スマホを使う登山者

『GPS地図アプリ』は現代の登山の常識! 使ってない人がしがちな13の誤解

2020/06/17 更新

あなたのスマホに登山用の地図アプリは入っていますか? もしまだ入れていないのなら、今すぐアプリをダウンロードしましょう! 地図アプリを入れるだけであなたのスマホは、登山用のGPS機として使えるようになり、道迷いで遭難するリスクが確実に減らせるのです。無料で使えるものも多くあり、今やスマホを持っているのに地図アプリを入れない理由は何ひとつない! と言っても過言ではありません。

アイキャッチ画像出典:PIXTA

「地図アプリ」は登山中にできる遭難対策です!

地図を見る登山者

撮影:YAMA HACK編集部

道迷いによる遭難は、残念ながら後を絶ちません。自分は大丈夫だと誰もが思っていても、ちょっとしたきっかけで、誰にでも道迷いは起こります。山岳保険も登山届けも重要ですが、それらは何かが起こってしまったときのためのもの。登山中にGPSが使えさえすれば、道迷いによる遭難のほとんどが防げるはずなのです。

あなたのスマホに地図アプリが入っていない理由は何?

地図アプリ

撮影:YAMA HACK編集部

今まで地図アプリを使っていなかった人には、それぞれになにか理由があるはずです。おそらくその多くは、GPSやスマホに対する“誤解”が原因ではないでしょうか。

地図アプリを敬遠しがちな人の誤解<超初心者編>

「同じ地図なら紙のほうが手軽。わざわざスマホで見る必要ないでしょ」

登山者(イメージ)

出典:PIXTA

地図アプリは、単に地図がスマホで見られるだけのものではありません。GPSによって常にスマホの地図上に、現在自分がどこにいるか、どちらの方向を向いているかが表示されます。紙の地図では起こりえる「あれ、今どこにいるのかわからない!」が、地図アプリを使えばなくなります。

「山の中では電波が通じないから、肝心なときに地図が見られないかも」

樹林帯

出典:PIXTA

いいえ、空が見えているところなら圏外でも使えます。名前を知らないようなマイナーな山でも、どんなに深い山奥でも大丈夫。GPSの受信精度や速度などは環境によって多少の差はありますが、ネットの通信状況には関係なく使えます。

「近くの山なら、スマホに入っている地図やGoogleマップで大丈夫」

googleマップ

撮影:YAMA HACK編集部(googleマップでは、登山道などは表示されない)

一般の地図アプリは、基本的にインターネットがつながるところで使う前提なので、圏外では地図が表示されません。また地図が見られるところでも、登山道の詳細や地図記号などの情報が記載されていないため、登山には不向きです。

「アプリの操作が難しい」

スマホを使い慣れていない人には、確かに面倒に思えるかもしれません。でも道迷いをしないために必要なのはいくつかの単純な操作だけ。いろいろやろうと思わず、まずは命を守るための操作だけを覚えましょう。

「手袋で使えないから、山でスマホは不便」

タッチペン操作

出典:PIXTA

確かに登山では寒いとき意外にもグローブをすることも多いですが、タッチペンを使えば問題は解決。地図アプリ以外でも、山ではスマホとセットで使うと便利です。

地図アプリを敬遠しがちな人の誤解<入門編>

「GPSは高い」

GPS機器

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少し前までは、GPSを使うには高価な専用機が必要でしたがが、現在はスマホがその代わりになります。アプリは無料か、かかっても数百円程度。事前にスマホに地図を取り込むための通信費が必要ですが、Wi-Fi環境で行えば問題なし。もちろんスマホ本体は買わなければなりませんが、すでに持っているならタダに近い値段で使えます。

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