたい山域の本を読む、今まで行った山を写真で振り返る、地図を見てこれからの山行計画を立てる、山道具のメンテナンスをする。きっと頭の片隅に『山』が染みついている人が多いかもしれませんね。
さて今回は、そんな山好きのみなさんの山道具の収納法を紹介。インスタグラムに続々と投稿されている収納の写真は、見ているだけでも楽しくなりますよね!マネしたくなるようなアイデアがいっぱいなので、ぜひ参考にしてみてください。
アイディア① 山に没頭できる作業台もある収納スペース!
低山ハイクからアルパインクライミングまで、自分の限界に挑戦するチーム「ハードハイカーズ」のリーダーをしている@liew2forさん。2×4材に濃いニスを2度塗りした有孔ボードを組み込み、その有孔ボードの上下をウッドボードでザックや登山靴の収納スペースに。
さらに作業台も2×4材にニトリの収納ボックスで、衣類や小物の収納にも対応。たくさんある山道具が、分かりやすくレイアウトされていますね!
収納のPOINT
■手に入れやすい2×4材やAmazonの有孔ボードセットを活用する
■奥さんのギア類もあるので、お互いの山道具が分かりやすいように収納する
■ウッドボードに足を付けてポールを設置することで、多数あるザックの重量対処とスリムな収納を実現
アイディア② ボードを最大限に活かすひと工夫!
夏山日帰りから雪山バリエーションまで楽しむ@o_nosa8467さんは、カメラとテント持参で赴くままに写真とお酒を堪能するのが好きなスタイル。収納には既製品をあまり使わずに、DIYで作ることが多いそうです。
黒を基調とした有孔ボードや2×4材に、バランスを重視して整然と収納された山道具。シックで落ち着いた雰囲気まとめられた収納スペースですね!
収納のPOINT
■床や天井を傷付けないラブリコを使用
■2×4材と有孔ボードの間に長ナットを入れて有孔ボードを浮かし、有効ボードの使用範囲を最大限に活かす
■チャンネルサポート(棚受けの支柱)で山道具に最適なスペースを確保する
アイディア③ 収納グッズで棚を自由にレイアウト!
登山、リードクライミング、キャンプと、アウトドアライフを満喫している@oyasu3300さん。そんな幅広いアクティビティの山道具にも対応できるよう、2×4材とディアウォール、チャンネルサポートを活用し、棚を自由にレイアウトできるように。
“山感”を醸し出したナチュラルカラーは、飾って収納したお気に入りの山道具が活き活きして見えます。
収納のPOINT
■有孔ボードの活用でデッドスペースを減らし、見て楽しめる収納にする
■カテゴリー別に収納し、小物は大き目の箱にまとめる
■取り出しやすいように詰め込み過ぎない
アイディア④ ワイヤーネット+棚で見やすく手に取りやすく!
クライミングやスノーボードを始め、北アルプスや八ヶ岳をソロでのんびり歩いたり、テント泊が好きな@ryu_todaさん。自身のアウトドアスタイルに合わせて、クライミング・登山用品と親和性が高いぶらさげる収納に。
突っ張り棒で固定するワイヤーネットに、バーナーなどの小物を置く棚を設置。棚の設置で小物や靴も横並びで見やすく整理整頓されていますね!
収納のPOINT
■ワイヤーネットは物がかけやすくて便利な分、ごちゃごちゃしないように収納する
■ヘルメットは上部でサコッシュは中段など、身につける山道具の位置と収納する位置を同じにする
■市販のキューブボックスとコンテナも組み合わせて活用し、重ねて収納する
アイディア⑤ 部屋に馴染む市販の収納アイテムでスッキリ!
主にソロで日帰り登山からテント泊縦走まで楽しむ@sachirita0さん。DIYが得意ではないので、Amazonやホームセンター、100円ショップなどで入手できる収納アイテムを使用しているとのこと。
部屋に馴染む収納アイテムで山道具もスッキリ。部屋の模様替えのように、気分転換に収納アイテムのレイアウトを手軽に変えられるのもメリットです!
収納のPOINT
■安く購入できる市販の収納グッズ活用する
■コンテナボックスは「必ず持っていくもの」「山域や日程次第で持っていくもの」「小物類」など、分類して収納する
■収納チェストの格子状の扉やスチールラックの棚板など、S字フックで収納範囲を広げる