日本一の標高差のある登山道「早月尾根(剱岳)」
富山県の北アルプス北部、立山連峰に位置する標高2,999mの「剱岳」。一般登山道としては日本トップクラスの山として知られています。
その中でも「早月尾根(はやつきおね)」は体力と経験が必要なコースで、その標高差はなんと2,296m!急登、岩壁のトラバース、鎖場を進み、落石等にも注意が必要なハードルートです。
日本一大きなカルデラ「屈斜路湖(藻琴山)」
カルデラ日本一の面積を誇る、阿寒摩周国立公園内の『屈斜路湖(くっしゃろこ)』。火山活動によりできた湖で、周囲は約57km、最大水深は約117mという広さ。透明度が高くとてもキレイな湖ですが、強酸性の温泉水を含んだ水とのことで魚はほぼいないようです。湖畔には温泉が豊富で、砂浜を手で掘るだけで温泉が湧出する珍しい湖です。
そんな「屈斜路湖」の外輪山にあたるのが「藻琴山(もことやま)」。北海道自然100選にも選ばれ、山頂から見える景色は息をのむ美しさ。また、山頂まで1時間ほどで登れることから、初心者やファミリーで気軽に登れる山としても人気です。
日本一標高が高い峠「三伏峠(塩見岳)」
南アルプスにある日本で一番標高が高い峠「三伏峠」。標高2,580m地点の三伏峠小屋までは、登山口から約3時間、南アルプスの自然に包まれながら気持ちよく歩けるコースです。
三伏峠からは、初心者にもおすすめの小河内岳コースや、本格登山が楽しめる塩見岳コースがあり、毎年多くの人が訪れる人気スポットとなっています。
ちなみに、車道峠(車で行ける峠)の日本最高所は山梨県と長野県の県境にある「大弛峠」です。
日本一の落差を誇る「称名滝(立山)」
富山県の立山連峰を源流とする「称名滝」。なんと落差は日本一の350m!立山連峰の雪解け水が大量に流れ落ち見事な迫力です。
立山連峰が生み出す絶景は国の天然記念物にも指定されています。マイナスイオンがたっぷりと感じられますよ!
「日本一」を制覇しよう!
自然豊かな日本。どんどんチャレンジしたくなる魅力的な山々が多くありますよね。次のお休みはどこへ出掛けますか?
たくさんある山の中から次はどこへ行こうかと迷ったら、新しい視点で登山先を決定してみるのも面白いですよね。自分のレベルや同行者に合わせて選定して行きましょう!