播磨の名峰「高御位山」の魅力

標高 | 所在地 | 体力レベル | 難易度レベル |
---|---|---|---|
304m | 兵庫県加古川市・高砂市 | ★ | ★★~★★★ |
高御位山を含む東播磨丘陵地高御座山系は「播磨アルプス」の名でも知られ、爽快な稜線歩きを楽しめると幅広い層の登山者に愛されています。
コースが豊富で眺めも良し!

しっかりと整備された成井登山道は、初心者から家族連れまで安心して楽しめるコース。一方、播磨アルプスコースは、ダイナミックな眺望と高度感を体感できる初心者も挑戦できる登山道となっています。
人気の日の出・日の入りスポット!

元旦には、成井登山口から山頂まで照明が灯り、ご来光を臨もうと多くの登山客でにぎわいます。神戸新聞にも「初日の出スポットNo.1」として紹介されるほどの実力。
高御位山の登山適期や服装は?

険しい岩場も続くため、速乾性のある動きやすい服装と登山靴を用意して臨むようにしましょう。
天気も必ずチェック
GPSアプリやココヘリも忘れずに!
登山時には必ずGPSアプリなど地図の準備はしておきましょう。また、もしもの遭難時に、登山者を早く見つけ出すことに特化したサービス「ココヘリ」も登山の新常識となりつつありますよ。山頂まで最短!成井登山口コース
- 【体力レベル】★☆☆☆☆
- 日帰り
- コース距離:約2km
- コースタイム:約1時間
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
またササユリが咲く初夏には、成井登山口から分岐する「獣道」も人気です。最短距離で山頂の絶景を目指すなら、まずは成井登山口から歩き始めましょう!
ルート詳細



一般参道は階段が続きます。気持ち良い木漏れ日を味わいながら進みましょう。

「笹ユリの道」では所々で美しいササユリがお出迎え。この時期にユリを求めて散策しにやってくるハイカーも多いようです。

少しピンクがかったササユリ。中国・九州地方に群生しており、東日本では見られない貴重な種類。

岩肌が見えてきたら頂上まであと少し。階段道とは足元が変わるため、注意しながら進みましょう。

ようやく山頂の高御位神社に到着!

南側の斜面は高度感も抜群。六甲山や明石大橋、淡路島、天気が良い日には四国までも見渡せますよ。
爽快な岩登り 播磨アルプスコース

- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コース距離:約8km
- コースタイム:約4時間30分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場、雪渓、渡渉箇所のいずれかがある
・転んだ場合に転落・滑落事故につながる箇所がある
高御位山を登るならば、播磨アルプスコースは外せません。ゴツゴツとした岩場が続く、スリルある登山道。左右に広がる稜線歩きも楽しみのひとつで、初級者から中級者まで幅広いハイカーから愛されています。
コース詳細

鹿島神社が登山口の入口です。

鳥居を奥に進めばいつしか登山道に。参拝をして向かいましょう。

途中わかりにくい分岐も。こちらは左へ進みます。

目の前にそびえる百間岩は高御位山に来たら登りたいポイント。眼前に立ちはだかる岩肌が登山欲をそそります。

百間岩の後は気持ちいい眺望が続きます。天気の良い日はこれから歩く稜線道もくっきり。





下山後の立ち寄りたい周辺情報
登山後の疲れた身体にはやっぱり温泉が一番! 帰りに立ち寄りたい施設をご紹介します。加古川温泉 みとろ荘

・住所:加古川市上荘町井ノ口520
・電話番号:079-428-2004
・営業時間:10:00~22:00(受付21:00)
・料金:大人600円(小人300円)
加古川温泉 みとろ荘
華楽の湯

・住所:〒670-0940 兵庫県姫路市三左衛門堀西の町210
・電話番号:050-5847-7770
・営業時間:10:00~24:00(最終受付23:00)
・料金:平日大人900円、休日大人1,050円
華楽の湯
アクセス・駐車場情報
高御位山 駐車場(成井登山口)
【公共機関でのアクセス(大阪からの場合)】
JR神戸線「宝殿駅」から【かこタクシー】で「(成井)フロッシュ前」下車
【車でのアクセス】
(大阪からの場合)加古川バイパス「西井ノ口交差点」を右折、北西方向へ11分。
駐車台数:10~15台(無料)
鹿島神社駐車場(播磨アルプス登山口)
【公共機関でのアクセス】
JR山陽本線「曽根駅」下車後、神姫バスで「鹿島神社」まで。
時刻表検索はこちら
【車でのアクセス】
加古川バイパス「高砂北IC」から2号線で東へ10分
駐車台数:50台
播磨アルプスで天空の絶景を!

【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山してください。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに! ・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんでください。