播磨の名峰「高御位山」の魅力
標高 | 所在地 | 体力レベル | 難易度レベル |
---|---|---|---|
304m | 兵庫県加古川市・高砂市 | ★ | ★★~★★★ |
兵庫県加古川市と高砂市の市境にある高御位山(たかみくらやま)。標高は304mと低いながら、その端正な山容から「播磨富士」とも呼ばれています。
高御位山を含む東播磨丘陵地高御座山系は「播磨アルプス」の名でも知られ、爽快な稜線歩きを楽しめると幅広い層の登山者に愛されています。
コースが豊富で眺めも良し!
種類豊富な登山道があるのも大きな魅力。山頂や稜線から市街地や瀬戸内海が一望できることが、多くの登山客に愛される理由のひとつです。
しっかりと整備された成井登山道は、初心者から家族連れまで安心して楽しめるコース。一方、播磨アルプスコースは、ダイナミックな眺望と高度感を体感できる初心者も挑戦できる登山道となっています。
人気の日の出・日の入りスポット!
高御位山は日の出・日の入りスポットとしても有名で、山頂からは瀬戸内海との美しいコラボレーションを眺めることができます。
元旦には、成井登山口から山頂まで照明が灯り、ご来光を臨もうと多くの登山客でにぎわいます。神戸新聞にも「初日の出スポットNo.1」として紹介されるほどの実力。
高御位山の登山適期や服装は?
高御位山は通年登山可能。春には桜が咲き誇り、6~7月には中国・九州地方の名花ササユリが見頃を迎えます。日陰が少ないため盛夏の登山には熱中症に要注意。
険しい岩場も続くため、速乾性のある動きやすい服装と登山靴を用意して臨むようにしましょう。
天気も必ずチェック
GPSアプリやココヘリも忘れずに!
登山時には必ずGPSアプリなど地図の準備はしておきましょう。また、もしもの遭難時に、登山者を早く見つけ出すことに特化したサービス「ココヘリ」も登山の新常識となりつつありますよ。
山頂まで最短!成井登山口コース
- 【体力レベル】★☆☆☆☆
- 日帰り
- コース距離:約2km
- コースタイム:約1時間
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
メインルートの成井登山口コースは、山頂に建つ高御位山神社へ続く表参道です。道中には整備された階段が続き、初心者はもちろん家族連れでも安心して歩くことができます。
またササユリが咲く初夏には、成井登山口から分岐する「獣道」も人気です。最短距離で山頂の絶景を目指すなら、まずは成井登山口から歩き始めましょう!